TRUNKTRAVEL(トランクトラベル)のスーツケースの話(どこの国・会社?良い点・悪い点)
TRUNKTRAVELのスーツケース
2023年6月にAmazonでの販売を確認。
まだレビューも少なく評価は不明なマイナーブランドです。
良い点・悪い点などを語りたい。
<これ>
1、TRUNKTRAVELはどこの国・会社?
2015年創業の日本の輸入販売系の業者。
スーツケースだけではなくいろいろ売っていると思いますが、
公式HPを見ても事業の詳細はよくわからない。
メディア運営などもやっているようです。
高級スーツケースを開発して日本で製造して販売もしています。
スーツケースにこだわりはある会社だと感じられる。
Amazonで売られているのはおそらく中国からの輸入品。
詳細は下記の公式HPを見てみてください。
2、TRUNKTRAVELのスーツケース仕様比較一覧表
タイプ | サイズ | 容量 (L) |
重量 (kg) |
縦 (cm) |
横 (cm) |
奥行 (cm) |
3辺 の和 |
本体素材 | 合面 | 定価 |
フレーム | S | 36 | 3.6 | 56 | 37 | 21 | 114 | PC+ABS樹脂 | フレーム | 13,800 |
〃 | M | 60 | 4.3 | 66 | 44 | 26 | 136 | PC+ABS樹脂 | 〃 | 15,800 |
〃 | L | 88 | 5.4 | 76 | 50 | 31 | 157 | PC+ABS樹脂 | 〃 | 17,000 |
フロントポケット | S | 36 | 3.5 | 56 | 38 | 24 | 118 | PC+ABS樹脂 | ジッパー | 11,000 |
現時点はフレームタイプとジッパーのフロントポケットタイプの2種類。
フロントポケットタイプは機内持ち込みサイズしかありません。
3、TRUNKTRAVELのスーツケースの注意点(共通)
日本の航空会社は機内持ち込み不可能。
TRUNKTRAVELの機内持ち込みサイズは高さ56cmもあるので、
日本の航空会社の機内持ち込みはできません(55cmまで)。
一部LCCも横幅がNG。輸入品によくある海外向けサイズです。
そのため、Sサイズの購入はおすすめできません。
詳細:機内持ち込みサイズのスーツケースとは?基本と注意点を解説
3、TRUNKTRAVELの良い点・悪い点
タイプ別に簡単に解説します。
フレームタイプ
シンプルなフレームタイプ。
これという特徴は無い。容量も重量も普通です。
見た目はアルミ合金的ですが、プラスチック本体です
内装はいかにも中国メーカーらしいデザイン。
Xバンドは安物によく使われるゴム製。
合わせ面のカバーがポケットにもなっているのは良い点。
5段階キャリーハンドルなのは良い点。
この値段で5段階は珍しい。
その他これというアピールポイントが商品ページに無いため、かなり割高に思える。
フロントポケットタイプ
シンプルなフロントポケットタイプ。
特にそれ以外に機能性は無い。
重量は3.5kgとやや重ため。容量も36Lと普通。
粗悪さは感じませんが、機内持ち込みができないのが大幅にマイナス点。
数値が正しければこれは日本ではほぼ使えない。
内装は中国メーカー品によくあるビニールポケット仕様がある。
Xバンドもゴムに見える。
こちらも5段階キャリーハンドルなのは良い点。
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TRUNKTRAVELは他の怪しいブランドに比べると値段は高めで、
これというアピールポイントも無い(質は良いのかもしれないが)。
ちょっと中途半端な存在かなと自分は思ってしまいます。
4、まとめ
TRUNKTRAVELは値段が大幅に安くなっていたら買ってもいいかなという存在
普通なスペックの割に値段が高めなので、そこがネック。
セールで安くなっていたら買っても良いと思います。
機内持ち込みできればフロントポケットのやつも悪くは無いのですが、
できないとなるとフレームタイプのMかLサイズしか選択肢が無い。
そのフレームタイプも他のブランドと比べ特に良いと言えず。
まだ新しいブランドなので今後に期待したい。