無印良品の圧縮トラベルポーチをレビュー!(2024年新型)
「無印良品の圧縮トラベルポーチ」をレビュー!
2024年夏頃に販売が無くなったのですが、新商品として11月に復活。
旧型はいまいちに思って買いませんでしたが、
今回は期待して発売初日に通販で購入しました。
購入したのは「S・Mサイズ」、カラーは「グレー・ダークグリーン」。
他社品との比較も交えてレビューします。
1、届いた!
他にもトラベルポーチを購入したのでダンボールで届く。
無印良品らしいデザインで好き。
いろいろまとめてビニール袋に入っていたので、
袋から出して単体として撮影。
店舗だとこの状態で売っています。
左がMサイズ、右がSサイズ。
かなり大きさの差があります。
これは無印良品のトラベルポーチの共通サイズで、
圧縮ではない普通のトラベルポーチもこのサイズです。
正式名称は「仕分けケース 圧縮タイプ」。
通販でのジャンルは「トラベル」なので、トラベルポーチでいいはず。
素材はポリエステル。
トラベルポーチでカンボジア製というのは珍しい。
洗濯可否の記載は無し。
素材的に手洗いはできると思いますが自己責任。
仕様としては旧型とほぼ同じ。
旧型を買っていないので記憶頼りですが、色以外の違いがわからない。
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ただ大きさが違うだけなので、
Sサイズメインでレビューします。
2、外観レビュー
控え目なツートーンカラーがおしゃれ。
それぞれ引手がダブルで紐付きというのが良い。
あまり魅せないところが無印良品らしい美しさ。
片面はメッシュ仕様。
中身が良く見える細目のメッシュです。
裏面は普通。
ポリエステルらしい質感と見た目です。
中央にあるのが圧縮用のファスナーです。
普通な仕様、普通なファスナーで特別に良くはない。
収納面のファスナーです。
こちらもごく普通。動きもスムーズで問題無し。
内部は圧縮トラベルポーチの基本的な構造。
ダイソー等と変わらない。
端部は補強されている。
縫製も綺麗で粗悪ではない。
こちら側のスライダー裏側に黒い汚れが付着していた。
端の処理も綺麗にやっています。
外側は二重に縫われていて良い。
合わせ面は一重で補強無しと普通。
圧縮用ファスナー部の裏面。
やや糸のほつれがあるが綺麗にしっかり縫えている。
縫製は全体的に良い。
粗悪さは感じません。
生地は薄いですがポリエステルなので、中身が空でも立てられる。
ファスナーを全部開けるとこんな感じ。
全体的にシワは目立つ。
かなりペラペラです。
一応反対側も紹介。
メイドインカンボジアのタグがあります。
数字等の意味はわからない。
Mサイズも同じ。
ポリエステル生地は薄い。
その分軽量なのが良い点。
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圧縮トラベルポーチとしては普通な仕様。
縫製は良く粗悪感は無い。
Sサイズ1,490円としては及第点。
お値段以上という感じはしない。
3、荷物を入れて圧縮してみた
まずサイズ感ですが、2回畳んだフェイスタオルは入りません。
3回畳んだフェイスタオルがぴったり入る大きさ。
このサイズで作っているのでは?と思う。
今回はこれで圧縮していきます。
片面に7枚入ります。
このあたりは他社のSサイズの圧縮トラベルポーチと変わらない。
合計14枚入れた状態です。
圧縮のことを考えるとこれが限界。
張った状態だと縫製がやや悪く見える。
美しさはあまり無い。
真上から見た図。
中央のファスナーを閉めていきます。
体重で押さえて閉めていきます。
個人的にはこれが一番やりやすい。
もちろん普通に手で押さえてやっても良い。
圧縮完了!
生地がファスナーに噛みこむことなく、スムーズに圧縮できました。
紐があるので引っ張りやすいのが良い。
圧縮性能は普通。
他社品もだいたいこんな感じです。
圧縮状態での縫製具合はまずまず。
ポリエステルだからかシワは目立つ。
そのため美しさは無いかなと思う。
しっかり縫えてはいますが、
外側の縫製がどうも美しくないのが気になる。
メッシュなので中身がはみ出てきます。
衛生的に良くないので、個人的にはメッシュは嫌い。
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圧縮トラベルポーチとしては十分に使えます。
ものすごく良いということは無いですが、悪くもない。
全部紐付きのファスナーというのが良い点。
4、普通のトラベルポーチとの比較
右は無印良品の「ポリエステルたためる仕分けケース」です。
サイズは同じ。タオルが入っている枚数も同じ。
圧縮トラベルポーチはこれだけスリムになる。
タオルは圧縮率が低いので、セーターとかならもう少し差が出ます。
やや重たくて値段も高いですが、
使うなら圧縮トラベルポーチがおすすめ。
5、Mサイズの圧縮状態
Mサイズは2回畳んだフェイスタオルがぴったり入る大きさ。
2回折りなので片面に14枚入ります。
合計28枚入れた状態。
縫製具合等はSサイズと同じ。
圧縮作業は問題無し。
Mサイズも問題無し。
グリーンカラーの方がなんとなく好き。
6、無印良品のスーツケースに入れてみた
Sサイズ(36L)の無印良品のスーツケースに、
Sサイズの圧縮トラベルポーチを入れた図です。
かなり上にはみ出ていますが閉めることはできる。
下側は普通のトラベルポーチ。
無印良品のスーツケースに合わせて作ってあると思うので、
並べて入る寸法になっています。
ただし、圧縮トラベルポーチは下側に配置できない。
キャスターの出っ張りがあるので、
パンパンに張った圧縮トラベルポーチは対応できない。
普通のトラベルポーチなら柔軟なのでいける。
ということもあり、この並べ方なら圧縮ポーチを2個入れられる。
圧縮ポーチはちょっと扱いが難しい。
普通のトラベルポーチも併用しての工夫が必要です。
Mサイズは横向けには入らない。
75Lサイズのスーツケースなら入ると思います。
縦向けに入れても微妙なサイズ感。
Mサイズの圧縮トラベルポーチはSサイズのスーツケースには適さない。
NGパターン。
Sサイズのスーツケースの場合は両面に入れると閉まりません。
そのため圧縮トラベルポーチは片面だけに使います。
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普通のトラベルポーチなら並べて入れられて、
かつ両面に入れても閉めることができる。
圧縮トラベルポーチは硬くなるのでそれができない。
完全に上位互換というわけではないので注意です。
7、他社品の圧縮トラベルポーチとのサイズ比較
右は「atRise」というブランドです。
通販で売っているものはだいたい大きさが統一されており、
Sサイズといえば右側の大きさ。
無印良品のSサイズは高さが小さい。
横幅と奥行はほぼ同じです。
これはMサイズでの比較。
逆に無印良品の方が大きい。
という感じで無印良品のトラベルポーチはサイズが特殊です。
他社品のSサイズだと横に並べて2個入れることになる。
どちらが良いか?というのは無く、
使用するスーツケースに合わせて選びたい。
圧縮状態での比較。
右の「atRise」はナイロン製。
圧縮性能は変わりません。
8、シャツを入れる場合のサイズ感
Sサイズの圧縮トラベルポーチに、
メンズのLサイズのTシャツを入れた図です。
普通の畳み方では入らない。
上手く畳めば入りますが、これ以上畳むと折り目がまずい。
インナーならいいですが、そうでないシャツはダメだ。
シャツを入れるなら丸めるのが一番良いと思います。
片面に4枚は入れられる。
他社品のSサイズならなら許容範囲な畳み方でなんとか入る。
丸めるのが嫌な人は他社品の方が良い。
Mサイズなら基本的な畳み方のシャツが入る。
汎用的に使いやすいサイズです。
LサイズのTシャツはやや大きめなので、Mサイズでぴったりだと思う。
9、撥水性能を確認
生地に撥水性があります。
水をかけても水玉になって転がっていく。
1分くらい放置しても記事まで水が浸みることは無かった。
撥水性能は良い。
ただしファスナー部は撥水性・防水性は無いので多量に濡れると浸みます。
ちょっとした事故防止ができる程度に考えたい。
10、重量測定結果
Sサイズ:94g、Mサイズ:134gと軽い。
他社品ならSサイズで110g程度。
無印良品は生地が薄く、片面がメッシュなので軽い。
軽くて薄いのでトラベルポーチの実用性としては優秀。
メッシュではないダイソーの圧縮トラベルバッグは93g。
この重さはほぼ最軽量です。
11、無印良品の圧縮トラベルポーチのレビューまとめ
無印良品の圧縮トラベルポーチはサイズが魅力。
他社品と違うオリジナルなサイズ感。
特に無印良品のスーツケースに合うのが良い点です。
買うとすればこの点だけかなと思います。
Sサイズは小さいので入れられるものが限られる。
個人的にはちょっと扱いづらい。
タオルや下着用として使うことになるだろう。
Mサイズはシャツが入れやすい大きさなのは良い。
Mサイズ以上のスーツケースなら横向けに入るのでぴったり。
サイズ感はとても良いと思います。
ただ、他社品のLサイズでも良いというのはある。
約1500円としては作りは普通。
粗悪ではないが、ちょっと割高感はある。
無印良品なのでやはりコスパ的には良くない。
片面がメッシュというのも個人的に好きではない。
上着や靴下とかなら良いですが、タオルは入れたくないなと思う。
入れるならビニール袋に入れたい。
個人的な好き嫌いで語りすぎていますが、
こんな感じの選び方になるかなと思います。