Leeのスーツケースの話(どこの国・会社?良い点・悪い点など)
Leeのスーツケース
デニムでお馴染みのブランド。
元はアメリカのブランドですが、いろいろと分裂して日本法人は「エドウィン」が買収。
このスーツケースはその「リー・ジャパン」との提携品だと思います。
良い点・悪い点などを解説します。
1、Leeのスーツケースはどこの国・会社?
日本の「株式会社三洋」が企画・生産。
バッグの会社として1951年に創業した老舗です。
「wise:ly」などオリジナルブランドも豊富にありますが、
アパレルブランド版権のバッグ類の生産もしておりLeeもその中の一つ。
「当社(株式会社三洋)がLeeの国内版権元と販売契約を結んで販売するオリジナル商品です。」
と記載あるため、おそらく「リー・ジャパン」と提携して作ったもの。
「Leeというブランドでスーツケースを作らせて!」という感じです。
スーツケースはあまり有名ではない。
そう人気も無いよう思います。
通販よりも実店舗に強いと思う。
公式HPに取り扱いブランド・商品の一覧があるので見てみてください。
公式HP:株式会社三洋
2、Leeのスーツケース仕様比較一覧表
GALAXY Ⅱ | 320-9010 | S | 38/47 | 〇 | 3.3 | 53 | 37 | 25/31 | 115 | ABS樹脂+PC | ジッパー | 16,280 | × | – |
〃 | 320-9011 | M | 52/64 | × | 3.8 | 60 | 41 | 26/32 | 127 | 〃 | 〃 | 18,480 | × | 〃 |
フロントオープン | 320-9020 | S | 37 | 〇 | 3.2 | 53 | 35 | 25 | 113 | 〃 | 〃 | 19,580 | × | ボトムハンドル |
〃 | 320-9021 | M | 53 | × | 3.9 | 61 | 40 | 27 | 128 | 〃 | 〃 | 21,780 | × | 〃 |
現時点は2種類。
Lサイズは無く、SとMサイズのみ。
初代「GALAXY」は廃番になっています。
3、共通仕様について(キャスター)
キャスターはごく普通なもの。
静音タイプでもなく、キャスターロック機能も無い。
口径も50mmと普通です。
この価格帯としてはいまいちなキャスターと言える。
4、GALAXY Ⅱ
デニム柄がおしゃれなLeeらしいスーツケース。
白色以外は「デニム柄プリント」となっており、
特にブルーはLeeらしいデザインに仕上がっています。
内装は共通で「Leeオリジナルバンダナ柄」となっています。
容量拡張機能を搭載しており、
Sサイズ(機内持ち込みサイズ)の場合は基礎容量38L、拡張後47Lとかなり優秀。
容量はスーツケース最大クラスです。
Mサイズは基礎容量が52Lと少ないのがいまいち。
拡張すると64Lと良いので、拡張前提で使うことになりそうです。
悪い点としては、Sサイズで3.3kgと重量がやや重ためなこと。
容量拡張機能がある分重めになっている感じです。
ただ、この程度なら大きなデメリットではない。
デザイン優秀で容量も多い良いスーツケースだと思います。
5、フロントオープンタイプ
大きいフロントポケットを搭載。
外観はLeeらしくはなく、内装の「Leeオリジナルバンダナ柄」のみ。
この点からもLeeブランドとしては微妙と感じてしまう。
大きく開くフロントポケットが特徴ですが、PC収納スペースは無い。
入るのは入りますが、クッション等は無いので工夫が必要です。
Sサイズ(機内持ち込みサイズ)で容量37L、重量3.2kgとやや良い程度。
Mサイズは容量53L、重量3.9kgといまいち。
数値的にはSサイズが優秀です。
これという優秀な点がないため、
Leeというブランド、内装柄が気に入った人が選びたい。
6、まとめ
Leeらしいデザインが売りのスーツケース。
数値は悪くはないですが、機能性はシンプルで値段も安くは無い。
完全にLeeが好きな人向けのスーツケースかなと思います。
コスパなど無視してデザインで選ぶタイプです。
個人的には、GALAXY ⅡのSサイズのブルーカラーは良いかなと思います。
容量が大きくてデザインも優秀。
買うならこれをおすすめします。