プロテカ トラクションとトラクション2の違いの話(良い点・悪い点)
プロテカ トラクション2
「トラクション」の機能追加版として2024年10月23日に発売!
ビジネス向けデザインのスタンダードなシリーズです。
スーツに合うので出張に使いやすい。
今作はどのように変わったのか?
良い点・悪い点などを解説します。
1、仕様比較一覧表
シリーズ | 品番 | 容量 | 重量 | 機内 持込 |
縦 (cm) |
横 (cm) |
奥行 (cm) |
3辺 の和 |
定価 |
トラクション | 01331 | 36 | 3.0 | 〇 | 55 | 37 | 23 | 115 | 69300 |
01333 | 63 | 4.0 | × | 67 | 47 | 25 | 139 | 74800 | |
01334 | 96 | 5.1 | × | 76 | 53 | 28 | 157 | 80300 | |
トラクション2 | 01491 | 39/45 | 3.3 | 〇 | 55 | 36 | 24/28 | 115 | 72600 |
01493 | 68/77 | 4.4 | × | 67 | 47 | 26/30 | 140 | 78100 | |
01494 | 96/115 | 5.5 | × | 76 | 53 | 28/32 | 157 | 83600 |
サイズ感はほぼ同じですが、
「トラクション2」のS・Mサイズは奥行が1cm増えています。
その分容量も増えているのが良い。
値段は当然ながら高くなっています。
2、カラーが追加!
トラクション2は「ミストラルヘアライン」が追加。
ブルーでのヘアラインカラーは珍しい。
派手目なスーツに似合いそうです。
3、容量拡張機能が追加!
トラクション容量拡張機能が追加。
中央にある拡張用のファスナーを開けると奥行が増える仕組みです。
拡張は4cmと普通。容量はSサイズで約15%、Mは約13%、Lは約20%。
スーツケースの容量拡張としては一般的な数値です。
帰りに荷物が増えても安心。
4cmも増えればお土産も余裕で入ります。
注意として、拡張後はSサイズでも機内持ち込みは不可能なこと。
3辺の和115cm、または奥行25cmを超えるとNGです。
Lサイズも158cmを超えるため、無料預け入れにできない可能性があります。
4、その他の仕様ほぼ変わらない
キャスター・ストッパーは同じ仕様です。
キャスターはプロテカ標準の「ベアロンホイール」。
ストッパーも同じく「マジックストップ」。
最近のプロテカのほぼ共通仕様です。
内装仕様も同じ。
ただ、商品写真で見ると生地のデザインが違っているよう見えます。
チェック柄だったのが無地になっている。
その他、ハンドル類も同じ仕様です。
ただ容量拡張機能が追加されただけと考えていい。
5、重量・容量の違いについて
SとMサイズは基礎容量がアップ。
重量は拡張機能分重たくなっています。
Sサイズで基礎容量39Lはとても良い。
奥行が増えて太くなったためだろう。
Lサイズは寸法は同じなので変化無し。
重量は容量拡張機能のファスナーや生地の分増加。
約300g~400g増加とやや重ため。
この程度なら誤差の範囲で問題は無い。
Sサイズで3.3kgは軽くは無い。
やや重ためのスーツケースです。
トラクションは軽量スーツケースではありません。
6、トラクション2の良い点・悪い点まとめ
良い点(Good)
- ✔容量拡張機能が追加
- ✔SとMサイズは基礎容量がアップ
- ✔カラーが追加
悪い点(Bad)
- ✕重たくなっている
- ✕値段も高くなっている
トラクション2は容量拡張機能で使いやすくなった。
プロテカで容量拡張があるのは、これ以外だとコーリーのLLサイズのみ。
拡張機能が欲しい人には嬉しいマイナーチェンジです。
他のシリーズとの差別化もさらにできている。
重量はやや重たくなっていますが、この程度は気にすることは無い。
値段も4%ほどアップしていますが、プロテカなら誤差のようなもの。
買うならトラクション2が良いと思います。
S・Mサイズは基礎容量が増えて、かなり使いやすくなったのも良い点。
トラクション2はかなり使えるスーツケースになりました。
ビジネス用途でスタンダードタイプを検討している人にはおすすめできます。
—
詳細は公式通販のトラクション2のページを見てください。