SHOEI X-CORE レビュー!評判のスーツケースをプロが検証

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著者:@スーツケース100台以上所有
更新日:
SHOEI X-CORE 自腹購入レビュー
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「SHOEI X-CORE」をレビュー!

ヘルメットのSHOEIがスーツケース事業に参入!
「X-CORE」はその第一弾モデルです(2026年1月にmakuakeで予約販売)。
超頑丈だけど超重たいキワモノですが、SHOEIに期待して買いました。

購入したカラーは「チャコールグレー」、サイズは機内持ち込み。
プロとして完璧にレビューしたい。

結論

SHOEI スーツケース X-CORE 外観レビュー 全体図

HINOMOTO miraclentで静音性抜群(-9.4dB)。ワンタッチストッパー搭載も優秀。
本体素材「GFRP」で超頑丈ですが、超重たい(実測値4.89kg)のは覚悟。
キャリーハンドルの使用感が悪いなど、価格の割に高級さ感じないのが残念な点。
荷物を絶対に守りたい人以外にはおすすめできない。

主な良い点(Good)

  • 本体がGFRPマテリアルで超頑丈
  • HINOMOTO miraclentで静音性抜群(-9.4dB)
  • ワンタッチ式のキャスターロック

主な悪い点(Bad)

  • 重量が実測値4.89kgと重たい
  • キャリーハンドルのカチャカチャ音がうるさい
  • 歪みなど作りの悪い点が目立った
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Reviewer:パルどう
  • ・スーツケース100台以上自腹購入&所有
  • ・大手メーカーでのモノづくり経験も強み
  • ・1万枚の写真で忖度なしのレビュー

1、外装箱レビュー

SHOEI スーツケース X-CORE 外装箱レビュー

大きなSHOEIロゴがかっこいい!
ぱっと見で絶対スーツケースとわからない。
変形、汚れはほとんどなく、ダンボールも高品質。

2、包装レビュー

SHOEI スーツケース X-CORE 包装レビュー

立派な全面蓋仕様。
上下面の保護としては優秀ですが、
固定材は無く空間が大きいので微妙ではある。

本体は薄めの不織布のカバー。
いつもスーツケースで使われているやつではなく、
バッグとかの包装に使われている薄いやつです。
ここはSHOEIらしいなと思った。

SHOEI スーツケース X-CORE レビュー 本体カバーを外した状態

本体カバーを外した状態。
各ハンドルに保護ビニール有り。

SHOEI スーツケース X-CORE レビュー サイドハンドルの保護テープ

トップハンドルとサイドハンドルには謎の保護テープがあった。
片側だけこのように貼られています。

タグ類は無し。
中に説明書があったので、ここで紹介します。

SHOEI スーツケース X-CORE レビュー 説明書表面

説明書の表面。
特に面白い内容はなくテンプレ的な内容。

もう半分は保証書だったので掲載は止めておきます。
シリアルナンバーとかの記載もあった。

SHOEI スーツケース X-CORE レビュー 説明書中面

説明書を開いた中面。
TSAロックの説明と、保証の説明。
もちろん、購入日やお客様情報の記載なんて無かった。
この文面通りだと保証対象外ですが、まぁ大丈夫だろう。

SHOEI スーツケース X-CORE レビュー 内装の取り付け方の説明書

別にあった内装の取り付け方の説明書。
基本的に外すことはないので、これは「もし外れた時のため」です。
自分は外してみたので後で紹介します。

3、外観レビュー

SHOEI スーツケース X-CORE 外観レビュー 正面

SHOEI スーツケース X-CORE 外観レビュー 側面サイドハンドル側

SHOEI スーツケース X-CORE 外観レビュー 側面底鋲側

SHOEI スーツケース X-CORE 外観レビュー 背面

SHOEI スーツケース X-CORE 外観レビュー 正面上部

SHOEI スーツケース X-CORE 外観レビュー 背面上部

SHOEI スーツケース X-CORE 外観レビュー 側面上部

SHOEI スーツケース X-CORE 外観レビュー 上面

SHOEI スーツケース X-CORE 外観レビュー 底面

SHOEI スーツケース X-CORE 外観レビュー 底面を斜めから見た図

SHOEI スーツケース X-CORE 外観レビュー バックル 上側

SHOEI スーツケース X-CORE 外観レビュー バックル 下側

SHOEI スーツケース X-CORE 外観レビュー 底鋲 上側

SHOEI スーツケース X-CORE 外観レビュー 底鋲 下側

SHOEI スーツケース X-CORE 外観レビュー コーナーパッド

SHOEI スーツケース X-CORE 外観レビュー コーナーパッド

SHOEI スーツケース X-CORE 外観レビュー ロゴ拡大

SHOEI スーツケース X-CORE 外観レビュー 全体図

本体素材「GFRPマテリアル(ガラス繊維強化プラスチック)」が頑丈!
さらさらで硬い!そしてメッチャ重い!

ヘルメット素材なので今までに無いスーツケース感です。
触っただけで頑丈とわかるレベル。
金属に近い樹脂という感じがする。

そして特徴的なのが巨大なコーナーパッド。
角を完璧に保護する最強仕様です。
やりすぎ感が強い。

その他ハンドル等のパーツは普通。
特別感は無く他社品でもよく見る感じのやつです。
ハンドルは安っぽいのが残念。

本体カラーは「チャコールグレー」ですが、見た感じは「ダークグレー」です。
そしてキラキラと反射するので、わりと明るめの印象。
見た目の高級感はあるので、スーツにも合いますね。

形状は太めで普通。

寸法測定結果

高さ
(cm)

(cm)
奥行
(cm)
3辺
の和
公称値 53 37 24 114.0
実測値 52.4 36.5 24.6 113.5

3辺の和113.5cmで機内持ち込みOK。
やや小さめの本体です。

ほぼ公称値通りの寸法でした。
ハンドルやコーナーパッドの出っ張りが大きいので、
本体サイズは小さめです。大容量ではない。

4、作りの悪い箇所が目立った

SHOEI スーツケース X-CORE レビュー キャリーハンドルが斜めに傾いている

キャリーハンドルが斜めに傾いている。

安物ではよくある不良です。
約5万円のスーツケースでこれは最悪。
転がす時に真っすぐ力を入れられないので、使用感も悪くなります。

SHOEI スーツケース X-CORE レビュー 上段の底鋲の右側が傾いて固定されている

底鋲(底足)が斜めに固定されている。

上段の右側が斜めになっている。
かなり目立つのでこれも最悪。穴あけに失敗したのだろう。
作業者も失敗に気づくレベルと思うので、わかっていて出荷してそう。

SHOEI スーツケース X-CORE レビュー フレーム勘合の隙間

フレームの勘合がぴったり合っていない。

安物なら気にしないですが、高級品でこれは気になる。
蝶番の取付位置がちょっとずれているのが原因だと思う。
がたもちょっと大きめ。

<本体のがたつき説明動画>

全くがたつきの無いフレームタイプは少なく、他社品も音はします。
そのためこれは重箱の隅をつつくような指摘になります。
ただ、自分としては期待外れだったので残念な点。

--

やっぱり、この本体素材で精度を出すのは難しいのだろう。
合格ラインを上げることになると思うので、
それに伴う品質管理の甘さがデメリットな気がする。

5、TSAロックの操作感

SHOEI スーツケース X-CORE TSAロックレビュー

TSAロックはダイヤル式。一つ前の「007」型。

TSAロックはごく普通なダイヤル仕様。
解除は上下のレバーを内側に動かすだけ。
片手で開けられるのがこの仕様の良い点です。

<TSAロック説明動画>

実際には立てた状態で開け閉めしませんが、
動画的に楽なのでこうしました。
片手で開けられるフレームタイプは楽なので好き。

SHOEI スーツケース X-CORE TSAロックレビュー ロック解除して本体を少し開けた図

仕様はスーツケース共通仕様的なものです。
特別頑丈では無く普通と思う。

SHOEI スーツケース X-CORE TSAロックレビュー バックル内側

普通なバックル。
他メーカーが売っている汎用部品だと思います。
この生産数の少なさで自社開発はしないだろう。

SHOEI スーツケース X-CORE TSAロックレビュー 裏側のリセットボタン

ダイヤル暗証番号変更用のボタンは裏側にあります。
内装生地を引っ張ると出てくる。
詳しくは説明書に記載ありますので見てください。

6、キャリーハンドルの操作感

SHOEI スーツケース X-CORE キャリーハンドルレビュー

SHOEI スーツケース X-CORE キャリーハンドルレビュー 最大に伸ばした状態

↑最大に伸ばした状態

SHOEI スーツケース X-CORE キャリーハンドルレビュー 最小の状態

↑最小の状態

SHOEI スーツケース X-CORE キャリーハンドルレビュー 持ち手部拡大

SHOEI スーツケース X-CORE キャリーハンドルレビュー キャリーバー全体

SHOEI スーツケース X-CORE キャリーハンドルレビュー キャリーバー根本拡大

SHOEI スーツケース X-CORE キャリーハンドルレビュー キャリーバー根本

SHOEI スーツケース X-CORE キャリーハンドルレビュー 収納状態拡大

SHOEI スーツケース X-CORE 外観レビュー キャリーハンドルを伸ばした全体図

キャリーハンドルは3段階調節。
ぐらつき(遊び)は普通で小さくはない。
カチャカチャと音がうるさすぎる。

キャリーハンドルは一般的な3段階調節。
操作はいつも通り上にあるボタンを押しての上げ下げです。
操作性は問題無し。

ぐらつき(遊び)は普通。高級品にしては悪い。
そして最悪なのが「カチャカチャ」と音がうるさいこと。
そのため使用感が1万円以下のスーツケースレベルです。

<キャリーハンドル説明動画>

キャリーハンドルがとても安っぽく思える。

このカチャカチャ音は安物スーツケースの特徴と言えるものです。
約5万円のスーツケースでこれはいけない。
転がしている時もメッチャうるさいです(キャスター動画参照)。

SHOEI スーツケース X-CORE キャリーハンドルレビュー 持ち手部拡大

持ち心地は良い。

持ち手部はやや太め。
上面がフラットで角も丸めなので持ち心地は良い。
ここに不満は無し。

SHOEI スーツケース X-CORE レビュー キャリーハンドルが斜めに傾いている

あとはやはり傾きが最悪。

これもよくある不良で安物なら仕方ないですが、
5万円のスーツケースでは失格レベルと思う。
これも本体の精度の問題だろうか。

7、トップハンドルの持ち心地

SHOEI スーツケース X-CORE トップハンドルレビュー 正面から見た図

SHOEI スーツケース X-CORE トップハンドルレビュー 立てた状態で正面から見た図

SHOEI スーツケース X-CORE トップハンドルレビュー 立てた状態で斜めから見た図

トップハンドルは普通な樹脂ハンドル。
オートリターン式です。

フレームタイプとしては一般的な仕様。
特に言うことがない普通なハンドルです。
持ち心地も良く問題無し。

<トップハンドル説明動画>

動く速度に各社差があるのですが、これは普通なスピード。
動画にはしていませんが、サイドハンドルはゆっくりだった。
特に問題は無し。

8、キャスターの操作性・静音性

SHOEI スーツケース X-CORE キャスターレビュー

SHOEI スーツケース X-CORE 外観レビュー キャスター

SHOEI スーツケース X-CORE キャスターレビュー 側面拡大

SHOEI スーツケース X-CORE キャスターレビュー 上から見た図

SHOEI スーツケース X-CORE キャスターレビュー カバー部

キャスターは「HINOMOTO miraclent」搭載で静音性はかなり良い。
口径は約54.6mmとやや大きめ。

日本が誇るキャスターメーカー「日乃本錠前(HINOMOTO)」の最高級キャスターです。
静音性も良いですが、金属ベアリングによる動きの軽さも強み。
口径は実測値で54.6mmとやや大きめで良し。

ただ、キャリーハンドルのカチャカチャ音がうるさいので、
そこで台無しになっているところはある。
下の動画を見て下さい。

<SHOEI X-CORE キャスター静音性確認動画>

硬く重たい本体のためか、miraclentとしても静かな方です。

X-COREと一般的な安物キャスターとの静音性比較結果、
X-COREの方がアスファルト4輪走行で9.4dB小さかった。
これは体感だと約2倍の聞こえる大きさの差となります。

「HINOMOTO Lisof SILENT RUN」と比べても2.4dB小さく、
miraclentキャスターの静音性の良さがわかる。
実は本体によってはmiraclentでもデシベルが変わらないことがある。

SHOEI X-COREの静音性は素晴らしいですが、
キャリーハンドルがうるさくもったいない。

騒音計での測定結果

SHOEI スーツケース X-CORE 騒音計(リオン NL-28K 検定付き)で測定している図

走行 平均
LAeq (dB)
1回目 2回目 3回目 最大値平均
LAmax (dB)
コンクリート(4輪) 58.4 58.7 58.3 58.1 61.9
コンクリート(2輪) 49.3 49.8 48.8 49.2 62.8
アスファルト(4輪) 66.5 66.8 66.3 66.3 70.8
アスファルト(2輪) 60.9 61.1 60.9 60.8 64.8
走行 SHOEI
(HINOMOTO
miraclent)
ALI-1900
(うるさい安物)
コンクリート(4輪) 58.4 67.6 -9.2 dB
コンクリート(2輪) 49.3 60.0 -10.7 dB
アスファルト(4輪) 66.5 75.9 -9.4 dB
アスファルト(2輪) 60.9 68.7 -7.8 dB
走行 SHOEI
(HINOMOTO
miraclent)
ヘリテージ3
(HINOMOTO Lisof
SILENT RUN)
コンクリート(4輪) 58.4 59.9 -1.5 dB
コンクリート(2輪) 49.3 53.5 -4.3 dB
アスファルト(4輪) 66.5 68.8 -2.4 dB
アスファルト(2輪) 60.9 62.8 -1.9 dB

検定付きの騒音計「リオン NL-28K」を用い、
同一路面にて各3回の走行テストを実施した実測値比較です。

動画撮影はスマホ、録音は下記の機材を仕様。

機材カテゴリ 製品名称 信頼性の根拠(スペック) 価格
レコーダー ZOOM F3 32bit float。音割れ無しの最高音質録音 3万円
録音マイク DPA 4060-OP-C-B90 放送局仕様。全周波数をフラットに集音 7万円
騒音計 リオン NL-28K 検定付き 国家検定合格品。0.1dB単位の精密測定 17万円
音響校正器 リオン NC-75 基準音発生器。使用前に校正実施 12万円

総額約40万円の産業・放送用機材を用い、
主観を排した客観的データを算出しています。

9、キャスターストッパー

SHOEI スーツケース X-CORE キャスターストッパーレビュー 解除状態

↑解除状態

SHOEI スーツケース X-CORE キャスターストッパーレビュー ロック状態

↑ロック状態

ワンタッチ式のキャスターストッパーを搭載。

背面上部にキャスターストッパー操作レバーがあります。
レバーを上にするとロック。解除はボタンを押すだけ。
レバー動作は軽くてストレスが無い。そして使いやすい。
スーツケースにおける最高のキャスターストッパーと言える。

このストッパーもHINOMOTO製で、
「SILENT RUN」や「miraclent」とセットになっています。
実績は十分あり信頼性抜群。自分も壊れたことが無い。

使用感はキャリーハンドルの説明動画を見て下さい。
そこでストッパーも使っています。

10、内装をレビュー

SHOEI スーツケース X-CORE 内装レビュー

両面仕切り仕様。Xバンドは無し。
左の仕切りにあるポーチは取り外し可能。

モータースポーツらしいロイヤルブルーの内装。
ほんとに新車の香りがします。嫌いな人には辛いと思う。
こういうのはSHOEIらしさ満開で素晴らしい。

Xバンドは無いので仕切りは必ず閉める必要有り。
そして内装の固定方法が特殊です。
外すことは無いですが、SHOEIのこだわりが見える。

写真で説明していきます。

SHOEI スーツケース X-CORE 内装レビュー 全体図

買う前は派手やなぁと思っていましたが、
このロイヤルブルーが意外と良い雰囲気だった。
生地はポリエステルだと思います。

SHOEI スーツケース X-CORE 内装レビュー 右側仕切り

右側の仕切りは大きなメッシュポケットが一つ。
ファスナーが左にあるのは珍しい。

SHOEI スーツケース X-CORE 内装レビュー 右側仕切り ファスナー部拡大

YKKのリング引手。
とても引きやすくて良い。

SHOEI スーツケース X-CORE 内装レビュー 右側仕切りのメッシュポケットを開けた図

ポケットの開き具合。
カバーがあるので入れにくい。

SHOEI スーツケース X-CORE 内装レビュー 右側仕切りを開けた図

中は何も無い。

SHOEI スーツケース X-CORE 内装レビュー 右側下部拡大

厚い生地で質感がとても良い。
シワもほとんど無く角の処理も綺麗です。

SHOEI スーツケース X-CORE 内装レビュー 右側下部縫製拡大

縫製も細かく縫っていて綺麗。

SHOEI スーツケース X-CORE 内装レビュー 左側仕切り

左側の仕切りは取り外せるポーチが二つ。

SHOEI スーツケース X-CORE 内装レビュー 左側仕切りのポケットのファスナー拡大

ファスナーの仕様は同じ。
ボタンが鏡面仕上げなので、写真で顔が映らないよう注意。

SHOEI スーツケース X-CORE 内装レビュー 左側仕切りのポケットを開けた図

ポケットの開き具合。
取外しての撮影はここでは忘れたので、後で紹介します。

SHOEI スーツケース X-CORE 内装レビュー 左側仕切りを開けた図

左側も中は何も無い。
同じく綺麗な仕上がりです。

SHOEI スーツケース X-CORE 内装レビュー 合わせ面のカバー上部

合わせ面のカバー上部です。
カバーがちょっと傾いていますが、マジックテープで修正可能。

SHOEI スーツケース X-CORE 内装レビュー 合わせ面のカバーを上から見た図(マジックテープ固定)

カバーは左右ともにマジックテープ固定。
ほんと、これくらい製造時に真っすぐ付けてほしいものです。

SHOEI スーツケース X-CORE 内装レビュー 合わせ面のカバー下部

合わせ面のカバー下部。
縫製は全体的にとても綺麗。
どのスーツケースメーカーよりも細かく縫ってると思う。

--

内装のレビューは以上です。

個人的にXバンドが無いのは残念ですが、シンプルで不満は無い内装でした。
取外せるポケットは良いですね。
ホテルでは外してテーブルとかに置いておきたい。

X-COREは生地が綺麗なのがとっても良い。
プロテカ スタリアCXR並の綺麗さです。

11、内部をレビュー

SHOEI スーツケース X-CORE 内部レビュー 右側仕切りを取り外した図

内部を見るべく、仕切りと内装を取り外していきます。

SHOEI スーツケース X-CORE 内部レビュー 仕切りの固定金具

黒い金具に仕切りを差し込んで固定しています。

SHOEI スーツケース X-CORE 内部レビュー 仕切りの固定金具拡大

仕切りは枠にワイヤーが入っており、
そのワイヤーをこの金具に差し込んで固定する仕組み。
内装の固定方法も同じです(詳細は説明書参照ください)。

SHOEI スーツケース X-CORE 内部レビュー 右側内装を取り外した図

内装を外した図。
形を作って固定するという、SHOEIのこだわり内装。

SHOEI スーツケース X-CORE 内部レビュー 右側内装の裏側

裏側はクッション素材(おそらくウレタン)が貼られています
これにより厚い質感の生地になっている。

SHOEI スーツケース X-CORE 内部レビュー 右側内部全体

左側は何も無いので、右側の内部を見ていきます。
構造としてはスーツケース共通。変わった点は無い。

SHOEI スーツケース X-CORE 内部レビュー キャリーハンドル固定部

キャリーハンドル固定部です。
専用部材ではなく汎用的な固定材と思われる。
本体形状にはぴったり合っていて問題無し。

本体素材が頑丈すぎるので軽量化したものを使えばと思うのですが、
汎用部材を使ってコスト削減しているのだろう。

SHOEI スーツケース X-CORE 内部レビュー キャリーバー固定部

中央の黒い部材がキャリーバー固定部です。

これもどこかで見たことがある汎用部材。
1万円以下のスーツケースによく使われているやつにそっくり。
固定はしっかりできているので問題は無い。

SHOEI スーツケース X-CORE 内部レビュー キャスター固定部

キャスター固定部です。
本体素材が頑丈なので、補強材は無く形状も最低限。
ねじが緩みさえしなければ問題無いだろう。

SHOEI スーツケース X-CORE 内部レビュー キャスター固定部にあったメック加工のカス

反対側にメック加工したねじのカスらしきゴミがありました。
当然ながらねじの緩み止めはしてあるだろう。

--

内部のレビューは以上です。

おそらく汎用部材を使ったこだわりの無い内部仕様でした。
この生産数で固定材まで開発するのはきついので、
安い中国メーカー品を使うのは仕方ないと思う。

日本の大手メーカーで5万円のスーツケースなら、
だいたいは自社開発した部材を使っています。
そのため、SHOEIはやはりこのあたりが弱い。

本体が頑丈なので、ねじが緩みさえしなければ問題無いはず。

12、実際に荷物を入れてみた感想

SHOEI スーツケース X-CORE レビュー 実際に荷物を入れてみた

SHOEI スーツケース X-CORE レビュー 実際に荷物を入れて仕切りを閉めた図

容量は普通。

200匁のフェイスタオルをほぼ限界まで入れてみた結果、55枚入りました。
大容量な機内持ち込みサイズだと60枚入るので、55枚は普通。
本体サイズが小さいですが、深さがあるので詰め込み出来ました。

ただ、仕切りを絶対に閉めないといけないため、トラベルポーチは入れにくい。
55枚入りましたが、体感的にはやや少な目に感じます。

SHOEI スーツケース X-CORE レビュー 実際に荷物を入れて仕切りを閉めてポーチを取り外した図

ポーチはこのように外せます。
4角をボタンで止めているだけ。
外すのも付けるのも簡単で問題無し。

13、SHOEI X-COREを実際に転がして使ってみた感想

SHOEI スーツケース X-CORE レビュー 実際に転がして使っている図

さすがに重たすぎて辛い。

今まで使ってきたアルミニウム合金本体よりも重たい。
荷物が空の状態でLサイズのスーツケースの重量です。
よほど守りたい荷物がある時以外は絶対に使わないと断言できるレベル。

この重さも気にならないキャリーハンドルならまだマシだったのですが、
ぐらつきも気になり、安っぽいカチャカチャ音も悪い。
キャスターの静音性は世界2位レベルですが、使用感はいまいちです。

SHOEI スーツケース X-CORE レビュー 重量測定結果

重量は実測値で4.89kg。

公称値4.9kgとほぼ同じ。懸念していた5kgを超えなかったので良かった。
リモワのアルミが4.2kgなので、ほんとX-COREの重量はやばいです。
これだけ重いと機内持ち込みは現実的にほぼ不可能。

SHOEI スーツケース X-CORE レビュー 重フェイスタオルを55枚入れての量測定結果

フェイスタオルを55枚(満杯)入れたら8.36kgになった。

機内持ち込みは「手荷物2個合計で10kgまで」なので、
バッグは1.4kgまでしか持っていけない。
そんな軽いバッグはまず無理なので、機内持ち込みはほぼ無理と考えていい。
無理せず預け入れにしよう。

14、SHOEI X-COREの検証・レビューまとめ

HINOMOTO miraclentで静音性抜群(-9.4dB)。ワンタッチストッパー搭載も優秀。
本体素材「GFRP」で超頑丈ですが、超重たい(実測値4.89kg)のは覚悟。
キャリーハンドルの使用感が悪いなど、価格の割に高級さ感じないのが残念な点。
荷物を絶対に守りたい人以外にはおすすめできない。

項目 評価 コメント
容量 フェイスタオル55枚と普通
重量 × 実測値4.89kgと最悪に重たい
包装 薄い不織布カバー
キャリーハンドル × ぐらつき普通。音がうるさい
トップハンドル 普通な樹脂、オートリターン式
TSAロック 007型。片手で開けられる
キャスター HINOMOTO miraclent 口径54.6mm
内装 極厚でシワも少ない
作り・仕上げ × 歪みが目立つ。縫製は良い

良い点(Good)

  • 本体がGFRPマテリアルで超頑丈
  • 巨大なコーナーパッドを搭載
  • HINOMOTO miraclentで静音性抜群(-9.4dB)
  • HINOMOTOのワンタッチキャスターロック
  • 片手で開けられるTSAロック
  • 厚く質の良い内装生地
  • 取り外せるポーチが2個

悪い点(Bad)

  • 重量が実測値4.89kgと重たい
  • キャリーハンドルのぐらつきが普通
  • キャリーハンドルのカチャカチャ音がうるさい
  • キャリーハンドルが傾いている
  • 底鋲が一つ傾いている
  • 本体の勘合がぴったりでは無い
  • Xバンド無し
  • 汎用的な部材を多用

SHOEI スーツケース X-CORE 外観レビュー キャリーハンドルを伸ばした全体図

とにかく荷物を守りたい人向けのスーツケース。
自分としては満足度は低かった。

アルミ合金より頑丈さを感じます。
アルミはすぐ変形するけど、SHOEIは凹みもしないのが良い点。
乱暴に扱っても傷がちょっと付く程度です。

そのため荷物はアルミ合金よりもはるかに守れる。
それを目的で使うこと以外におすすめはできない。
使用感が最高なら良かったのですが、そうでもなく。

この本体素材の影響か、キャスターの静音性はとても良い。
自分の経験ではこのX-COREのmiraclentがHINOMOTOで一番静かです。
同じmiraclentのブリーフィングとか70dBありました。

キャリーハンドルは5万円のスーツケースとしては悪すぎる。
内部部品もおそらく汎用部材で、スーツケースメーカーではない弱さが出ている。
価格のわりに高級感もこだわりも無いよう感じました(本体素材に全振り感)。

キャリーハンドルも底鋲も曲がってるし、本体の勘合の悪さもずっと気になる。
本体素材以外にあまり愛を感じないスーツケースだった。
まだ試作品という感じがするので、通常販売になるだろう自作に期待したい。

※自分のはハズレ個体だった可能性はある

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