BERMAS（バーマス）のスーツケースの話（良い点・悪い点・評判など）

BERMAS（バーマス）のスーツケース

元々はドイツのブランドでしたが、
現在は日本の衣川産業株式会社のブランドです。
ドイツ製の頑丈さを受け継いでおり、昔から評判は良い。

値段はやや高いですが、高性能で理想的なスーツケース。
お金に余裕があれば検討して見てほしい。

種類とそれぞれの仕様などを解説します。

レビューはこちら

・BERMAS INTER CITY2 PRO レビュー！

・バーマス INTER CITY PLUS レビュー！

・バーマス ユーロシティ2 レビュー！

・バーマス ヘリテージ2 レビュー！

１、BERMASのスーツケース仕様比較一覧表

現行はこの9種類。
しかし初代HERITAGEはほぼ生産中止になっています。
もう店舗在庫品でしか購入できない。

「EURO CITY2」などの旧型も廃番になる可能性がありますが、
現時点は新サイズも登場するなど並行して販売中。
一応、旧型の購入はお早めに。

同じシリーズ名でも廃番になった品番があるため、
必ずこの新しい品番のものを買うようにしてください。
（この表に無い廃番品は仕様が古い）

２、BERMASのスーツケースの共通仕様

キャスターは「HINOMOTO Lisof SILENT RUN」を搭載！

日本の大手キャスターメーカー「日乃本錠前（HINOMOTO）」が開発した
ほぼ最高級となる超静音キャスターです。
静音性も品質もスーツケース最高クラス。

参考:HINOMOTO Lisof SILENT RUN 静音性比較

安物キャスターとは比べ物にならない静音性です。
操作性も耐久性も良いので本当におすすめ。

合わせてキャスターロックも搭載。

ワンタッチでロックできるので使い勝手が良い。
エスカレーターや電車などで便利です。

＜BERMAS キャスターストッパー説明動画＞

こちらの「HINOMOTO」製で、キャスターとセットになっているもの。
多くの他社でも採用されており実績十分。
とても性能が良いです。

－－

この価格帯だと搭載していて当たり前のキャスターではあります。
エースなどの他社も使っています。

３、HERITAGE

スタンダードなシリーズ。
現在は生産終了。

フレームタイプが2サイズ、ジッパータイプが3サイズ。
ジッパータイプのみUSBポートを搭載しています。
それ以外は特徴は無く、ごく普通なスーツケース。
その分値段も安く、バーマスとしてはコスパが良い。

容量も多めで重量も軽い。
悪い点はほぼ無いスペック優秀です。

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４、HERITAGEⅡ

2024年2月に登場のHERITAGEⅡのリニューアルモデル。

デザインはほぼ同じで、下記の違いがある。

・アンダーハンドル（ボトムハンドル）の追加
・トラベルセントリーIDの追加
・本体素材がPCからPC+ABS樹脂に変更
・重量がやや重たくなった
・価格が20%ほどアップ

約20%の値上げが痛い。
無駄に高くなった改悪とも捉えることができる。
その分仕様は良くなっているので、今買うならこちらがおすすめ。

詳細の解説記事はこちら

・BERMASのHERITAGEとHERITAGEⅡの違いの話 #ヘリテージ

レビューはこちら

・バーマス ヘリテージ2 レビュー！評判のスーツケースをプロが検証

・HERITAGEをAmazonで見る
・HERITAGEを楽天市場で見る

５、INTER CITY

バーマスの主力のフロントポケットシリーズ。

サイズ・形状が豊富で、主にビジネス用途です。
22Lサイズは駅にある300円程度のコインロッカーに入るサイズ。
また、LCC、100席未満のJAL・ANAへの機内持ち込みも可能。

ボトムハンドルを搭載しており、荷物スペースに入れやすい。
豊富なポケットなど高機能なだけに容量はやや少な目なのが難点ですが、
機能性は最高峰のスーツケースと言える。

６、INTER CITY PLUS

高機能版「INTER CITY」。

INTER CITYの機能性を良くしたシリーズ。
荷物をかけるフック、ドリンクホルダーを搭載。
その分、容量も重量も値段もやや悪くなっています。

サイズは機内持ち込みサイズのみ。
優秀な出張用スーツケースが欲しい人におすすめです。

レビューはこちら

・バーマス INTER CITY PLUS レビュー！評判のスーツケースをプロが検証

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７、INTER CITYⅡ

仕様が良くなったINTER CITY。

INTER CITYが2025年2月にリニューアル。
重量は重たくなってしまいましたが、
超多段調節のキャリーハンドルや60mmキャスターなど仕様が向上。

値上げになったのは残念ですが、
お金に余裕があればこちらを買いたい。

・バーマス INTER CITYとINTER CITYⅡ・PROの違いの話（良い点・悪い点）

８、INTER CITYⅡ PRO

フロントポケットがワンタッチで開く仕様に。

高機能版のINTER CITYⅡです。
主な違いはワンタッチで開くフロントポケット。
そしてポケット部の仕切りが外れること。

利便性はとても良くおすすめできる。
詳細はレビューを見て下さい。

・BERMAS INTER CITY2 PRO レビュー！評判のスーツケースをプロが検証

９、EURO CITY II

容量拡張機能搭載のフロントポケットタイプ。

サイズは機内持ち込みサイズ、MLサイズ、LLサイズの3種類。
容量拡張すると機内持ち込みサイズでも45Lとかなり大きくなる。
なお、容量拡張後は機内持ち込みできないので注意。

特徴は内装がシンプルという点。
フロントポケットは独立しておらず、メイン収納と繋がっています。
本体の半分が丸々ポケットという感じです。
メイン内装もポケットは少ない。

ボトムハンドルも無いことから、容量は大きい。
容量拡張前で38Lは機内持ち込みサイズとしては大きめ。
それでいて重量も3.1kgと、フロントポケットとしては軽い。

本体素材はやや劣り、「PC+ABS樹脂」となっています。
他のシリーズは「PC+」という素材で高品質アピールしていますが、
こちらは素材のアピールは無い。

収納性等は悪いですが数値的なスペックは優秀。
容量を重視するならこちらが良い。

レビューはこちら

・バーマス ユーロシティ2 レビュー！評判のスーツケースをプロが検証

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１０、EURO CITYⅢ

収納性にこだわったニュースタイル。

本体の中央は開かない「片面開き」仕様になっています。
フロントポケットとしての機能もあります。
特徴的なのはサイドポケット。小物の収納性・取り出しがより便利に。
背面にはドリンクホルダーも搭載されています。

その代わりフロントポケットのサイズが小さくなり、
キャスターも足踏み式に改悪になっている、
正直、サイドポケットに魅力を感じない人にはおすすめできない。

自分はこれは買わないかな…

・バーマス EURO CITY2とEURO CITY3の違いの話（良い点・悪い点）

１１、TRAVEL SMART

価格を抑えたエントリーモデル。

キャスターとキャスターロックは同じですが、
USBポートが無い、ポケットが少ない、安いハンドルなど、
仕様を落としてバーマスとして最低限な仕様になっています。

Sサイズは奥行が25cmと限界サイズで、太い形状です。
容量が37Lと大きいのが良い点。

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１２、BERMASのスーツケースの評判について

ビジネス用（出張等）に評判が良い。

デザイン的にもビジネス用途を重視しています。
癖の無いシンプルなデザインなので、万人に受け入れられています。
ドイツらしいデザインが良いですね。

昔から機能と性能にこだわっており、現時点でも最高クラス。
これもあり、使用して悪い評判が出ることもないのだろう。
実際、品質もとても良いです。

その分スーツケースとしては値段はやや高めの部類になりますが、
バーマスはその価値はあると言えます。

１０、BERMASのスーツケースまとめ

バーマスは機能も品質もスペックも優秀なスーツケース。

スーツケースとしては完璧と言える。
この手の高機能なタイプは重量が重たくなりがちですが、バーマスは軽い。
容量も悪くないのが素晴らしい。

品質もとても良く、さすがはベテラン日本メーカーと感じる。
値段は高くコスパが良いとは言えないため、
お金に余裕があるならおすすめできるブランドです。

3万円前後のスーツケースとしては一番おすすめ。

バーマスのレビューはこちら

・BERMAS INTER CITY2 PRO レビュー！評判のスーツケースをプロが検証

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