Leeのスーツケースの話(どこの国・会社?良い点・悪い点など)

  パルどう@法人9期目 更新日:
Leeのスーツケース

Leeのスーツケース

デニムでお馴染みのブランド。
元はアメリカのブランドですが、いろいろと分裂して日本法人は「エドウィン」が買収。
このスーツケースはその「リー・ジャパン」との提携品だと思います。

良い点・悪い点などを解説します。

1、Leeのスーツケースはどこの国・会社?

Leeのスーツケースはどこの国・会社?

日本の「株式会社三洋」が企画・生産。

バッグの会社として1951年に創業した老舗です。
「wise:ly」などオリジナルブランドも豊富にありますが、
アパレルブランド版権のバッグ類の生産もしておりLeeもその中の一つ。

「当社(株式会社三洋)がLeeの国内版権元と販売契約を結んで販売するオリジナル商品です。」

と記載あるため、おそらく「リー・ジャパン」と提携して作ったもの。
「Leeというブランドでスーツケースを作らせて!」という感じです。

スーツケースはあまり有名ではない。
そう人気も無いよう思います。
一応はスーパーの衣料品売場やバッグ屋で見かける。

公式HPに取り扱いブランド・商品の一覧があるので見てみてください。

公式HP:株式会社三洋

2、Leeのスーツケース仕様比較一覧表

Leeのスーツケース GALAXY Ⅱ GALAXY3 Journey

シリーズ名 品番 サイズ 容量
(L)
機内
持込
重量
(kg)

(cm)

(cm)
奥行
(cm)
3辺
の和
本体
素材
合面 キャスター
ストッパー
定価
GALAXY2 320-9010 S 38/47 3.3 53 37 25/31 115 ABS樹脂+PC ジッパー × 16,280
320-9011 M 52/64 × 3.8 60 41 26/32 127 × 18,480
GALAXY3 320-9040 S 35/41 3.1 53 38 24/28 115 18,480
320-9041 M 52/60 × 3.7 61 43 26/30 130 20,680
Journey 320-9020 S 37 3.2 53 35 25 113 × 19,580
320-9021 M 53 × 3.9 61 40 27 128 × 21,780

現行品は2種類。
どのシリーズもLサイズは無く、SとMサイズのみ。

初代「GALAXY」と「GALAXY2」は廃番になっています。
そう考えるとわりと人気のスーツケースなのかもしれない。

3、GALAXY Ⅱ

Leeのスーツケース GALAXY Ⅱ

デニム柄がおしゃれなLeeらしいスーツケース。

白色以外は「デニム柄プリント」となっており、
特にブルーはLeeらしいデザインに仕上がっています。
内装は共通で「Leeオリジナルバンダナ柄」となっています。

容量拡張機能を搭載しており、
Sサイズ(機内持ち込みサイズ)の場合は基礎容量38L、拡張後47Lとかなり優秀。
容量はスーツケース最大クラスです。

Mサイズは基礎容量が52Lと少ないのがいまいち。
拡張すると64Lと良いので、拡張前提で使うことになりそうです。

Leeのスーツケース 共通仕様について(キャスターの解説)

キャスターはごく普通なもの。

静音タイプでもなく、キャスターロック機能も無い。
口径も50mmと普通です。
この価格帯としてはいまいちなキャスターと言える。

悪い点としては、Sサイズで3.3kgと重量がやや重ためなこと。
容量拡張機能がある分重めになっている感じです。
ただ、この程度なら大きなデメリットではない。

デザイン優秀で容量も多い良いスーツケースだと思います。
廃番ですが、2025年2月時点はまだ売っている店をよく見かけます。
どちらかというと新型のGALAXY3を見かけない。

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4、Journey(ジャーニー)

Leeのスーツケース フロントオープンタイプ

大きいフロントポケットを搭載。

外観はLeeらしくはなく、内装の「Leeオリジナルバンダナ柄」のみ。
この点からもLeeブランドとしては微妙と感じてしまう。

大きく開くフロントポケットが特徴ですが、PC収納スペースは無い。
入るのは入りますが、クッション等は無いので工夫が必要です。

Sサイズ(機内持ち込みサイズ)で容量37L、重量3.2kgとやや良い程度。
Mサイズは容量53L、重量3.9kgといまいち。
数値的にはSサイズが優秀です。

これという優秀な点がないため、
Leeというブランド、内装柄が気に入った人が選びたい。

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5、GALAXY 3

Leeのスーツケース GALAXY Ⅱ

GALAXY2の後継機。

デザインが今どきのスーツケースらしくなった。
一応はデニム柄がうっすらとあり、Leeらしくなっています。
パーツ類も本体カラーと統一しているので見た目が良い。

キャスターがストッパー付きになりました。
よくある中国メーカー製の汎用的なタイプ。
静音性はあまり良くないと思います。

容量拡張機能はありますが、拡張幅は6cmから4cmと小さくなった。
基礎容量も若干減ってしまったのが悪い点。
Sサイズで横幅38cmと、かなり横長な形状になっています。

重量は軽くなったのが良い点。
GALAXY2は重ためだったのが、GALAXY3では普通な重量に。

内装は完全両面仕切りに変更され、GALAXY2より安い仕様になった。
それでいて値上げされているのも悪い点。

とはいえ、買うなら新型であるGALAXY3が良いだろう。
悪くなっている点は少しありますが、ストッパー付きは便利です。

6、まとめ

Leeらしいデザインが売りのスーツケース。

数値は悪くはないですが、機能性はシンプルで値段も安くは無い。
完全にLeeが好きな人向けのスーツケースかなと思います。
コスパなど無視してデザインで選ぶタイプです。

安くなっていたら買ってもいいかなと思う。

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