TRANS CONTINENTS(トランスコンチネンツ)のスーツケースの話(どこの国・会社?良い点・悪い点など)
TRANS CONTINENTS(トランスコンチネンツ)のスーツケース
スーツ系がメインの大人向けのメンズブランド(東京発)。
「大陸横断」という意味で、オン・オフ・世代も超えて、というコンセプトです。
詳細はこちらの公式HPを。
スーツケースの良い点・悪い点などを解説します。
1、TRANS CONTINENTSのスーツケースはどこの国・会社?
日本の大手スーツケースメーカー「ロジェールジャパン」が販売。
「TRANS CONTINENTS」の公式ショップではスーツケースの販売が無く、
ロジェールジャパンが販売も担当しています。
そのため買うなら公式通販か楽天市場などの公式ショップとなる。
東京生まれで現在は香港に本社がある世界的ブランド「LOJEL」の日本法人的な会社。
現在は日本の「株式会社サックスバー ホールディングス」の子会社となっています。
「ロジェールジャパン」はほぼ日本独自のメーカーと考えていい。
ちなみに、スーツケースを開発・製造しているのは「アイシン通商株式会社」です。
いろいろと複雑な会社ではある。
ロジェールジャパンは中級品が主体でコスパが良い。
リアル店舗では家電量販店によく売られています。
ラインナップ等は公式HPを見てください。
他にも様々なブランドと提携したスーツケースがあります。
公式HP:ロジェールジャパン
2、TRANS CONTINENTSのスーツケース仕様比較一覧表
状況 | 品番 | サイズ | 容量 (L) |
機内 持込 |
重量 (kg) |
縦 (cm) |
横 (cm) |
奥行 (cm) |
3辺 の和 |
本体 素材 |
合面 | 定価 | キャスター ストッパー |
特徴 |
現行 | TC-0851-50 | S | 38 | 〇 | 3.3 | 55 | 36 | 24 | 115 | PC&ABS樹脂 | ジッパー | 23,100 | × | ハーフオープン,サスペンションキャスター |
現行 | TC-0853-49 | S | 38 | 〇 | 3.4 | 55 | 35 | 25 | 115 | 〃 | 〃 | 23,100 | × | フロントオープン,サスペンションキャスター |
旧品 | TC-0790-50 | S | 39/46 | 〇 | 3.3 | 54.5 | 36 | 24.5/28.5 | 115 | 〃 | 〃 | 15,400 | × | 容量拡張 |
旧品 | TC-0790-60 | M | 65/75 | × | 4.0 | 68 | 46 | 27.5/31.5 | 141.5 | 〃 | 〃 | 17,600 | × | 〃 |
旧品 | TC-0790-67 | L | 87/98 | × | 4.5 | 72.5 | 49 | 31.5/35.5 | 153 | 〃 | 〃 | 20,900 | × | 〃 |
旧品 | TC-0855-50 | S | 39/45 | 〇 | 3.3 | 54 | 35 | 25/29 | 114 | 〃 | 〃 | 19,800 | × | サスペンションキャスター,容量拡張 |
旧品 | TC-0855-60 | M | 61/70 | × | 4.0 | 67 | 45 | 27/31 | 139 | 〃 | 〃 | 22,000 | × | 〃 |
旧品 | TC-0855-67 | L | 84/95 | × | 4.7 | 72.5 | 48 | 31.5/35.5 | 152 | 〃 | 〃 | 24,200 | × | 〃 |
旧品 | TC-0807-62 | M | 73 | × | 4.8 | 68.5 | 48 | 29 | 145.5 | 〃 | フレーム | 33,000 | 〇 | HINIMOTO Lisofキャスター |
旧品 | TC-0807-69 | L | 91 | × | 5.5 | 75 | 51 | 30 | 156 | 〃 | 〃 | 35,200 | 〇 | 〃 |
現行は2機種。
ハッキリ生産中止とは公表されてはいないのですが、
公式通販では新型の2機種しか存在しません。
旧品はほぼ販売していないので、実質旧品(生産中止)と判断しています。
TRANS CONTINENTSのロゴなども変わっているため、
一新されたものと思います。
解説は新型の2機種のみします。
3、共通仕様
新型2機種の共通仕様を解説します。
キャスター(良い点)
ロジェールジャパン汎用のサスペンションキャスターを搭載。
どのシリーズでも使われているサスペンションキャスターです。
TRANS CONTINENTSだけの仕様ではありません。
静音性など性能は最高ではなく中級品。
十分使えるキャスターです。
TRANS CONTINENTSのロゴプレート
本体中央上部にロゴ入りのプレート有り。
TRANS CONTINENTSブランドのスーツケースらしい点です。
このロゴプレートは旧品にはありませんでした。
新型はよりTRANS CONTINENTSらしくなったと言えます。
洗練された大人な印象で素敵です。
4、TC-0851-50(ハーフオープンタイプ)
ポケットからの収納性に優れる。
いわゆる「トップオープン」と言われるタイプです。
本体の片側がポケット収納部となるので、たくさん入ります。
中央に底板を設けることもでき、その場合は深さは半分になる。
大きいPCなどを入れる場合にこのタイプは便利。
雑にいろいろポケットから出し入れしたい人にもおすすめです。
容量は38Lと大容量で良い。
重量は3.3kgとやや重ため。
ここは問題無し。
一番のネックは定価が23,100円と高いこと。
このスペックにしては割高です。
ロジェールジャパンとしても高い部類になるので、ブランド代かもしれない。
コスパは悪いので、これは完全にTRANS CONTINENTSが好きな人向けです。
5、TC-0853-49(フロントポケットタイプ)
小分けしての収納性に優れる。
PC用のポケット、小物用のポケットなど収納性が良い。
ハーフオープンよりもポケットが大きく開くため、出し入れはしやすい。
特に変わった仕様はなく、一般的なフロントポケットタイプです。
容量は38Lと大容量で良い。
重量は3.4kgと重ためなのが悪い点。
ポケットの多さなどで少し重たくなっているのだろう。
こちらも値段は同じでコスパは悪い。
TRANS CONTINENTSのブランドが欲しい人向け。
6、まとめ
ブランドとデザイン特化なスーツケース。
機能・性能も優秀ではなくコスパは悪い。
これはもうデザイン系のスーツケースです。
「TRANS CONTINENTS」のデザインを求める人向けで、
機能性や性能を求めるものではない。
ブランドのコンセプトらしくビジネス系に特化しておらず、
カジュアルなデザインも入っているのが良い点ですね。
おしゃれでオフも重視する大人を印象付けられます。
「TRANS CONTINENTS」のスーツケースはファッションとして選びたい。