3COINS(スリーコインズ)の「折りたたみボストンキャリーオンバッグ」をレビュー!

3COINSの「折りたたみボストンキャリーオンバッグ」をレビュー
2025年9月発売の新商品。
以前に「3WAY」が登場しましたが、これは「ボストン」。
シンプルな折りたたみボストンバッグです。
2カラー、1サイズ。税込み1650円。
自分は「カーキ/ネイビー」を購入。
1、パッケージ
この状態で販売されています。
トラベルコーナーにありました。
裏面。
サイズ:高さ40×横40×奥行18cm。
スリムで縦横に大きい形状です。
裏面のラベル拡大。
折りたたみ方の説明があります。
材質はポリエステル。耐荷重は10kgと普通。
乾いた衣類だけなら満杯に入れても4kg程度です。
ただパッケージの袋から出した状態です。
これは「畳んである状態」であり、「折りたたみ収納状態」では無いです。
2、外観レビュー
青いポケットがある方が表面。
ボタンで止めることができます。
裏面。
キャリーハンドルを通して固定するところがあります。
ハンドルは持つ部分が半分に折られていて細くなっています。
重ねて持ちやすい。
ハンドルはシルクのような肌触りの光沢ある素材。
付け根の固定縫製は横ラインのみですが、
多重にしっかり縫ってあって良い。
バンドは底まで両端を縫って固定。
ポケットはボタンでの固定。
開き具合はこんな感じ。
タグ拡大。
<英文>
「”A PART OF YOUR JOURNEY”
BUILT FOR EXPLORATION.
READY FOR DISCOVERY.」
<AI翻訳>
「”あなたの旅の一部”
探検のために作られた。
発見に備える。」
旅のお供。良いものを見つけて荷物が増えた時に備えよう!といった意味です。
背面のキャリーハンドルを通すところ。
ここも手前側にポケットがあります。
ファスナーはダブル仕様。
紐付きの引手で掴みやすい。
両端にファスナーを引く際に手で掴むところがあります。
柔らかい本体でも引きやすくなる。
1650円と少し高いだけあり作りは良い。
外観に何も悪い点は無く高評価。
3、内部レビュー
縦半分くらいに大きく開きます。
奥行は18cmなのでスリム。
構造は普通。
折りたたみ時の収納部兼ポケットがあります。
開けるとこんな感じ。
ポケットの裏側。
バンドの裏側。
縫製がかなり雑だった。
生地の端は二重に縫ってあり良い。
全周二重はあまり無く、強度を意識しているのがわかる。
ハンドル固定部は生地を折り返して二重にしてある。
これにより強度が上がります。
ファスナーの裏側。
実質3重での補強になっていて良い。
生地端の重なり部の縫製も綺麗。
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一部雑なところはありますが、内部の縫製はとても良い。
強度を上げる工夫も見られます。
旅行でも安心して使えるボストンバッグです。
4、荷物を入れてみた
※200匁のフェイスタオルを使用しています
底面の枠のサイズが入る荷物の目安。
2回折ったフェイスタオルがちょうど入る。
メンズのLサイズのポロシャツは、
一般的な畳み方からさらに半分折った状態がベストサイズ。
本体は柔らかいので、普通な畳み方でも入るのは入ります。
フェイスタオルを60枚入れた状態です。
ファスナーが本体の半分ほど開くので、このように積み上げた形になる。
被せるとこんな感じ。
もう少し入りますが、これで使っていきます。
容量は40L程度。折りたたみボストンバッグとしては大きめです。
スリムで縦長ですが、しっかり立ちます。
見た目はとても良い。
ハンドルは持つ部分が半分に折られて細くなっているため、
重ねて持ちやすいのが良い点。
持ち心地は良い。
これまで買ったプチプラの折りたたみボストンバッグの中で一番好き。
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本体のファスナーが大きく開くので荷物を入れやすい。
荷物を入れての使用感はとても良かったです。
5、スーツケースに装着してみた
Sサイズのスーツケース
Sサイズ(機内持ち込みサイズ)のスーツケースに装着した図です。
ボストンバッグは横幅が40cmなのでややはみ出る。
前はほぼピッタリですが、荷物次第でははみ出る。
高さが40cmと大きいので、Sサイズのスーツケースがちょうどいい。
キャリーハンドル固定部が大きいので固定力が強い。
転がして使ってもあまりズレません。
最悪にズレてもこの程度。
ハンドルも入れると固定力はやや強くなりますが、
あまり大差無いので入れる必要は無い。
斜めに引いて転がすと、ボストンバッグの重みがキャリーハンドルに伝わる。
そのためとても重たくなります。
これはキャリーオンバッグ共通の注意点。
固定力が高いので、安定感はとても良かった。
Sサイズのスーツケースにはジャストサイズ。
見た目が良く容量が多いのが良い点。
人混みで転がしても安全。
固定力も良くかなり優秀でした。
これは使いたくなる。
Lサイズのスーツケース
Lサイズ(約90L)のスーツケースに固定した図です。
サイズ的にはさすがに余裕。
残念ながらキャリーハンドルが埋まってしまう。
埋まり具合。
一応は掴むことはできます。
使えないことはないですが、ちょっと無理がある。
これは止めておいたほうがいい。
転がして使うこともできるのはできる。
かなり腕に乗っかかるので心地悪い。
Lサイズのスーツケースで使う場合は、
一時的に置ける程度に考えたほうがいい。
これで長距離の移動は厳しい。
6、折りたたんでみた(折りたたみ方法解説)
まずはポケットを裏返します。
青いポケットがある表面を上にして、図のように形を整えます。
左右を折りたたみます。
青いバンドを目安にポケットの幅と同じになるように。
縦に2回折ります。
2回折った状態。
均等に折るとポケットを同じくらいのサイズになる。
このままポケットに畳むようにして入れます。
折りたたみ完了!
吊るすこともできる。
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折りたたみは簡単で問題無し。
収納するポケットが大きめなので、無理なく収納できる。
7、他社品との比較
右は無印良品の「たためる 撥水 横型ボストンバッグ」です。
3COINSのは折りたたみ状態でも大きい。
右は同じ3COINSの「3WAY折りたたみキャリーオンバッグ」です。
3WAYの方がコンパクトですが、大きめではある。
重量は254gとやや重ため。
携帯性重視なら無印良品など薄いものが良い。
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他の他社品と比べても、折りたたみ状態は大きめ。
そのため携帯性がやや悪いです。
バッグが大きめで生地もやや厚めなのが原因。
使う可能性が低く念のため携帯する用であれば、
無印良品など軽くて小さいものをおすすめします。
8、まとめ:3COINSの折りたたみボストンキャリーオンバッグは買いか?
Sサイズのスーツケース用としては買い。
品質が良く旅行でも十分使える。
1650円とプチプラ品にしては高めなのが難点ですが、
その分作りが良く信頼できる折りたたみボストンバッグです。
強度を重視しているのがとても良い。
旅行で使うならこのくらいの品質のキャリーオンバッグを使いたい。
ダイソー等の300円程度のものはすぐ破れそうで、とても使う気になれない。
3COINSは値段を高くして実用的なレベルに仕上げています。
奥行18cmとスリムですが、縦40cm・横40cmと大きめなので容量は多い。
Sサイズのスーツケース用からはみ出ない形状としてはほぼ限界サイズ。
そのため、Mサイズ以上で使うのは厳しい可能性が高い点には注意。
折りたたみ状態がやや大きいのが悪い点。
重量も重ためなので、日々携帯するのには向いていない。
個人的には使う可能性が高い場合にだけ持っていきたいです。
総合的にはコスパの良いキャリーオンバッグ。
これは買って良かった。