TUMIのスーツケースの話(種類の解説、良い点・悪い点など)

TUMIのスーツケース
昔からある高級スーツケースの定番。
特に樹脂製やバリスティックナイロン製が強い。
最近はデザインもおしゃれでダサくない。
新型を買いたくなってきたので調べたついでに共有。
1、TUMIのスーツケース仕様比較一覧表
※ハードタイプのみ
シリーズ名 | サイズ | 容量 (L) |
機内 持込 |
重量 (kg) |
縦 (cm) |
横 (cm) |
奥行 (cm) |
3辺 の和 |
本体 素材 |
合面 | USB ポート |
定価 |
19 DEGREE | スモール・コンパクト・4ウィール・ブリーフ | 20 | 〇 | 3.2 | 40.5 | 35.5 | 20.5 | 96.5 | PC | ジッパー | 〇 | 110,000 |
〃 | コンパクト・キャリーオン | 25 | × | 3.3 | 42 | 41.5 | 20.5 | 104 | 〃 | 〃 | 〇 | 118,800 |
〃 | インターナショナル・エクスパンダブル・4ウィール・キャリーオン | 38 | 〇 | 3.6 | 55 | 35.5 | 23/28 | 113.5 | 〃 | 〃 | 〇 | 126,500 |
〃 | ショート・トリップ・エクスパンダブル・4ウィール・パッキングケース | 67 | × | 4.5 | 66 | 44.5 | 25.5/30.5 | 136 | 〃 | 〃 | × | 148,500 |
〃 | エクステンデッド・トリップ・エクスパンダブル・4ウィール・パッキングケース | 99 | × | 5.6 | 76 | 51 | 28/33 | 155 | 〃 | 〃 | × | 159,500 |
〃 | ラージ・ローリング・トランク | 100 | × | 5.6 | 79.5 | 40 | 37.5 | 157 | 〃 | 〃 | × | 176,000 |
19 DEGREE LITE | インターナショナル・キャリーオン | 34 | 〇 | 2.8 | 55 | 35.5 | 23 | 113.5 | テグリス | 〃 | × | 133,100 |
〃 | ショート・トリップ・パッキング | 65 | × | 4.1 | 66 | 46.5 | 28 | 140.5 | 〃 | 〃 | × | 156,200 |
〃 | エクステンデッド・トリップ・パッキング | 100 | × | 4.9 | 76 | 52.5 | 28 | 156.5 | 〃 | 〃 | × | 168,300 |
19 DEGREE FRAME | インターナショナル・4ウィール・キャリーオン | 34 | 〇 | 4.7 | 55 | 35.5 | 23 | 113.5 | PC | フレーム | × | 151,800 |
〃 | ショート・トリップ・4ウィール・パッキングケース | 60 | × | 5.9 | 66 | 45 | 26 | 137 | 〃 | 〃 | × | 184,800 |
〃 | エクステンデッド・トリップ・4ウィール・パッキング | 88 | × | 7.2 | 76 | 52 | 28 | 156 | 〃 | 〃 | × | 201,300 |
19 DEGREE ALUMINUM | コンパクト・キャリーオン | 24 | × | 4.7 | 40.5 | 44 | 22.5 | 107 | アルミニウム合金 | 〃 | × | 198,000 |
〃 | インターナショナル・キャリーオン | 31 | × | 5.1 | 56 | 35.5 | 23 | 114.5 | 〃 | 〃 | × | 198,000 |
〃 | インターナショナル・エクスパンダブル・4ウィール・キャリーオン | 33 | × | 5.9 | 56 | 35.5 | 23/28 | 114.5 | 〃 | 〃 | × | 220,000 |
〃 | コンチネンタル・キャリーオン | 35 | × | 5.4 | 56 | 42 | 23 | 121 | 〃 | 〃 | × | 214,500 |
〃 | ショート・トリップ・パッキングケース | 55 | × | 6.4 | 66 | 45.5 | 25.5 | 137 | 〃 | 〃 | × | 231,000 |
〃 | エクステンデッド・トリップ・パッキングケース | 84 | × | 7.3 | 77.5 | 52 | 28 | 157.5 | 〃 | 〃 | × | 247,500 |
〃 | ローリング・トランク | 86 | × | 9.0 | 87 | 40.5 | 35 | 162.5 | 〃 | 〃 | × | 297,000 |
TEGRA-LITE | コンパクト・フロント・ポケット・キャリーオン | 25 | × | 3.8 | 41 | 42.5 | 21.5 | 104.5 | テグリス | ジッパー | 〇 | 159,500 |
〃 | インターナショナル・フロント・ポケット・エクスパンダブル・キャリーオン | 36 | 〇 | 4.0 | 55 | 35.5 | 23/28 | 113.5 | 〃 | 〃 | 〇 | 170,500 |
〃 | ショート・トリップ・エクスパンダブル・パッキングケース | 80 | × | 5.4 | 66 | 48.5 | 30.5 | 145 | 〃 | 〃 | × | 187,000 |
〃 | エクステンデッド・トリップ・エクスパンダブル・パッキングケース | 118 | × | 6.1 | 78.5 | 53.5 | 30.5 | 162.5 | 〃 | 〃 | × | 198,000 |
TUMI I MCLAREN | 「エアロ」インターナショナル・エクスパンダブル・4ウィール・キャリーオン | 36 | × | 5.0 | 56 | 35.5 | 23/28 | 114.5 | カーボンファイバー等 | 〃 | 〇 | 330,000 |
〃 | 「エアロ」インターナショナル・エクスパンダブル・4ウィール・キャリーオン | 36 | × | 5.3 | 56 | 35.5 | 23/28 | 114.5 | 〃 | 〃 | 〇 | 451,000 |
〃 | 「エアロ」エクステンデッド・トリップ・パッキング・ケース | 100 | × | 8.0 | 78.5 | 51 | 28 | 157.5 | 〃 | 〃 | × | 418,000 |
※カラーにより価格・重量が違うものがあるため、一般的なカラーを掲載
現行のハードタイプは6種類。
「19 DEGREE」シリーズがメインです。
2、注意点
JAL・ANAの機内持ち込みに対応していないシリーズがある。
「19 DEGREE ALUMINUM」と「TUMI I MCLAREN」は
キャリーオンサイズの高さが56cmなので機内持ち込みは不可。
その他のシリーズは「インターナショナル・キャリーオン」なら可能です。
横幅も40cmという制限があるので、「コンパクト・キャリーオン」もNG。
「スモール・コンパクト」はOKです。
TUMIに限らず海外メーカーはグローバル対応なのでサイズには注意。
3、各シリーズの解説
特徴などを簡単に説明します。
19 DEGREE
現行のTUMIの基本となるシリーズ。
立体的な斜めのラインが特徴のデザイン。
本体素材はリサイクル素材を利用したPC。抗菌加工もしています。
軽量には仕上げておらず品質重視。重量は重ためです。
キャリーオンサイズ以下はUSBポートを搭載。
Type-C&急速充電にも対応してるので良い。
トランク型除く普通のキャリーオンサイズ以上は容量拡張機能を搭載。
現行のTUMIを味わいたいならこのシリーズがおすすめです。
19 DEGREE LITE
テグリス素材の軽量特化シリーズ。
本体にTUMI独自の素材「Tegris(テグリス)」を使っています。
これはPPをベースにした素材なので軽い。
その他、ハンドルやキャスターなども軽量仕様。
機内持ち込みサイズで2.8kg、100Lサイズで4.9kgとやや軽め。
一般的なスーツケースより少し軽い程度です。
TUMIは全体的に仕様が良いので、これ以上軽くはならないのだろう。
機能性は特に無くシンプル。
コーナーパッドがあるので見た目は個人的にはやや劣る。
軽さを重視する人向けのシリーズです。
自分はこれは選ばないかな。
普通の「19 DEGREE」がいい。
19 DEGREE FRAME
フレームタイプの19 DEGREE。
合わせ面がジッパーではなくフレームになっているタイプです。
その分重量がとても重たくなっている。
本体が縮まないので中の荷物を守るのに適しています。
本体の開閉もしやすい。
こちらは全サイズUSBポート無し。
容量拡張機能も無くシンプルな仕様。
アルミニウム合金製とあまり重量が変わらないので、
これを買うならアルミニウム合金かなと個人的には思う。
19 DEGREE ALUMINUM
アルミニウム合金製の最高級19 DEGREE!
見た目の高級感が半端ない。
個人的にスーツケースNo.1の高級感です。
リモワよりこれが欲しい。
前述した通り、残念ながらJAL・ANAの機内持ち込みには非対応。
そのため買うなら「トリップ」「トランク」サイズが良いと思います。
「トランク」は3辺の和が162.5cmなので、国際線は有料預け入れになることに注意。
こちらもUSBポートなどの機能性は無いですが、
キャリーオンサイズに一つだけ容量拡張機能付きがあります。
内装はハンガーをかけられたりと高級仕様。
一目でTUMIの高級品とわかるので盗難が心配になる。
TEGRA-LITE
昔ながらのTUMIデザインの高級品。
TUMIと言えばこのデザイン。誰が見てもTUMIです。
本体素材は軽量な「テグリス」ですが、重ねたりと強度アップが主目的。
そのためジッパータイプでありながら重たいです。
キャリーオンサイズはフロントポケットタイプ。
USBポート搭載で、36Lサイズは容量拡張機能搭載と良い。
現行のTUMIで一番高機能です。
価格は「19 DEGREE」よりはるかに高い。
樹脂タイプの最高級品を買いたいならこれ。
TUMI I MCLAREN
マクラーレンとのコラボシリーズ。
マクラーレンデザイン&カーボンファイバーを使用と超高級品。
フロントが樹脂タイプは安く、フロントもカーボンファイバー品は高い。
重量もキャリーオンサイズで5kgと超重たいです。
キャリーオンサイズはUSBポート搭載。
内装仕様も良かったりと仕様はとても良い。
しかしやはり、この重量はきつくあまりおすすめはできない。
4、以上です
TUMIが好きな人なら買っていいスーツケース。
リモワなどと並ぶ超高級スーツケースブランドです。
品質はとても良いですが、さすがに割高。
基本的に定価で割引も無い。
自分は店舗で触った程度しか知らないですが、品質は素晴らしく良かった。
ハンドルもTUMIらしくしっかり。操作感も良い。
キャスターの静音性は未確認ですが、厚いホイールなので悪くは無いだろう。
TUMIのスーツケースを買うならどれがいいか?ですが、
個人的には「19 DEGREE」か、「19 DEGREE ALUMINUM」が良いと思います。
「19 DEGREE LITE」は軽量特化しすぎてちょっと安っぽい。
そんなところで、自分も買おうかと検討中。
とりあえず「19 DEGREE」の「インターナショナル・キャリーオン」がいいかな。
またその時はレビューします。