VELSKYF VEL 4 Pro. レビュー!評判のスーツケースをプロが検証
著者: パルどう@スーツケース100台以上所有
更新日:
- ✔企業からの商品提供・広告案件は一切なし
- ✔全て自腹購入。100台以上の検証レビュー
- ✔マイナーブランドも網羅した視野の広い情報
「VELSKYF VEL 4 Pro.」をレビュー!
「VELSKYF」は「現役CA監修」が売りの格安スーツケース。
静音性がとても良く、当サイトでおすすめしています。
2026年3月に4代目の「VEL 4 Pro.」が登場したので買ってみた。
2代目の高性能・高機能版です。
購入したのはSサイズ、カラーは「ブラック」。
プロとして完璧にレビューしたい。
結論
主な良い点(Good)
- ✅足踏み式ストッパー付きサスペンションキャスターが静音性抜群(-9.0dB)
- ✅両面仕切り&両面Xバンドの内装
- ✅約5cmの容量拡張機能を搭載
主な悪い点(Bad)
- ❌3辺の和が実測値115.5cmで機内持ち込み不可サイズ
- ❌ストッパーがやや踏みにくい
- ❌キャリーハンドル収納状態でUSBポートが使えない
<他のVELSKYFのレビューはこちら>
・VELSKYF(ベルスカイフ)レビュー!評判のスーツケースをプロが検証
・VELSKYF(2024年新型)レビュー!評判のスーツケースをプロが検証
・VELSKYF VEL 3 Pro. レビュー!評判のスーツケースをプロが検証
<製品説明記事はこちら>
・VELSKYFのスーツケースの話(どこの国・会社?悪い点・良い点)
★5評価のスーツケースはこちら- ・スーツケース100台以上自腹購入&所有
- ・大手メーカーでのモノづくり経験も強み
- ・1万枚の写真で忖度なしのレビュー
- ・総額40万円の測定機材で正確な検証
1、外装箱レビュー
初代からほぼ変わらないVELSKYFのデザイン。
「ものねる株式会社」が中国OEMで作っているスーツケースです。
表記が丁寧なのはとても良い。
少しだけ変形はありますが、全体的には綺麗な状態。
ダンボールは2重で厚みがあり問題は無し。
2、包装レビュー
普通な構造のダンボールで、保護材・固定材無い。
カッターを使うと傷が付く可能性があるので要注意。
本体はビニールカバーのみと、最低限な包装です。
ビニールカバーを外した状態。
各ハンドルにビニールの保護有り。
ラベル等は無し。
良い包装・梱包ではないですが、この価格帯としては特に問題無し。
3、外観レビュー
ほぼVELSKYF2代目と同じデザイン。
縦ストライプのリブと4角のコーナーパッドが特徴。
中国OEM品らしいデザインです。
そのためぱっと見で安物とすぐわかってしまう。
ここは1万円以下のスーツケースなので仕方ない。
2代目のデザインほぼそのままに高機能化。
容量拡張機能が追加されたのでファスナーは2重になり、
そこのデザインの違いが一番大きい。
容量拡張部のファスナーの歪みは大きめで、本体が5mmほど傾いている。
これも価格的に仕方ない。この価格での容量拡張は基本的に歪みがある。
まだマシな方なので悪い評価にはならない。
最悪だったのは、コーナーパッドの取り付け不良。
コーナーパッドの取り付け不良
1つのコーナーパッドが外に浮いた状態で固定されている。
完全に返品レベルの取り付け不良です。
指が当たると切れて怪我する可能性が高く、メーカーとして絶対やってはいけないミス。
これはたまたま悪いやつが届いただけと思います。ついてない。
寸法測定結果
| 高さ (cm) |
横 (cm) |
奥行 (cm) |
3辺 の和 |
|
|---|---|---|---|---|
| 公称値 | 54 | 37 | 23.5 | 114.5 |
| 実測値(最大) | 53.6 | 36.7 | 25.2 | 115.5 |
| 実測値(最小) | 53.6 | 36.7 | 24.7 | 115.0 |
3辺の和115.5cmで機内持ち込み不可(115.0cm制限)。
容量拡張ファスナーによる歪みが大きく、5mmほど傾いている。
それによる最大の奥行が25.2cmで、115.5cmと制限を超えてしまう。
奥行は公称値は23.5mmなので、これはメーカーが何か勘違いしていると思う。
最小なら問題無いので個体差によるものと思います。
あくまでも自分に届いたものが機内持ち込み不可サイズだったと思ってください。
ただ、現実的にはこの程度のオーバーは指摘されず機内持ち込みできる可能性が高いです。
4、ファスナー&TSAロックの操作感
TSAロックはダイヤル式。一つ前の「007」型。
TSAロックはごく普通なダイヤル仕様。
「TSA007」と書かれている部分を動かすと解除できます。
ロックもファスナーの引手を差し込むだけ。操作性に全く問題無し。
2代目は縦差し込み式の出っ張るタイプだったので、
4代目で良くなった点です。
ファスナーの動きもスムーズで軽く問題無し。
YKKのタフジッパーなので強度も良い。
5、キャリーハンドルの操作感
↑最大に伸ばした状態
↑最小の状態
キャリーハンドルは3段階調節。
ぐらつき(遊び)は普通。
キャリーハンドルは一般的な3段階調節。
いつも通り上にあるボタンを押しての上げ下げです。
高さ調節幅は均等。誤作動も無く操作性に問題無し。
ぐらつき(遊び)の大きさは普通。
2代目よりも若干大きく悪くなっている。
ここは残念な点ですが、気にするほどではない。
持ち手部はやや太めで尖った形状。
角が丸いので持ち心地は良い。
総合的には不満は無いキャリーハンドルです。
6、トップハンドルの持ち心地
裏面がクッションになっているトップハンドル。
大きく膨れて持ちやすい。
1万円以下のスーツケースによくあるタイプのトップハンドルです。
裏面がシリコンゴムになっているので、クッション性がとても良い。
細目なので指にもかかりやすく、自分はわりと好きです。
これはVELSKYFの共通仕様。
初期状態で大きく膨れているので、指をとても入れやすい。
安いスーツケースと一目でわかるデザインなのは難点ですが、
持ち心地は最高に良く問題は無い。
サイドハンドルも同じ仕様です。
7、キャスターの操作性・静音性
キャスターはとても静音(66.9dB)。
サスペンション付き、口径も55.5mmと大きめで良い。
ホイール等はVELSKYF初代と同じですが、
この4代目はサスペンションと足踏み式ストッパーが付いています。
(3代目と同じ仕様)
ただ、その分部品が多くなったためか、初代より静音性がやや悪くなっています。
とはいえ、「HINOMOTO Lisof SILENT RUN」より静かで素晴らしい。
ベルスカイフは超静音と言えるレベルの静音性です。
<VELSKYF VEL 4 Pro. キャスター静音性確認動画>
4輪走行の静音性がとても良い。
VELSKYFと一般的な安物キャスターとの静音性比較結果、
VELSKYFの方がアスファルト4輪走行で9.0dB小さかった。
これは体感だと約2倍の聞こえる大きさの差となります。
静音キャスター「HINOMOTO Lisof SILENT RUN」と比べてると、
4輪だと2.0dB静かで、2輪だと0.2dBうるさい。
2輪走行では体感的に少し雑音が大きい感じがします。
詳細は下のデータを見てください。
騒音計での測定結果
| 走行 | 平均 LAeq (dB) |
1回目 | 2回目 | 3回目 | 最大値平均 LAmax (dB) |
|---|---|---|---|---|---|
| コンクリート(4輪) | 58.5 | 58.5 | 58.4 | 58.5 | 64.8 |
| コンクリート(2輪) | 53.4 | 53.4 | 53.4 | 53.5 | 56.7 |
| アスファルト(4輪) | 66.9 | 66.7 | 66.8 | 67.1 | 70.0 |
| アスファルト(2輪) | 63.0 | 63.1 | 63.3 | 62.6 | 66.4 |
| 走行 | ベルスカイフ4 (独自キャスター) |
ALI-1900 (うるさい安物) |
差 |
|---|---|---|---|
| コンクリート(4輪) | 58.5 | 67.6 | -9.1 dB |
| コンクリート(2輪) | 53.4 | 60.0 | -6.5 dB |
| アスファルト(4輪) | 66.9 | 75.9 | -9.0 dB |
| アスファルト(2輪) | 63.0 | 68.7 | -5.7 dB |
| 走行 | ベルスカイフ4 (独自キャスター) |
ヘリテージ3 (HINOMOTO Lisof SILENT RUN) |
差 |
|---|---|---|---|
| コンクリート(4輪) | 58.5 | 59.9 | -1.4 dB |
| コンクリート(2輪) | 53.4 | 53.5 | -0.1 dB |
| アスファルト(4輪) | 66.9 | 68.8 | -2.0 dB |
| アスファルト(2輪) | 63.0 | 62.8 | 0.2 dB |
| 走行 | ベルスカイフ4 (独自キャスター) |
ベルスカイフ初代 (独自キャスター) |
差 |
|---|---|---|---|
| コンクリート(4輪) | 58.5 | 55.8 | 2.7 dB |
| コンクリート(2輪) | 53.4 | 53.0 | 0.5 dB |
| アスファルト(4輪) | 66.9 | 65.7 | 1.2 dB |
| アスファルト(2輪) | 63.0 | 61.8 | 1.2 dB |
ベルスカイフは初代が一番静かです。
個体差はあるかもしれませんが、シンプルなのが良いのだと思う。
| 走行 | ベルスカイフ4 (独自キャスター) |
ベルスカイフ2 (独自キャスター) |
差 |
|---|---|---|---|
| コンクリート(4輪) | 58.5 | 60.9 | -2.4 dB |
| コンクリート(2輪) | 53.4 | 52.6 | 0.8 dB |
| アスファルト(4輪) | 66.9 | 69.3 | -2.5 dB |
| アスファルト(2輪) | 63.0 | 63.7 | -0.7 dB |
2代目は本体の響きが大きくうるさめ。
高機能版の4代目は静音性も良くなっています。
--
検定付きの騒音計「リオン NL-28K」を用い、
同一路面にて各3回の走行テストを実施した実測値比較です。
動画撮影はスマホ、録音は下記の機材を仕様。
| 機材カテゴリ | 製品名称 | 信頼性の根拠(スペック) | 価格 |
|---|---|---|---|
| レコーダー | ZOOM F3 | 32bit float。音割れ無しの最高音質録音 | 3万円 |
| 録音マイク | DPA 4060-OP-C-B90 | 放送局仕様。全周波数をフラットに集音 | 7万円 |
| 騒音計 | リオン NL-28K 検定付き | 国家検定合格品。0.1dB単位の精密測定 | 17万円 |
| 音響校正器 | リオン NC-75 | 基準音発生器。使用前に校正実施 | 12万円 |
<当サイトの測定データについて>
総額約40万円の産業用測定機材(国家検定合格品)を用いて厳格に計測しています。
・当サイトのスーツケース検証ポリシーと測定機材の詳細はこちら
8、キャスターストッパー
↑解除状態
↑ロック状態
後輪に足踏み式のキャスターストッパーを搭載。
操作性はやや悪い。
後輪2個に足踏み式ストッパー搭載。
安物によくある「足踏み式」で、レバーが小さく踏みにくいため操作性は悪い。
しっかり踏まないと下がってくれないため、足踏み式の中でも操作性は悪い方です。
ベルスカイフの3代目と見た目は同じなので、同じものだと思います。
3代目は足で操作できなかったですが、この4代目はできる。
改良されたのか、3代目が不良品だったのかは不明。
とりえあえず、この4代目は普通に使えるストッパーです。
ロック性能も問題無し。
9、荷物をかけるフック(側面側)
側面の底鋲の上側が荷物をかけるフックにもなっている。
最近のスーツケースではよくある仕様です。
底鋲の有効活用的なフックで便利。
小さなレジ袋等をかけることができます。
Mサイズのレジ袋はかけられない。
Sサイズのスーツケースは高さが低いので、
Mサイズ以上のレジ袋をかけると地面に付いてしまう。
そのため、コンビニ等ではSサイズのレジ袋を貰ってください。
ここはSサイズのスーツケースほぼ共通。
地味に役立たないことが多い。
10、荷物をかけるフック(正面上部)
正面上部に荷物をかけるフックを搭載。
バネ式で手で引っ張ると開く構造です。
金属製で頑丈なのが素晴らしい。
荷物フックは側面にあるタイプが多いですが、正面タイプが一番使いやすいです。
Mサイズのレジ袋をかけた図です。
荷物フックの位置が高いので、Mサイズをかけても地面に付かない。
Lサイズのレジ袋はさすがに地面に付く。
コンビニ等で貰う場合はMサイズ以下にしてください。
荷物フックが正面にあると、斜めに引いて転がせるのが良い点。
側面タイプだとSサイズのレジ袋でも地面に付きやすい。
VELSKYFの荷物フックは優秀です。
11、USBポート
Type-AとCのUSBポートを搭載
キャリーハンドル根本部にUSBポートがあります。
内部にモバイルバッテリーを繋げて充電することができる。
バッグだと重すぎる巨大なバッテリーも持ち運びできるので地味に便利。
内装部にモバイルバッテリーを入れるポケットとUSBケーブルがある。
こちらはType-Aのみ。
中級品はこちらもType-Cがあることが多いので、これはやや劣る仕様です。
キャリーハンドル収納状態ではUSBポートは使用不可。
ここはかなり劣る仕様と言える。
誤ってキャリーハンドルを下ろしてしまうと壊れる可能性が高い。
そのため、実使用的にはいまいちなUSBポートです。
12、ドリンクホルダー
背面に収納式のドリンクホルダーを搭載。
引っ張ると出てきます。
最近のスーツケースによくある仕様で、特別に良くは無い。
中国OEM品としても初期型の普通なドリンクホルダーです。
650mlの大きいペットボトルも入る。
底面が大きく収まっていないですが、特に問題は無い。
小さめの水筒も入れられます。
重むで若干たわむのと、斜めに入る構造なので傾いてしまう。
やや足に当たりやすくなるのが難点です。
セブンイレブンのRサイズのコーヒーカップを入れた図です。
置けるのは置けますが、太いので上で引っかかってしまう。
かなり斜めになってしまい不安定です。
セブンイレブンのLサイズのコーヒーカップです。
半分くらいの高さで引っかかるので、だいぶ危ない。
セブンイレブンのRサイズのアイスコーヒーカップです。
太いのでこれは無理。
ローソンのSサイズのアイスコーヒーカップです。
これも太いのでかなり不安定。
Mサイズです。
少し引っかかりますが、わりと安定しているので使える。
メガサイズです。
さすがに危ないので無理。
スタバのトールサイズです。
ぴったり綺麗に置けるので、このサイズを基準にしてそうです。
--
ベルスカイフのドリンクホルダーはペットボトルか、
細目のコーヒーカップ用と考えていい。
最新型は全部対応しているのもあるので、これは初期型ホルダーの悪い点です。
13、容量拡張機能
約5cmの容量拡張機能を搭載。
側面中央に容量拡張用のファスナーがあります。
これを広げると容量拡張ができる。
グルっと一周開けた状態。
この開いた幅の分、容量が増える仕組みです。
拡張部の生地も本体の色と合わせているので見た目が良い。
電車の連結のようになるので、ぐらぐらするのが容量拡張の悪い点です。
拡張した際はできるだけ荷物を満杯に入れてください。
拡張部の生地は厚くて丈夫。
拡張幅は測定すると約5cm。
商品ページでは6cm拡張の寸法記載でしたが、実測値では5cm。
しかしそれでも容量拡張としては最高クラス。
一部8cmとかいう化け物がありますが、それを除くと5cmがほぼ最高です。
ベルスカイフの容量拡張機能は優秀。
14、内装をレビュー
両面仕切り仕様。
両面にXバンド有り。3代目とほぼ同じ仕様です。
安物では珍しい両面にXバンドがある両面仕切り仕様。
書類用の大きなポケット1つに、横長ポケット2つ。
左下はビニールポケットで防水仕様です。
生地は厚めでシワが少なく良い。
VELSKYFの内装はこの価格帯にしては優秀です。
一つ気になったのは、仕切り・ポケットのファスナーの動きが固いこと。
ポケットもYKKのタフジッパーなのが原因です(強度は良い)。
写真で説明していきます。
ブラックな内装カラー。
この価格帯での両面仕切りは良い。
右側は大きなメッシュポケットが一つ。
基本デザインのYKKファスナーの引手。
動きが固めですが、特にストレスは無い。
メッシュは細目でよくある安物に使われるやつです。
仕切り開閉ファスナーはダブル仕様。
ポケットの開き具合は小さめ。
書類を入れるのに向いています。
VELSKYFのタグ。
安物でタグがあるのは地味に珍しい。
仕切りの中はXバンド。
モバイルバッテリーを入れるポケットが上部に有り。
モバイルバッテリーを入れるポケット。
柔らかいメッシュで触り心地が良い。
Xバンドのバックルは普通なデザイン。
バンドはポリエステル製。
少し糸のほつれがあった。
Xバンドを外した図。中は何も無い。
生地は厚めで良い。
シワもほとんど目立たず、端の処理も丁寧。
中央のファスナーはメンテナンス用なので基本は開けません。
引手が付いているのは珍しい。
左側はポケットが2つ。
ファスナーやメッシュは右側と同じ仕様。
ポケットの開き具合。
下段はビニールポケットになっています。
濡れたもの、濡れる恐れのあるものを入れたい。
左側もXバンドがある。
左側も同じく何も無い。
こちらの方が深いのでたくさん入ります。
メンテナンスファスナー部に目立つ糸のほつれがあった。
左側は容量拡張側なので、非拡張状態では生地がたるんでいます。
拡張するとこのように広がります。
この分荷物が追加で入るようになる。
合わせ面のカバー上部。
ファスナーは「YKK 85G」。タフジッパーです。
カバーは両端を接着剤で固定されています。
メンテナンスで外せない。
合わせ面のカバー下部。
縫製は一部ほつれや雑な部分がありますが全体的に綺麗。
粗悪さは全く無い内装です。
--
内装のレビューは以上です。
この価格帯としては最高の内装と言える。
両面仕切りはよくありますが、両面Xバンドが素晴らしい。
生地もシワがほぼ無く、丈夫なYKKタフジッパー仕様も優秀。
15、内部をレビュー
上のねじ4つがトップハンドルの固定部です。
補強材は無く本体に直接ねじ止めと最低な仕様。
最近は安物スーツケースでも補強材が無いのは少ないので、いまいちではある。
これは初代も同じ。このOEMメーカーはだいたい同じ。
USBポートの部材はこの位置だと出っ張るので、
容量が少なくなるのが難点。
キャリーハンドルの固定部です。
黒いのが固定・補強材で、よくある汎用的な部材です。
本体形状にぴったりではないので応力分散はいまいち。
ほぼねじ止め部しか本体に付いていない。
ドリンクホルダー部です。
かなり出っ張るので容量は大きく下がってしまう。
これがドリンクホルダーのデメリット。
使わないなら無駄でしかない。
キャリーバーの固定部です。
下面のリベットが安物らしい。
固定材はちゃんと本体・バー形状に合っていて問題無し。
キャスターの固定部です。
こちらも補強材は無く本体に直接ビス止め。
安物はほぼ補強材は無いので悪い点では無い。
成型での補強はしっかりあるのでVELSKYFは良い方です。
--
内部のレビューは以上です。
内部仕様は2代目とおおよそ同じ。
特に強度が良くなっているとは思えない。
8000円と高めですが、5000円前後のスーツケースと同等の内部仕様です。
16、実際に荷物を入れてみた
容量はやや多めで良い。
200匁のフェイスタオルを入れてみた結果、55枚入りました。
一般的な機内持ち込みサイズだと55枚、大きい物で60枚程度なので55枚は普通。
容量拡張するとさらに15枚以上入ります。
限界まで入れるなら仕切りは閉めなくていい。
Xバンドがあるのでしっかり固定はできます。
詰め込みやすいのも良い点。
17、実際に転がして使ってみた
キャスターの静音性・ハンドルの使用感が良くストレス無し。
静音性は初代と比べやや劣りますが、
サスペンション付きなので振動は少ないのが良い点。
ほんとわずかですが手に伝わる振動が小さく、特に斜め走行時の段差の衝撃に強い。
簡易的なサスペンションなので、サムソナイトの高級品と比べると大きく劣ります。
ハンドルの使用感はとても良く不満無し。
このトップハンドルは指を入れやすいのでサッと持てる。
いつもの慣れた使用感です。ベルスカイフはどれも使用感は良い。
その他変な音も違和感も無し。
ストッパーもやや操作が悪いですが、慣れたら一発でロック・解除できました。
ちょっと使った感じでは特に不満は無い。
重量は普通。
公称値2.9kg、実測値3.05kgと150g重たかった。
5cmの容量拡張にドリンクホルダーがあるので、重たくなるのは仕方ない。
この仕様としては軽めです。
2代目は実測値2.69kgだったので、機能性アップの分重たくなっています。
軽さ重視なら初代や2代目でもいい。
軽いスーツケースではないので、軽さを重視する人は止めておこう。
18、ベルスカイフ2代目との比較
左が4代目、右が2代目です。
2代目とほぼ同じデザインですが、パーツは違う。
高性能・高機能版と考えていいです。
2代目は正面上部にある荷物フックが樹脂製。
ここが安っぽかったですが、4代目はアルミ?製になり良くなった。
4代目は容量拡張機能があり、その分奥行が大きくなっている。
TSAロックが大きく変わりました。
4代目は今どきの出っ張らないタイプで良い。
底鋲もデザインが変わった。
見た目だけで使用感はほぼ同じです。
背面はほぼ同じ。
キャスター部とキャリーハンドルの形状、USBポートの位置が少し違う。
キャスターは4代目はサスペンション&ストッパー付きに変更。
静音にもなっているので良い点しかない。
キャリーハンドルは別物になっています。
2代目のほうがぐらつきは小さくて良い。
内装は4代目が圧倒的に良い。
2代目は最低限な片面仕切りでゴムバンドです。
2代目との比較は以上です。
同じ値段なら間違いなく4代目がおすすめ。
2代目は安くて軽いので、セールで激安だったら狙いたい。
19、ベルスカイフ3代目との比較
右が3代目です。
3代目は初代の高性能・高機能版。
4代目と価格はほぼ同じなので迷うだろう。
デザインは大きく違い、3代目は丸っこいです。
コーナーパッドは樹脂製で大きいのも特徴。
ただ正面側にしか無い。
3代目も容量拡張機能があります。
3代目の奥行は24.5cmとやや小さめ。
3辺の和114.7cmで機内持ち込みも全く問題ありません。
サイドハンドル。TSAロックは同じ仕様。
3代目はハンドルの位置が下すぎて持ちにくいのが難点。
3代目は底鋲に荷物フックは無し。
キャリーハンドルの形状も大きく違います。
ぐらつきは小さく、持ち心地的にも自分は3代目の方が好き。
3代目はドリンクホルダー無し。
その分軽量で、荷物も詰めやすいのが良い点。
キャスターは同じです。
自分が購入した3代目はストッパーが固すぎて足で操作できなかったですが、
不良品だったのかもしれない。
内装の仕切りは同じ。
4代目はUSBポートがあるので、モバイルバッテリーを入れるポケットがある。
その他は同じです。
3代目との比較は以上です。
仕様も価格もほぼ同じなので、デザインで選ぶと良い。
内部仕様は4代目の方がやや良いかなというレベル。
20、VELSKYF VEL 4 Pro.の検証・レビューまとめ
足踏み式ストッパー付きサスペンションキャスターが超静音(-9.0dB)。
5cmの容量拡張にドリンクホルダー、バネ式荷物フック、USBポート搭載で機能性抜群。
その分他のシリーズより重ためになっているのは悪い点。
ハンドルの使用感も悪くなく、内装も両面仕切り&両面Xバンドで優秀な仕様。
3辺の和が実測値115.5cmで機内持ち込み不可サイズだったのが残念。
1万円以下の高機能スーツケースではコスパ抜群でおすすめできます。
| 項目 | 評価 | コメント |
| 容量 | 〇 | 本体サイズが大きめで大容量 |
| 重量 | 〇 | 実測値3.05kgと普通 |
| 包装 | △ | 最低限な包装 |
| キャリーハンドル | 〇 | ぐらつき普通。持ち心地も普通 |
| トップハンドル | ◎ | クッション有り。大きく膨らみ持ちやすい |
| ファスナー | 〇 | 軽くてスムーズ。YKKタフジッパー |
| TSAロック | 〇 | ダイヤル式。007型。問題無し |
| キャスター | ◎ | 口径55.5mmのサス付独自静音キャスター |
| 内装 | ◎ | 両面仕切り。両面Xバンド |
| 仕上げ | 〇 | 一部雑な箇所はあったが全体的に綺麗 |
良い点(Good)
- ✔サスペンションキャスターが静音性抜群(-9.0dB)
- ✔足踏み式のキャスターロック
- ✔指を入れやすく持ちやすいトップハンドル
- ✔約5cmの容量拡張機能を搭載
- ✔荷物をかけるフックを側面・正面に搭載
- ✔USBポート搭載
- ✔ドリンクホルダー搭載
- ✔4角にコーナーパッド搭載
- ✔両面仕切り&両面Xバンドの内装
悪い点(Bad)
- ✕3辺の和が実測値115.5cmで機内持ち込み不可サイズ
- ✕内装のファスナーの動きが少し重ため(YKKタフジッパーのため)
- ✕キャリーハンドル収納状態でUSBポートが使えない
- ✕ストッパーがやや踏みにくい
- ✕トップハンドル部の補強が無い内部仕様
- ✕コーナーパッドの取り付け位置不良有り
静音かつ高機能でコスパ抜群。
1万円以下では超優秀なスーツケースなので選択肢に入る。
この価格帯では静音性は最強クラス。
キャスターストッパーもあり、容量拡張5cmは超優秀。
ドリンクホルダーにバネ式荷物フックも便利でスペックは完璧。
ハンドルの使用感も悪くなく、買って後悔することは無いだろう。
3辺の和が115.5cmで機内持ち込み不可サイズだったのが残念(個体差の可能性有り)。
ただ、このレベルは指摘されない可能性が高いので、ほぼ持ち込みできるとは思います。
気になるなら3代目を買おう。
3代目はシンプル軽量なので、USBポートやドリンクホルダーが不要なら3代目が良い。
ストッパーも多分使えるはず。使えなかったら返品すればいい。
約8000円のスーツケースとしては超優秀。
これは買って良しです。
<他のVELSKYFのレビューはこちら>
・VELSKYF(ベルスカイフ)レビュー!評判のスーツケースをプロが検証
・VELSKYF(2024年新型)レビュー!評判のスーツケースをプロが検証
・VELSKYF VEL 3 Pro. レビュー!評判のスーツケースをプロが検証
<製品説明記事はこちら>
































































































































足踏み式ストッパー付きサスペンションキャスターが超静音(-9.0dB)。
5cmの容量拡張にドリンクホルダー、バネ式荷物フック、USBポート搭載で機能性抜群。
その分他のシリーズより重ためになっているのは悪い点。
ハンドルの使用感も悪くなく、内装も両面仕切り&両面Xバンドで優秀な仕様。
3辺の和が実測値115.5cmで機内持ち込み不可サイズだったのが残念。
1万円以下の高機能スーツケースではコスパ抜群でおすすめできます。