Atzone Ginzaのスーツケースの話(どこの国・会社?良い点・悪い点等)
Atzone Ginzaのスーツケース
2024年1月にAmazonで急に見るようになりました。
とにかく安いので売れている模様。
注意点等もありますので、良い点・悪い点と合わせて解説します。
<これ>
1、Atzone Ginzaはどこの国・会社?
日本の個人事業主。
記載住所に法人登録無し。
名前から中国人ではないかと思います。
店舗名は「X-TradingDirect」といかにも輸入業者。
Amazonでの登録も新しく評価もほとんどない。
新規出品者ですが、やり方はプロ。
ベテラン業者が新しく手を広げたと考えた方がいいだろう。
後述する理由から本体は中国の会社だと思います。
スーツケースは別名で昔から販売されているので、
購入は問題ないと思う。
2、Atzone Ginzaのスーツケース仕様比較一覧表
サイズ | 容量 (L) |
機内 持込 |
重量 (kg) |
縦 (cm) |
横 (cm) |
奥行 (cm) |
3辺 の和 |
素材 | 合面 |
S | 35 | × | 2.42 | 56.5 | 36 | 22.5 | 115 | PC+ABS樹脂 | ジッパー |
M | 60 | × | 3.06 | 67 | 45 | 25 | 137 | 〃 | 〃 |
L | 95 | × | 4.08 | 77 | 52 | 29 | 158 | 〃 | 〃 |
1種類のサイズ違いのみ。
この数値にピンときたらスーツケースプロです。
違うブランド名で同じスーツケースがたくさん売られています。
「ANYCOOL」「BARGOCH」「Nadas」などが同じ。
3、Atzone Ginzaの良い点・悪い点
良い点(Good)
- ✔価格がとても安い
- ✔重量が最高クラスに軽い
悪い点(Bad)
- ✕容量が少なめ
- ✕SサイズはJAL・ANA機内持ち込み不可
- ✕静音と言えるキャスターでは無い
- ✕キャリーハンドルが2段階調節と少ない
Sサイズは日本の航空会社の機内持ち込みに対応していない点に注意。
JAL・ANAは高さが55cmまでの制限があります。
Atzone GinzaのSサイズは高さが56.5cmあるためNG。
謎の中国メーカー製ではよくあることです。
したがって、Sサイズを購入することは個人的にはできない。
Atzone Ginzaを買うならMサイズ以上の場合にしたい。
無料預け入れサイズ的には問題無い。
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良い点としては、重量がとても軽いこと。
Sサイズで2.42kgは通常素材のスーツケースとしては最高クラスの軽量性。
Lサイズ93Lで4.08kgもかなり軽い部類。
値段は最高クラスに安いので、「大きくて軽いやつ」が欲しい人にはおすすめです。
悪い点としては、容量がやや少なく、全体的にパーツも良くない点。
キャリーバーは2段階で良くない(ライバル商品はほぼ3段階以上)。
ロック状態だとファスナーの取手が出っ張る仕様なのもいまいち。
内装xバンドもゴムで安い仕様。
価格はこのあたりで抑えてあるのだろう。
Lサイズで実売5000円台というのは驚異的。
4、まとめ
Sサイズは日本の航空会社の機内持ち込み不可なので注意。
軽くて安い!がAtzone Ginzaの良い点。
Mサイズは60Lと容量が少ないので、買うならLサイズが良いと思います。
95Lで約4kgはPC素材では最高クラスの軽量性。
機能は他の怪しいブランドと比べるとやや劣るが、その分値段は安い。
性能・品質は全く期待できないですが、この値段なら検討する価値はある。
とにかく安くて大きくて軽いスーツケースが欲しい!な人にはおすすめです。
Atzone Ginzaと同じスーツケースが違うブランド名でも販売されています。
「ANYCOOL」「BARGOCH」「Nadas」です。
購入する場合はそれらも見て一番安いやつを買おう。