WEGRETのスーツケースの話(どこの国・会社?良い点・悪い点等)
WEGRETのスーツケース
2023年に登場したブランドです。
あまり売れてはいないようですが、スペックはかなり良い。
良い点・悪い点などを解説したい。
<これ>
1、WEGRETはどこの国・会社?
WEGRETは中国の会社。
現時点でのAmazonでの出品はスーツケースが中心。
もう一つ「Langxj hj」というブランドも販売されていますが、
こちらは2020年頃に登場した古いブランドで、現在は「WEGRET」に切り替え中だと思います。
そして、全く同じスーツケースが「Xindzy」としても売られています。
販売業者は違い、こちらも中国の業者。
ブランド名を変えて目立たせる戦略と思われる。
怪しいブランドではよくあることなので、買うなら安い方を選ぼう。
2、WEGRETのスーツケースの仕様比較一覧表
※一番売れているWEGRETの2タイプを比較します。
ASIN | サイズ | 機内 持込 |
容量 (L) |
重量 (kg) |
縦 (cm) |
横 (cm) |
奥行 (cm) |
本体素材 | 合面 | 特徴 |
B0C4NLM3J8 | S | 〇 | 38 | 2.5 | 54.5 | 36 | 22.5 | PC+ABS樹脂 | ジッパー | – |
L | × | 63 | 2.9 | 68 | 43 | 26 | 〃 | 〃 | – | |
XXL | × | 98 | 3.8 | 75.5 | 47 | 30 | 〃 | 〃 | – | |
B0CKMFV4TP | S | 〇 | 42 | 3.2 | 54.5 | 35 | 23 | PC | フレーム | ドリンクホルダー |
L | × | 65 | 3.9 | 65 | 44 | 26 | 〃 | 〃 | 〃 | |
XXL | × | 90 | 4.6 | 73 | 48 | 30 | 〃 | 〃 | 〃 |
ジッパータイプとフレームタイプ。
「XXL」とい珍しいサイズ表記ですが、
スーツケース全般だと「L」サイズに該当します。
3、WEGRETの良い点・悪い点(ジッパータイプ)
良い点は超軽量で容量も大きいこと。
仕様もこの価格帯としてはかなり良い。
5000円前後のスーツケースとしてはかなり優秀です。
ちゃんと日本の航空会社の機内持ち込みサイズに合っています。
軽量性はトップクラスで容量も十分。
安物の強度不足をコーナーパッドでカバーしている点も良い。
3段階キャリーバーに、TSAロックも出っ張らない仕様。
本体素材もPC+ABS樹脂で、内装も悪くない。
この手の安物スーツケースとしては100点です。
XXLサイズの重量3.8kgは驚異的。
通常素材のスーツケースとしては最軽量に近い。
悪い点は品質・性能は値段相応という点だろう。
表面上のスペックは良いのですが、
キャスターはよくある中国メーカーの安物に見えます。
静音性・強度は期待してはいけない。
4、WEGRETの良い点・悪い点(フレームタイプ)
良い点はフレームタイプとしては軽量で容量も最大級なこと。
ジッパータイプと変わらない重量です。
90Lで4.6kgはフレームタイプとしては驚異的。
容量も大きいので、数値的には最強に近い。
本体素材はPC100%と良い。
デザインを犠牲にしてコーナーパッドを設けているのも良い点。
ドリンクホルダー搭載という今どきな仕様も嬉しい。
フレームタイプで軽いやつが欲しい人にはおすすめできます。
悪い点はマイナーブランドとしては値段がやや高めなこと。
粗悪な安物ではなく、1万円前後のやや高めなスーツケースです。
そのため、コスパ良い日本メーカー製と迷うことになるだろう。
もう少しお金を出して静音キャスター搭載品にするかどうか。
WEGRETはセールで安くなっていたら狙い目かなと思います。
スペックは良いのですが、定価だとちょっと微妙と感じる。
5、まとめ
表面上のスペックはほぼ最強のスーツケース!
この手の怪しいスーツケースブランドの中では仕様は良い。
軽すぎて不安になりますが、壊れなければ素晴らしい。
各パーツも粗悪品ではなく、今どきの少し良い仕様です。
あまり売れていないのが不思議に思う。
ジッパータイプで機内持ち込みサイズで重量2.5kgはよくありますが、
98Lサイズで3.8kgはそうそう無い。
大きくて軽いやつが欲しい人にもおすすめできる。
使って見ないとわからない品質勝負なところになりますが、
5000円前後のスーツケースとしてはおすすめです。
ジッパータイプは「Xindzy」も同じなので、
こちらも値段を見ておいてください。