続!買ってはいけないスーツケースの話(安物の選び方)


これだけは止めておけ
そう言えるスーツケースもたくさんあるものです。
特に怪しいブランド各種…。
安物を買う時に気を付けたい点を語りたい。
<前回はこちら>
1、容量が少なすぎる
機内持ち込みサイズなのに30Lとか
機内持ち込みサイズは最高で42Lほどになります。
できるだけ容量は多いが良いので、
30Lとか少ないやつは選んではいけません。
35L以上のものを選びたい。
機内持ち込みサイズは容量が本当に大事。
2、キャスターが小さすぎる
キャスターは50mm以上のものを選ぶ。
粗悪なスーツケースは40mmだったりします。
音も大きく段差にも弱く操作性も良くない。
安物の場合はキャスターサイズを確認してください。
キャスターを小さくすると本体を大きくできるため、
「大容量」を謳っているものは特に注意してください。
3、機内持ち込みサイズという嘘
怪しいスーツケースは海外向けサイズであることが多い。
日本の航空会社の場合、機内持ち込みの高さ上限は55cmです。
海外は56cmのところが多いので、海外向けは56cmが多い。
海外メーカー品全般に言えます。
怪しいブランドは56cmがとても多く日本では使えないのですが、
「機内持ち込みサイズ」と堂々と嘘を書いてあります。
言葉は全て信じず、数値をしっかり確認してください。
4、本体素材がABS樹脂100%
粗悪なスーツケースはABS樹脂100%が多い
現代のスーツケースの素材は「ポリカーボネート」です。
「ABS樹脂」は重くて強度もやや劣るので、今はあまり使われない。
ブレンドとして使うことはありますが、100%はほぼ無い。
なのですが、怪しい激安スーツケースはABS樹脂100%が多い。
これだけは絶対に止めよう。
5、重たすぎるやつ
スーツケースは軽いのが良い
どのくらいが軽いのかよくわからない人が多いだろう。
機内持ち込みサイズなら2kg前半が軽めです。
3.5kgくらいの重たいやつもあるので、そこに注意。
安物だから重く、高級品だから軽いということは無い。
とりあえず最軽量を知ると良いと思います。
こちらの記事を見てみてください。
まとめ
安物ほど数字をしっかり見て選ぶ。
2万円を超えるスーツケースはほぼ大丈夫です。
それ未満はいろいろと難があるものが多いので注意。
良い点・悪い点があるので、総合的に見て判断したい。
数値的には全て問題なくて1万円未満というのもありますが、
品質がかなり粗悪なんだと思います。
強度を犠牲にして軽くしたり、粗悪なキャスターだったり。
心配であれば日本の大手メーカー品を選ぼう。
レジェンドウォーカーなんかは安くて良いです。
しかしできれば、2万円ほど出して良いやつを買いたい。
おすすめはこちらに書いています。