ロジェールジャパンのスーツケース「oltimo」の良い点・悪い点を解説
ロジェールジャパンのoltimo
高機能・高性能が売りのオリジナルブランドです。
値段はやや高めですがおすすめできる。
現行品の4シリーズを解説します。
oltimoの仕様比較一覧表
品番 | 容量 (L) |
機内 持込 |
重量 (kg) |
縦 (cm) |
横 (cm) |
奥行 (cm) |
素材 | 定価 | 特徴 |
OT-0857-50 | 37 | 〇 | 3.1 | 55 | 34.5 | 24.5 | PC+ABS樹脂 | 22880 | フロントオープン HINOMOTO Lisof キャスターロック |
OT-0857-60 | 63 | × | 4.1 | 66.5 | 44 | 27 | PC+ABS樹脂 | 26180 | 〃 |
OT-0857-67 | 97 | × | 5.1 | 74.5 | 49.5 | 33 | PC+ABS樹脂 | 33880 | 〃 |
OT-0861-38 | 23 | 〇 | 2.6 | 45 | 34 | 20 | PC+ABS樹脂 | 22800 | HINOMOTO Lisof キャスターロック |
OT-0861-46 | 40/47 | 〇 | 3.2 | 51 | 39 | 25/29 | PC+ABS樹脂 | 24800 | 容量拡張機能 HINOMOTO Lisof キャスターロック |
OT-0861-65 | 102/115 | × | 5.3 | 70 | 56 | 31/35 | PC+ABS樹脂 | 29800 | 〃 |
OT-0869-49 | 38 | 〇 | 3.5 | 54 | 36 | 25 | PC+ABS樹脂 | 21450 | フロントオープン HINOMOTO Lisof キャスターロック |
OT-0869-57 | 59/67 | × | 4.6 | 63 | 40.5 | 29.5/33.5 | PC+ABS樹脂 | 24750 | フロントオープン 容量拡張機能 HINOMOTO Lisof キャスターロック |
OT-0875-49 | 38/44 | 〇 | 3.4 | 54 | 36 | 25/29 | PC+ABS樹脂 | 24200 | 〃 |
OT-0875-57 | 57/65 | × | 3.9 | 63 | 40.5 | 28/32 | PC+ABS樹脂 | 27500 | 〃 |
この4シリーズが現行品。
品番の番号が新しいほど新型です。
oltimoはどれも大容量なのが良い。
oltimoの共通仕様について
キャスターは「HINOMOTO Lisof SILENT RUN」を搭載!
日本の大手キャスターメーカー「日乃本錠前(HINOMOTO)」が開発した
ほぼ最高級となる静音キャスターです。
静音性も耐久性もスーツケース最高クラス。
参考:HINOMOTO Lisof SILENT RUN 静音性比較
安物キャスターとは比べ物にならない静音性です。
操作性も耐久性も良いので本当におすすめ。
合わせてキャスターロックも搭載。こちらもHINOMOTO製。
ワンタッチでロックできるので使い勝手が良い。
エスカレーターや電車などで便利です。
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では、各シリーズごとに解説します。
1、OT-0857
2WAYフロントポケットタイプ。
2通りの開き方ができるフロントオープン仕様のスーツケース。
通常の開き方もでき、上部だけを少し開けることもできる。
バスや電車で足元に置いている場合などに便利です。
Lサイズは仕様が変わり、フロントポケットが横に開くようになる。
片面開きスーツケースのようにも使うことができます。
「OT-0857」は容量も大きく重量も軽めで、基礎スペックは良い。
高機能でありながらフロントポケットが巨大なのも素晴らしい。
操作性も耐久性も良い優秀なスーツケースです。
それでいてキャスターロックも搭載しているので、
機能性としては最高クラスとなる。
この仕様としては値段も安めでコスパはとても良い。
デザインもかなり良いのでおすすめできる。
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2、OT-0861
大容量のスタンダードタイプ
四角い形をした珍しいスーツケース。
形だけで仕様としては普通です。
横幅が広く背が低いので、身長が低い人も扱いやすい。
またはバッグを乗せやすいというメリットもあります。
横幅が広くて奥行もあるので、容量はスーツケース最大級。
とにかくたくさん入れたい人におすすめできます。
静音キャスター&ストッパーも搭載しているので、
スタンダードタイプとしてはスペック最強と言える。
一番小さいサイズは「コインロッカーサイズ」となり、
駅にある300円のコインロッカーに入れることができます。
もちろんLCC、JAL・ANA100席未満へも機内持ち込み可能。
「46」と「65」サイズは容量拡張機能がある。
拡張後の容量は大きいため、この拡張は使えます。
機内持ち込みサイズが47Lになるのは強い。
重量はやや重ためですが、この容量なら許せる。
デザインは好き嫌いありますが、優秀なスーツケースです。
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3、OT-0869
フロントポケットからメイン収納へアクセスしやすくしたシリーズ。
大きなフロントポケットで収納性が良いのが特徴です。
ノートPCや大きめのタブレットも余裕で入る。
雑誌や新聞なども雑に入れられます。
そして上図の真ん中の収納方法が売り。
フロントポケット部からメイン収納にアクセスできます。
いわゆる「片面開きスーツケース」の使い方が可能です。
狭いスペースでも開閉できるため便利。
椅子の上なんかでも荷物の出し入れができます。
Mサイズのみ容量拡張機能があります。
4cmアップの8Lの容量拡張となる。
機内持ち込みサイズであるSサイズはこの機能はありません。
悪い点は「重量が重たい」こと。
機内持ち込みサイズで3.5kg、約60Lサイズで4.6kgはかなり重たい。
高機能なスーツケースのデメリットと言えます。
この機能性を求めないなら「OT-0857」の方が軽くて良い。
実際に購入したのでレビューしました。
・oltimo OT-0869 レビュー!評判のスーツケースをプロが検証
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4、OT-0875
「OT-0869」の機能性を変更したシリーズ。
デザインはほぼ同じです。
機能性を一部変更しているだけと考えて良い。
Sサイズは「容量拡張機能」を追加。
その他は同じですが、重量が100g軽くなっている。
「OT-0869」は重たかったため、全体的に軽量化を図っているのかもしれません。
Mサイズは「片面開き仕様」に特化しています。
本体中央は開きません。
これによりシンプルになり、重量が3.9kgと大幅に軽量化!
かなり使えるスーツケースになっています。
値段はかなり高くなっていますが、
総合的にはこちらの「OT-0875」の方がおすすめできる。
特にMサイズなら間違いなくこちらが良い。
まとめ
oltimoは高機能・高性能でおすすめできるスーツケース。
HINOMOTOの静音キャスター&キャスターロック搭載は強い。
これらが搭載されているというだけで1万5千円はするので、
oltimoはそこそこ安くて良いブランドと言えます。
どれも大容量というのも強い。
フロントポケットも大きいので、細かいものもたくさん入ります。
重量は軽くはないですが、高機能なので仕方ない。
そして、やはりoltimoはデザイン性の良さが売り。
実際に買ってみてわかりましたが、写真で見るよりはるかに良かった。
本体の質感もかなり良く質は抜群。
値段的にはメチャクチャ安いということはないですが、
これ以上は求めないほどの品質・仕様なので、買って後悔は無いブランドです。
oltimoはおすすめできます。