MAIMO COLOR YOU Kei レビュー！評判のスーツケースをプロが検証
パルどう＠法人9期目 更新日：
「MAIMO COLOR YOU Kei」をレビュー！
「株式会社KURUKURU」の「MAIMO」の軽量シリーズです。
独自素材がどんなものかと気になったので買ってみた。
購入したのはSサイズ（機内持ち込みサイズ）で、カラーは「ライトベージュ」です。
「Plus」はブラックにしたので、今回は白っぽいのにしようかなと。
＜これ＞
＜関連＞
・MAIMO COLOR YOU Kei の話（plusとの違い、良い点・悪い点など）
・MAIMO COLOR YOU plus レビュー！評判のスーツケースをプロが検証
・当サイト代表のスーツケースガチ勢
１、外装箱レビュー
MAIMOとは違い黒色になっていないダンボール。
大きな汚れや変形等もなく、質も問題無し。
２、包装レビュー
かなり親切丁寧な梱包
カッター傷防止のダンボールの蓋があり、
発泡スチロールで本体が動かないように固定されている。
この価格帯のスーツケースでここまでするメーカーはほぼありません。
本体は不織布のカバーで包まれていました。
MAIMOオリジナルデザインのブラックがかっこいい。
ここはMAIMOシリーズ共通だと思う。
不織布の下はビニール袋でのカバー。
ここまで丁寧に包装するメーカーはほぼ無い。
だいたいは不織布かビニール袋のどちらかです。
MAIMOはなかなかに梱包が良く素晴らしい。
－－
おまけ（ラベル内容）
３、外観レビュー
デザインは「Plus」と同じ。
全く同じで、ただ本体素材が違うだけです。
もしかすると色合いは微妙に違うかもしれませんが、
今回はライトベージュを買ったのでそこは不明。
MAIMOの形状は四角くて奥行が大きい「太い」スーツケース。
太い方が詰め込みやすく、たくさん入れやすい傾向にあります。
ライトベージュも悪くない。
部屋に置くとけっこうおしゃれです。
本体素材は柔らかくて軽い「PRO」ですが、
PCとそう大差なく、言われないと気付かないレベル。
全然ペコペコじゃないです。質感も普通で悪くない。
４、ファスナー＆TSAロックの操作感
TSAロックはダイヤル式。最新仕様の「008」。
MAIMOは全部008なのが良いですね。
新商品でもまだ007を使うメーカーがあるので良いことです。
ファスナーも軽くて問題無し。
５、キャリーハンドルの操作感
1cm単位で調節できるキャリーハンドル。
どんな身長の人でもベストな位置に調節できる。
一般的には3段階調節なので、MAIMOはかなり優秀。
高級スーツケースでもそうそうない仕様です。
ぐらつき（遊び）はやや小さめで良い。
質感等は安っぽく高級感は無い。
ここは価格的に仕方ない。
持ちやすさとかも普通だなと感じます。
６、トップハンドルの持ち心地
軽く大きく膨らむので持ちやすい。
MAIMOのトップハンドルはとても持ちやすいです。
作りや素材等や安物感ありますが、よく考えられている。
手にしっくりきて心地良いです。
７、キャスターの操作性・静音性
キャスターは「HINOMOTO Lisof SILENT RUN」！
日本が誇るキャスターメーカー「日乃本錠前（HINOMOTO）」の超静音キャスターです。
これは本当に静かで操作性も耐久性も抜群。
スーツケース最高クラスと考えていい。
キャスターも「MAIMO COLOR YOU plus」と同じです。
交換可能でストッパー付き。
＜MAIMO COLOR YOU Keiキャスター静音性確認動画＞
＜比較用動画（典型的なうるさいキャスター）＞
MAIMOは口径も55mmと大きいのが良い。
機内持ち込みサイズは50mmが多いので最高です。
足で踏むタイプのキャスターストッパーを搭載。
ワンタッチボタン仕様と比べると使いやすさは圧倒的に劣る。
足で２つ踏む面倒さがあります。
ただ、レバーが大きいので踏みやすく、ストレスはほぼ無い。
※「Plus」の画像です。
付属の六角レンチ一つで簡単に取り外し・交換ができます。
ちゃんと緩み止めの加工もある。
８、USBポートをレビュー
Type-AのUSBポートを搭載
USBポートはTSAロック部にあります。
内側のポケットまでケーブルが繋がっていて、
そこにモバイルバッテリーを繋げて使います。
モバイルバッテリー側もType-Aのみ。
モバイルバッテリーを入れるポケットも使いやすい位置で良い。
ケーブルの質も悪くない。
こんな機能不要と思う方も多いと思いますが、
巨大なモバイルバッテリーを入れられるので便利です。
重たくてバッグに入れられなかったのを持っていけるようになる。
９、内装をレビュー
内装は「Plus」よりかなり劣る。
「kei」は軽量性を重視した内装仕様になっています。
仕切りも片面だけになり、生地の種類も変わっています。
「Plus」にはあった高級感は無くなり、やや安物感が出ている。
大きな写真の方がわかりやすいので、何枚か貼付します。
安物スーツケースでよくある基本的な仕様。
Xバンドも「Plus」より軽さを重視したものになっている。
よくある大型メッシュポケット仕様。
ファスナーの取手は滑り止めがあるデザインで引きやすい。
メッシュの質も悪くは無い。
ポケットがあるのが良い点。
仕切りの裏面にキャスター交換用の六角レンチを入れるポケットがあります。
鍵とかの小さいものを入れられるので便利。
合わせ面のカバーはしっかり縫って固定されてある。
MAIMOは仕上げも良い。
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内装のレビューは以上です。
1万円台のスーツケースとしては普通な内装と言える。
ここは「Plus」は生地の質なども良かったので、「kei」の劣る点です。
重量を取るか、内装を取るかといったところ。
１０、実際に荷物を詰めてみた感想
MAIMOはそこそこ大容量。
200匁のフェイスタオルをほぼ限界まで入れてみた結果、55枚入りました。
一般的なサイズだと50枚しか入らないので、55枚は大容量です。
この5枚の差はけっこう大きい。
「kei」は片面仕切りなので、「Plus」より容量はやや多い。
たくさん詰め込みやすいです。
１１、MAIMO COLOR YOU Keiを実際に転がして使ってみた感想
キャスターが静かで快適！
さすが「HINOMOTO Lisof SILENT RUN」。
MAIMOの共通仕様なので「kei」も静音性は同じ。
口径55mmと大きいので、大きめの段差もスムーズに超えられるのがまた良い。
「kei」の特徴はなんといっても軽いこと！
機内持ち込みサイズで実測値2.73kgだったので当然軽く感じます。
「Plus」は3.1kgなので差は歴然。
転がす分には変わりないですが、持つ時は「軽っ！」と思ってしまう。
その他使い心地は「Plus」と変わらない。
超多段調節できるキャリーハンドルに、持ちやすいトップハンドル。
使っていてストレスの無いスーツケースです。
本体素材は柔らかいですが、特に変な音も違和感も無い。
軽い分、使いやすさは「kei」が良いなと感じました。
１２、MAIMO COLOR YOU Keiの検証・レビューまとめ
| 項目 | 評価 | コメント |
| 容量 | 〇 | 平均より多めに入る |
| 重量 | ◎ | 実測値2.73kgと軽い |
| 包装 | ◎ | 固定バッチリ＆専用不織布カバー |
| キャリーハンドル | ◎ | 1cm単位で調節でき品質も悪くない |
| トップハンドル | ◎ | 大きく膨れて持ちやすい |
| ファスナー | 〇 | 軽くてスムーズ |
| TSAロック | 〇 | 問題無し |
| キャスター | ◎ | HINOMOTO Lisof SILENT RUN！ |
| 内装 | 〇 | この価格帯としては普通 |
| 仕上げ | ◎ | 糸のほつれ等見当たらず良い |
良い点（Good）
- ✔HINOMOTO Lisof SILENT RUN
- ✔キャスターストッパー搭載
- ✔キャスターの取外し・交換可能
- ✔この機能性でとても軽量
- ✔1cm単位で調節できるキャリーハンドル
- ✔持ちやすいトップハンドル
- ✔USBポート搭載
悪い点（Bad）
- ✕内装が軽量性重視で普通
- ✕USBポートにType-Cが無い
軽量で使いやすくなったMAIMO！
独自本体素材「PRO」は全く問題無さそうに思えます。
柔らかいといっても、通常素材とほとんど変わらない。
サムソナイトのCurvようなペコペコ感はありません。
内装はシンプルになっているのが「Plus」との違いと考えていい。
両面仕切りで収納性にこだわりたい人は「Plus」が良いだろう。
「kei」はシンプルな収納で問題無い人ならお得。
ただ、値段は高いのでそこは悩むポイントだろう。
軽いといっても400g～500g程度の差しかないので、
荷物を入れると誤差の範囲ではある。
男性なら重量は気にせず内装が良い「Plus」を総合的におすすめできるかなと思います。
「Plus」のレビューはこちら
・MAIMO COLOR YOU plus レビュー！評判のスーツケースをプロが検証
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Amazonで買う場合はこちらを確認
楽天市場の場合はこちらに稀にクーポンあり。
公式通販はあまり値引きはないが一応確認
＜解説記事はこちら＞
