Vilgazz(ビルガゼ)のスーツケースの話(どこの国、フロントオープンの評判に無いこと等)

Vilgazzのスーツケース!
Amazonでスーツケースを検索すると必ず見るブランドです。
怪しいのは当然ですが、スペック的にも難あり。
そのところを語りたい。
1、Vilgazzはどこの国・会社?
Amazonでは「新干县和峰工贸有限公司」という中国の会社が販売。
ほぼ個人のような輸出業者のようです。
スーツケースを作っているメーカーでは無い。
安く仕入れて日本ので販売しているだけと思います。
楽天市場でも「Vilgazz」は複数のショップが販売されているため、
Vilgazzというブランドを作っているメーカーがあるのは間違いない。
典型的な怪しいブランドではある。
2、Vilgazzのフロントオープンタイプ仕様比較一覧表
<これ>
サイズ | 容量 (L) |
機内 持込 |
重量 (kg) |
縦 (cm) |
横 (cm) |
奥行 (cm) |
素材 |
S | 39 | 〇 | 3.3 | 53 | 40 | 23 | PC+ABS樹脂 |
M | 46 | × | 3.55 | 59 | 41.5 | 23.5 | PC+ABS樹脂 |
L | 65 | × | 4.45 | 65.5 | 45 | 27 | PC+ABS樹脂 |
数値が本当ならSサイズは合計116cmもあるため、
日本の航空会社の機内持ち込み条件に合っていません。
確実にアウトなので騙されてはいけない。
ただ、1cmオーバーなので測定間違いの可能性はあり。
その他アルミ風のフレームタイプなどもありますが、
全て日本の機内持ち込みサイズには合っていませんでした。
Vilgazzを選ぶなら預け入れとなるMサイズ以上にしたい。
怪しいブランドは海外向けのサイズであることが多いので、
Vilgazzもその中の一つかなと思います。
3、Vilgazzのスーツケースの良い点・悪い点
トップオープンタイプとしては高機能で安い。
15インチのPCも入る大容量が素晴らしい。
充電用のUSBもあり、ポケットも豊富。
内装も両面カバータイプで良いです。
重量がやや重ためなのが難点。
それ以外は表面上は悪い点は見えない。
日本の機内持ち込みサイズにさえ対応していれば最強に近い。
静音性は当然良くはないだろう。
激安といってもMサイズで1万円はするので、
もう少しお金を出して日本メーカー品を買うか迷うところだと思います。
4、まとめ
数値が本当ならSサイズは日本の航空会社の機内持ち込み非対応なので注意。
それ以外の仕様・機能性はこの値段にしては申し分ない。
全体的には安物感はありますが、さすがにそこは仕方ない。
表面上のスペックはとても重量以外は良いため、
Vilgazzは十分に選択肢に入ると思います。
フロントオープンタイプはSサイズが人気なのですが、
機内持ち込み不可だと出張用途としてほぼ使えないのが痛い。
Sサイズは車や電車で使う人が選びたい。