可変式のスーツケースVELO(ヴェーロ)の注意点・悪い点の話
パルどう@法人8期目 更新日:

可変式のスーツケースVELO(ヴェーロ)
伸縮してサイズを変えられる珍しいスーツケース。
ぱっと見は便利そうですが、デメリットが多いので注意。
問題点を語りたい。
1、VELOの仕様比較一覧表
状態 | 容量 (L) |
機内 持込 |
重量 (kg) |
縦 (cm) |
横 (cm) |
奥行 (cm) |
S | 40 | × | 4.7 | 47 | 39.5 | 27 |
M | 56 | × | 〃 | 60 | 〃 | 〃 |
L | 72 | × | 〃 | 72 | 〃 | 〃 |
3サイズに変更可能で、高さだけが変わります。
2、日本の航空会社は機内持ち込み不可能
奥行が27cmとオーバーしている。
公式の説明では
「3辺の合計は113.5㎝になのでほとんどの場合持ち込みが可能」
と書かれてありますが、各辺の制限もあるためダメです。
海外の航空会社は3辺の合計サイズだけが条件だったりするので、
VELOは海外の航空会社向けと考えていい。
おそらく、日本は25cm制限があるのを知らないのではないだろうか…
これがあるので正直、買う価値はほぼ無いと言える。
3、重量は重たい
当然ながら最大サイズ状態の重量で固定される。
最小状態で4.7kgとメチャクチャ重たいです。
普段は最小で使う予定の人は止めておいた方がいい。
可変できて便利ではありますが、マイナス面が大きすぎる。
最大状態でも4.7kgはやや重ため。
それでいて72Lしか無く、長期旅行には向いていません。
4、まとめ
JAL・ANAなどは機内持ち込み不可能。
そして重量が重たいデメリットが大きすぎる。
機内持ち込みできれば良いスーツケースだと思うのですが、
できないとなるとかなり無駄が多い。
日本での使用においては価値は低い。
そもそも、機内持ち込み前提ならフロントポケットタイプが良い。
スーツケースは場面に合わせて使い分けることをおすすめします。