BRIEFINGのスーツケースの話(良い点・悪い点)

BRIEFINGのスーツケース!
ブランドとしては有名ですが、スーツケースとしてはマイナー。
現行のハード型3種類、ソフト型2種類。
当然ながら値段はお高い。
ハード型の良い点・悪い点などを解説します。
1、BRIEFINGのスーツケース仕様比較一覧表
名称 | 品番 | 容量 (L) |
機内 持込 |
重量 (kg) |
縦 (cm) |
横 (cm) |
奥行 (cm) |
3辺 の和 |
素材 | キャスター ロック |
合面 | 定価 | |
廃番 | H-34F SD + | BRA231C76 | 34 | 〇 | 3.33 | 55 | 36 | 24 | 115 | PC | 〇 | ジッパー | 62,700 |
廃番 | H-60F SD | BRA221C40 | 60 | × | 4.28 | 63 | 46 | 27 | 136 | PC | 〇 | ジッパー | 72,600 |
現行 | H-34F SD NEO | BRA231C90 | 34 | 〇 | 3.51 | 53 | 36 | 24 | 113 | PC | 〇 | ジッパー | 63,800 |
現行 | H-37 SD NEO | BRA241C72 | 37 | 〇 | 3.00 | 52 | 34 | 22 | 108 | PC | 〇 | ジッパー | 59,400 |
現行 | H-60F SD NEO | BRA231C91 | 60 | × | 4.54 | 63 | 46 | 27 | 136 | PC | 〇 | ジッパー | 72,600 |
現行 | H-35 HD | BRA191C04 | 35 | 〇 | 3.90 | 52 | 37.5 | 25 | 114.5 | PC | × | フレーム | 73,700 |
現行 | H-98 HD | BRA191C05 | 98 | × | 5.90 | 71 | 52.5 | 31 | 154.5 | PC | × | フレーム | 97,900 |
ジッパータイプ(SD)とフレームタイプ(HD)。
「F」は「フロントポケット」という意味です。
2、BRIEFINGのスーツケースの共通仕様
静音キャスター
「HINOMOTO Lisof SILENT RUN」を搭載!
日本の大手キャスターメーカー「日乃本錠前」が開発した
ほぼ最高級となる静音キャスターです。
静音性はバッチリと考えていい。
参考:HINOMOTO Lisof SILENT RUN 静音性比較
安物キャスターとは比べ物にならない静音性です。
操作性も耐久性も良いので本当におすすめ。
キャスターストッパー(ジッパータイプのみ)
ワンタッチ式のキャスターストッパーを搭載。
こちらも「日乃本錠前」製です。
「HINOMOTO Lisof SILENT RUN」とセットになっており、
多くのメーカーが採用していて実績十分。
このセットが搭載されているのはBRIEFINGのとても良い点です。
このキャスターロックはジッパータイプ(SD)のみ搭載。
フレームタイプ(HD)には搭載されていません。
本体素材
どのシリーズもPC100%。
全てポリカーボネート(PC)を使用。
軽くて丈夫なスーツケースの基本となる素材です。
樹脂(プラスチップ)本体としてはPC100%が一番丈夫。
ここはスーツケースとして普通なので、特別良い点では無い。
3、ジッパータイプ(SDシリーズ)
キャスターロックも搭載した高機能シリーズ。
スタンダードタイプの「H-37 SD NEO」と、
フロントポケットタイプの「H-34F SD NEO」「H-60F SD NEO」。
この3つが今の現行品です。
フレームタイプと違い光沢のある表面。
ブリーフィングらしいミリタリー感は控え目。
スタンダードタイプは3.0kgと標準的な重量ですが、
フロントポケットタイプはSサイズで3.5kg、Mサイズで4.5kgと重ため。
軽いスーツケースを求めている人には向いていない。
高級品で仕様が良いため、重量が重たくなるのは悪い点。
ジッパータイプの内装は明るい雰囲気。
ここはさすが高級品。立派な内装です。
右側の仕切りは取り外し可能で、単体で利用できる。
ホテルでかけて使うと便利(ホテルウォールポケット)。
フロントポケットはメイン収納にアクセス可能。
これは最近のスーツケースではよくある仕様なので珍しくは無い。
メイン収納もポケットのようにして使うことができます。
大型のPCなどもこうすれば出し入れ可能。
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ジッパータイプは今どきの機能を盛り込んでいます。
新型の「NEO」でとても良くなった。
性能・機能性としては100点と言える。
値段が安かったら最高のスーツケースです。
4、フレームタイプ(HDシリーズ)
ミリタリー感あるBRIEFINGらしいスーツケース。
一目でBRIEFINGとわかるデザイン。
マット塗装でミリタリー感を出しています。
フレームなのでがっしりした見た目も良い。
「H-35 HD」と「H-98 HD」はサイズ違いなので仕様はほぼ同じ。
フレームタイプなので重量はとても重たい。
そのため男性にしかおすすめできません。ここが最大の悪い点。
内装も力強いデザイン。
両面に太くかっこいいクロスバンドがある。
この仕様はあまりなく、BRIEFINGのこだわりが見える。
とてもかっこいい。
左側はジッパー型と同じく取り外し可能な仕切り。
「H-98 HD」はハンガーも付いています。
ミリタリーデザインなハンドルが素敵。
各パーツに「BRIEFING」のロゴがあるのが素晴らしい。
ここまで主張の激しいブランドはそうそう無い。
この赤文字がカジュアル感、ミリタリー感を出していてまた良い。
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HDシリーズはフレームタイプなので重たく機能性も劣りますが、
BRIEFINGらしさを求める人ならこちらだろう。
一番大きいサイズは重量が約6kgと重たいので注意。
容量も約100Lなので荷物を入れると女性は持てない。
5、まとめ
BRIEFINGらしさ全開のスーツケース。
デザインだけでなく、性能も機能性もとても良い。
ぱっと見でBRIEFINGとわかるデザイン、
ハンドルや内装にもBRIEFINGらしさを詰め込んでいます。
高品質なナイロンを使った内装も良いなと感じます。
BRIEFINGらしさならフレームタイプが圧倒的に良い。
ジッパータイプはよくあるスーツケース感がありますが、
フレームはタイプBRIEFINGにしかないデザイン。
重たくてキャスターロックが無いのは難点ですが、自分ならこれを選ぶ。
キャスターが「HINOMOTO Lisof SILENT RUN」なので、
静音性も抜群で操作性・耐久性もバッチリ。
高いだけある良いスーツケースです。
とはいえ、やはりブランド品なので高すぎる。
ノーブランドで作ったなら4万円程度のものだと思います。
BRIEFINGが好きな人にだけおすすめできる。
6、BRIEFINGのスーツケースを買うならどこがいいか?
公式通販もありますが、定価で特典等も無いためお得ではない。
Amazon等の通販サイトで購入することをおすすめします。