アメリカンツーリスターのフロンテックとLOJEL Cuboの違いの話(片面開きスーツケース比較)

フロンテックとCuboの違い
片面開きスーツケースの元祖「Cubo」は大人気。
それにそっくりなやつがアメリカンツーリスターから発売されました。
フロンテックはCuboの丸パクリと言ってもいいくらいです。
明確な違いはあるので語りたい。
1、フロンテックとCuboの仕様比較一覧表
シリーズ名 | サイズ | 機内 持込 |
容量 (L) |
重量 (Kg) |
縦 (cm) |
横 (cm) |
奥行 (cm) |
材質 | 定価 |
フロンテック | 54 | 〇 | 38/43 | 3.1 | 54 | 36 | 25/28 | PC | 36300 |
フロンテック | 68 | × | 77/88 | 4.2 | 68 | 46 | 31/35 | PC | 40700 |
フロンテック | 75 | × | 98/112L | 5.2 | 75 | 50 | 32/36 | PC | 44000 |
Cubo | S | 〇 | 37/42 | 3.1 | 53 | 35.5 | 25/28 | PC | 35200 |
Cubo | M | × | 70/77 | 3.9 | 65 | 45 | 30/33 | PC | 39600 |
Cubo | L | × | 100/110 | 4.9 | 74 | 52 | 31/34 | PC | 44000 |
Cubo | Fit | × | 100/110 | 4.9 | 76.5 | 45 | 35/38 | PC | 45100 |
ほぼ誤差のようなスペック比較です。
フロンテックは全体的にやや大きめで、Mサイズだけ一回り大きい。
Cuboは「Fit」という横幅が細くて奥行きが太いサイズがあります。
大きいものを入れるのならこれを選びたい。
2、機内持ち込みサイズの収納性の違い
フロンテックはポケットがあって便利。
ぶら下がるように小物入れがあります。
ちょっとした貴重品なんかをここに入れると良いだろう。
収納的にも特に邪魔にはならないので、フロンテックの方が良いと言える。
3、Mサイズ以上の収納性の違い
フロンテックは蓋に縦向けで使えるポケットがある。
Cuboは横向けでないとポケットが使えない。
どちらも横にして出し入れすることになりますが、
フロンテックは縦向けでも使える仕様になっています。
貴重品を入れるポケットとして優秀です。
Cuboはファスナーの仕様的に縦向けでは使いにくい。
その代わりポケットが豊富で収納性は良いです。
4、キャスターの違い
アメリカンツーリスターはサスペンションホイールと優秀。
どちらも簡単に走らせたことがありますが、
個人的にはアメリカンツーリスターの方が良いと感じました。
キャスター的にはフロンテックの方がおすすめです。
静音性はどちらもHINOMOTOなどの日本メーカー品と比べるといまいち。
安物のように悪くはなく静かですが、超静音ではありません。
5、まとめ
大きな違いとしてはこのくらいです。
ほぼ同じと言えるので好きな方を選ぶと良い。
片面開きスーツケースのブランド力としてはCuboは圧倒的。
持っていて「いいなぁ」と言われるのはCuboだと思います。
人気なのでどこでも売っていて買いやすい。
性能的にはフロンテックの方がやや上回ると思う。
キャスターが良く、縦向けで使えるポケットがあるので便利。
内装もアメリカンツーリスターらしくしっかりした作りです。
最後はやはりデザイン。
一番気に入った色を選ぶことをおすすめします。
長く使う上で一番大事。