タンスのゲンのトラベル圧縮ポーチをレビュー!

タンスのゲンのトラベル圧縮ポーチ
「タンスのゲン」はインテリア用品等を手掛けるメーカー。
スーツケースも販売しており、当サイトも一つレビューしています。
トラベル圧縮ポーチが新たに登場したので買ってみた。
SとMサイズのセット。カラーは「パールグレー」です。
<これ>
1、届いた!
プチプチ付きの袋に入って届く。
壊れ物ではないのでこれで十分。
開封。OPP袋に入っています。
Mサイズは折った状態。
説明書が入っていました。
家具メーカーらしいデザインが好き。
素材はナイロン。生産国は中国。
裏面。使い方は普通。
保証書。
タンスのゲンはちゃんとした日本メーカーなので安心できる。
タンスのゲンの会社紹介もあった。
社名の通り元々はタンスの会社。
今はアイリスオーヤマのようにいろいろ売っています。
2、外観レビュー
SサイズとMサイズ。
ハンドル付きで持ち運びに便利なデザインです。
・S:幅30×奥行20×高さ5cm
・M:幅35×奥行25×高さ5cm
・L:幅40×奥行30×高さ5cm
厚みは同じ。
圧縮率は全サイズほぼ同じです。
以後、Sサイズの外観レビュー。
わりとしっかりとしたナイロン生地。
シワは少なく見た目は綺麗です。
中央にあるのが圧縮用のファスナーです。
圧縮ポーチとしては標準的な構造。
上下は収納面のファスナー。
リング型の引手など仕様はなかなかに良い。
ハンドルはファスナーのシール部といっしょに縫われています。
強度的には問題無いだろう。
本体のマチがかなり大きい。
まるでシューズケースのようなマチの大きさ。
圧縮ポーチでこれはかなり珍しいです。
なぜならば圧縮時に邪魔になり非効率なため。
これは非圧縮状態でバッグとして使いやすくしているのだと思う。
片側は防水仕様。
圧縮ポーチとしては珍しく、自分は初めてこの仕様を見ました。
濡れたものを入れられるのはとても便利。
ファスナー部は防水ではないので浸みる点には注意。
もう片側は普通な仕様。
防水面の全体図。
防水仕様にするため、縫い目を最小限にした二重構造です。
ファスナーの裏側。
YKK製。標準的なサイズとなる5号。
終点の補強もしっかりしてある。
反対面。
端部分の縫製もしっかりしてある。
ファスナー部の縫製具合。普通。
反対側の非防水収納面。
作りは同じです。
日本メーカーらしいダサいタグがあった。
手洗いは可能。
このあたりは同じ。
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外観はとても良い。
わりと安めのトラベル圧縮ポーチですが、作りは良いです。
シューズケースみたいにしっかりしてる。
3、荷物を入れて圧縮してみた(Sサイズ)
※フェイスタオルの厚みは200匁のものを使用
まずはサイズ感。
2回折ったフェイスタオルを入れた図です。
さすがに入らない。
3回折ったフェイスタオルなら余裕で入る。
今回はこれで圧縮していきます。
片面に7枚入れた図です。
マチが大きいので非圧縮状態でも入れやすく使いやすい。
圧縮限界ですが、このマチの上面が限界でした。
これもわかりやすくて良い。
フェイスタオルを計14枚入れた状態。
マチが大きいので安定した形状になる。
縦置きだとこんな感じ。
マチが大きいので生地の張りは少なく余裕がある。
反対面。
中央のファスナーを閉めて圧縮していきます。
体重で押さえて圧縮用ファスナーを閉めると楽。
もちろん手で押さえて閉めても良い。
マチが大きいので、生地がとても邪魔で閉めにくい。
これがタンスのゲンの圧縮ポーチのデメリット。
リング状の引手は使いやすくて良かった。
圧縮完了!
圧縮率は他社品とほぼ同じなので、似たような形状になる。
立てるとよく圧縮しているのがわかる。
中央部、少し縫製が悪い部分があった。
細かく縫っていて良い。
反対面。
荷物を均一に入れないとどうしてもこのように歪む。
こちら側は綺麗でした。
縫製はなかなか良い。
ハンドル付きなので持ち運びも便利。
大浴場に持っていきたい。
4、荷物を入れて圧縮してみた(Mサイズ)
Mサイズの非防水面は中央部に仕切りがあります。
仕切りはマジックテープでの組み立て式になっており、
不要なら図のように倒したまま使えます。
仕切りをマジックテープで止めるとこんな感じ。
3回折ったフェイスタオルは入らない。
仕切りを使う場合はかなり小さなものしか無理です。
仕切りを外した状態。
これなら2回折ったフェイスタオルがなんとか入る。
今回はこれで圧縮していきます。
フェイスタオルは12枚入りました。
サイズ的には14枚入るのですが、圧縮できなかった。
荷物を入れた状態。
マチが大きいの余裕がある。
圧縮完了。
Sサイズと同じくマチが大きいのでファスナーを閉めにくかった。
圧縮率はだいたい同じ。
全体的に綺麗です。
縫製はとても良い。
SサイズとMサイズの圧縮状態比較。
厚みはほぼ同じ。
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圧縮作業のレビューは以上です。
リング状の引手でファスナーは閉めやすいのは良い点。
マチが大きく圧縮時に邪魔になるので、閉めにくく容量も減るのが悪い点。
単純に圧縮したいだけなら無駄な構造ではあります。
5、実際にスーツケースに入れてみた
Sサイズを機内持ち込みサイズのスーツケースに入れた図です。
幅が30cmなのでほぼピッタリ入る。
厚みはオーバーしていますが、左側を少な目にすれば閉めることはできます。
上下に並べて入れることができます。
機内持ち込みサイズのスーツケースならSサイズ2個がちょうどいい。
Mサイズも入りますが、大きさが中途半端。
無駄が大きいので止めた方がいい。
Lサイズのスーツケースに入れた図です。
さすがに余裕で入る。
縦向けならピッタリ入った。
Mサイズを並べるのが一番効率良さそうです。
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タンスのゲンのトラベル圧縮ポーチの大きさは、
通販品としては一般的な大きさ。
スーツケース用としてはちょうどいいサイズです。
6、撥水性能の確認
生地にも撥水性はある。
生地には撥水とは書いてありませんでしたが、ちゃんと撥水生地でした。
水をこぼしても水滴が転がります。
すぐに水が浸みることもなかった。
防水仕様の収納面は当然ながら撥水性有り。
劣化しない限りは浸みることはないだろう。
7、重量測定結果
重量はとても重たい圧縮ポーチ。
Sサイズで160gは平均より1.5倍ほど重たい。
防水生地、二重仕様、ハンドル付きなど仕様が良いためです。
そのため、単純な圧縮目的ならおすすめはできないポーチとなる。
最軽量なダイソーの300円のやつは75g程度です。
圧縮性能は変わらないので、圧縮重視なら軽いのが良い。
8、まとめ:タンスのゲンのトラベル圧縮ポーチは買いか?
防水仕様、バッグ的な仕様に魅力を感じた人なら買って良し。
単純に圧縮目的ならおすすめはしない。
便利なバッグ的な圧縮ポーチです。
防水面は濡れたタオルなどを入れるのに便利で素晴らしい。
ハンドルもあり、旅行ではかなり役立つのではと思います。
「圧縮ポーチ」としては無駄が多いので微妙な存在。
重たすぎるのと、マチが大きくて圧縮しにくい。
荷物を詰め込みたいだけなら他社品をおすすめします。
これはこれで優秀なトラベル圧縮ポーチです。
防水の収納面はおそらく他社には無い。
品質もとても良く値段も安めなのが良い。
これは自分も使っていきたい。