ハピタスプラス HPL2326-48 レビュー!評判のスーツケースをプロが検証
「ハピタスプラス HPL2326-48」をレビュー!
日本のスーツケースメーカー「シフレ」のブランド「HAPITAS PLUS」。
2025年11月にコスパ抜群なHINOMOTOストッパー搭載品が登場。
おすすめできそうなので買ってみた。
※結論的には価格相応だった。
購入したのはSサイズ、カラーは「ブラック」です。
プロとして完璧にレビューしたい。

・当サイト代表のスーツケースガチ勢
1、外装箱レビュー
「HAPITAS PLUS」ロゴのシンプルデザイン。
さすが日本大手シフレだけに表記はしっかりしている。
ダンボールは2重の厚めのタイプですが、
全体的に細かい変形が多く綺麗では無かった。
2、包装レビュー
普通な構造のダンボールですが、コの字の上蓋がありカッター傷も安心。
同様の底板もありました。
固定材にもなっていてなかなか良い。
スーツケース本体はビニール袋のみ。
ビニールカバーを外した状態。
保護カバーやラべルは無し。
店頭販売用のPOP。
HINOMOTOのワンタッチストッパーをアピール。
なお「サイドボタン」ではなく「レバー」が正しい。
タグの表面。
「HAPITAS PLUS」のロゴ。
タグ裏面。
スペックの記載。
中国製。
タグ中面の上側。
機能性の説明。
静音キャスターもアピールすればいいのに。
下側はシフレ公式SNSの宣伝。
3、外観レビュー
全体ストライプデザイン。
四角のコーナーパッドのデザインが特徴的。
底面以外は全面ギザギザのストライプ。
コーナーパッドまでデザインを合わせてあるので統一感がある。
ツヤは控え目でややマットブラック。
総合的には普通な見た目で高級感は無く、1万円台やなぁと感じる。
ファスナーによる歪みもわずかで、作りは良い。
コーナーパッドのストライプもほぼ本体と合っている。
ただ、デザイン重視で角を完全に保護できていないのはマイナス点。
本体はやや奥行が小さく、横長の形状。
寸法測定結果
| 高さ (cm) |
横 (cm) |
奥行 (cm) |
3辺 の和 |
|
| 表記 | 54 | 37 | 24 | 115.0 |
| 実測値 | 54.2 | 37.3 | 23.4 | 114.9 |
3辺の和114.9cmで機内持ち込みOK。
機内持ち込み限界サイズ(115cmまで)。
横幅が37.3cmと大きめです。
しかし、底鋲が大きめ&本体が真四角ではにないので本体サイズは普通。
荷物を入れた感じ、やや小さめに感じた。
4、ファスナー&TSAロックの操作感
TSAロックはダイヤル式。一つ前の「007」型。
TSAロックはごく普通なダイヤル仕様。
「TSA007」と書かれている部分を右に動かすと解除できます。
ロックもファスナーの引手を差し込むだけ。使用に問題無し。
ダイヤル部は上面中央部にあるためペコペコして回し辛い。
ここだけちょっとストレス。
ファスナーの動きはスムーズで問題無し。
5、キャリーハンドルの操作感
↑最大に伸ばした状態
↑最小の状態
キャリーハンドルは3段階調節。
ぐらつき(遊び)は普通。
キャリーハンドルは一般的な3段階調節。
いつも通り上にあるボタンを押しての上げ下げです。
高さ調節幅は均等。操作性に問題無し。
ぐらつき(遊び)は普通。良いとは言えない。
ほぼ気にならないレベルではあります。
持ち手部はやや尖っている形状。
そのため立てた状態で握るとやや持ち心地は悪いですが、
斜めに引いて転がす際はしっくりくるので良い。
総合的に普通な評価のキャリーハンドル。
好きとは言えない。
6、トップハンドルの持ち心地
裏面に薄いシリコンゴムのクッションがある。
膨らみは小さめで、指が本体に当たりがち。
裏面がシリコンゴムになっているので、少し柔らかい持ち心地です。
厚みはあまりなく、どちらかというと滑り止め的なクッション。
しっかりと持つことができます。
膨らみは小さめなので、指が本体に当たりやすいのが悪い点。
もうちょっと膨らんでほしかった。
指は入れやすくて良い。
サイドハンドルも同じ仕様です。
7、キャスターの操作性・静音性
キャスターは「HINOMOTO Lisof SILENT RUN」を搭載。
口径は約51mmと普通。
日本が誇るキャスターメーカー「日乃本錠前(HINOMOTO)」の超静音キャスターです。
これは本当に静かで操作性も耐久性も抜群。
後述しますがストッパーも付いています。
<ハピタスプラス HPL2326 キャスター静音性確認動画>
<比較用(うるさい安物キャスター)>
安物キャスターと比べると圧倒的な静音性。
もうこんなうるさいやつは使えなくなる。
定価1万円台での「HINOMOTO Lisof SILENT RUN」搭載品は少ないので優秀です。
8、キャスターストッパー
↑解除状態
↑ロック状態
ワンタッチ式のキャスターストッパーを搭載。
前輪をロックする仕様です。
側面上部にキャスターストッパー操作部があります。
レバーを上げるとロック。解除は上のボタンを押すだけ。
レバー動作は軽くてストレスが無い。
スーツケースにおける最高のキャスターストッパーと言えます。
このストッパーもHINOMOTO製で、「HINOMOTO Lisof SILENT RUN」とセットになっています。
実績は十分あり信頼性抜群。自分も壊れたことが無い。
1万円台のスーツケースへの搭載は少ないため、これはコスパが良い。
前輪がロックされるので、ロック状態でも斜めに引いて転がすことができる。
一般的には後輪ロックなので、前輪は少し珍しい仕様。
キャリーハンドルが後輪側なので、ロック性能としては後輪の方が良い。
内部構造的にも後輪のほうが理想ではある。
9、荷物をかけるフック
底鋲の上側2個が荷物をかけるフックにもなっています。
よくある底鋲の有効活用。
最近では当たり前の仕様になりました。
レジ袋など、細いものをかけることができます。
Sサイズのスーツケースの場合、
高さが無いので小さなレジ袋しかかけられません。
コンビニで袋を買う場合は要注意。
10、容量拡張機能
約4cm(約20%アップ)の容量拡張機能を搭載。
側面中央に容量拡張用のファスナーがあります。
これを広げると容量拡張ができる。
グルっと一周開けた状態。
この開いた幅の分、容量が増える仕組みです。
拡張部の生地も本体の色と合わせているので見た目が良い。
電車の連結のようになるので、ぐらぐらするのが容量拡張の悪い点です。
拡張した際はできるだけ荷物を満杯に入れてください。
拡張部の生地は一般的なものより薄く柔らかい生地でした。
特に問題は無いと思いますが、安っぽい。
拡張幅は測定すると約4cmでした。
他社品だと5cm以上もあったりするので、容量拡張率は普通です。
11、内装をレビュー
両面仕切り仕様。
ポケットが少なく小さいのが難点。
左側の仕切りがメッシュでポケット無し。
軽量スーツケースでも無いのになぜメッシュなのだろうか。
コストダウンなのかもしれない。
右の仕切りにポケットはありますが、
メッシュ部分だけしか入らないので、A4の紙も入らない。
このスーツケースは収納性が最大の悪い点。
写真で説明していきます。
紺色で統一された内装。
暗いところだと紫っぽく見えます。
右側は蓋式の仕切り。
取外しはできません。
右の上下に仕切り固定のバックルがあります。
容量拡張時は長さ調節が必要。
ファスナーの引手は紐式で引きやすい。
ポケットの開き具合はかなり小さい。
中も狭く、半分に折ったA4がちょうど入るサイズです。
仕切りの中はXバンド。
ポリエステル製。
小さめのバックル。
押しにくいのでいまいち。
Xバンドは直接縫って固定。
(中級品は専用の固定部材を使用いていることが多い)
中は何も無い。
生地は薄いポリエステルでカサカサ質感
とても安物感がある。
右側容量拡張部。
非拡張状態では生地がたるんでいます。
容量拡張すると生地が伸びる。
伸びた分の容量が増えます。
左側仕切りは全面メッシュ。
こちらのファスナーも紐付きで引きやすい。
謎の注意タグ。
こんなところにポケットに間違えるようなファスナーは無い。
左側も中は何も無い。
なんとなく下部を拡大。
合わせ面のカバー上部
縫製がやや雑だった。
カバー左側はマジックテープで脱着可能(メンテナンス用)。
ちょっと接着が雑だった。
合わせ面のカバー下部。
縫製は全体的には綺麗です。
粗悪感は無い。
--
内装のレビューは以上です。
ポケットの少なさと小ささが残念。
これでは右側の仕切りの意味があまり無い。
生地も安っぽく、内装でコストダウンしているよう感じる。
12、内部をレビュー
トップハンドルとキャリーハンドルの固定部です。
黒いクッションテープはねじ部の保護です。
右上は少し剥がれていた。
左側のクッションテープを剥がしました。
上のバーがトップハンドル固定部。
厚みがあり幅広なので良い。
この価格帯では普通。
下の黒い部材がキャリーハンドル部。
小さい部材で悪いように思える。
本体背面に固定できていないので、これでは応力分散できない。
コーナーパッドの固定部です。
本体に直接ねじ止めと安物な仕様。
キャリーバーの固定部です。
本体・キャリーバーの形状ぴったりで良い。
リブがほぼ無いので、高級な仕様ではないと思う。
キャスターの固定部です。
補強材の上からねじ止めされていて良い。
本体形状にもだいたい合っている。
この価格帯にしては良い方です。
--
内部のレビューは以上です。
キャリーハンドル部の部材がいまいちですが、その他はまずまず良い。
肝心なキャスター部は補強材があるので安心。
13、実際に荷物を入れてみた
容量は普通。
200匁のフェイスタオルをほぼ限界まで入れてみた結果55枚入りました。
一般的な機内持ち込みサイズだと55枚、大きい物で60枚程度なので55枚は普通。
容量拡張するとまだ10枚以上は入ります。
この仕切りのバックルがとても閉めにくかった。
容量拡張側なので落ち込んでいるのが原因。
自分が使う場合、仕切りは閉めないと思う。
14、実際に転がして使ってみた感想
キャスターが静かで快適。
ハンドルはやはりちょっとストレスがある。
いつもの「HINOMOTO Lisof SILENT RUN」なので静音性は抜群。
若干ファスナーが干渉する音がしますが、かなり小さめなので特に問題無い。
ストッパーも坂道でしっかり止まり問題無し。
ハンドル類は普通。
キャリーハンドルはややぐらつきますが、気にするほどではない。
調節ボタンが誤作動することも無かった。
トップハンドルは指を入れやすいですが、
指の第二関節部分が本体に当たりやすいのがストレス。
ここがもったいない。
使用感は普通で良いとは思えない。
重量は3.18kgと少しだけ重ため。
商品ページ記載は3.3kg、実測値3.18kgとほぼ同じ。
機内持ち込みサイズのスタンダードタイプとしてはやや重たい方です。
容量拡張機能とストッパーが要因だろう。これは仕方ない。
そのため軽さを求める人は向いていないスーツケースです。
15、ハピタスプラス HPL2326-480の検証・レビューまとめ
| 項目 | 評価 | コメント |
| 容量 | 〇 | 普通 |
| 重量 | △ | 実測値3.18kgと少しだけ重ため |
| 包装 | 〇 | 固定材有り。ビニールカバー |
| キャリーハンドル | 〇 | ぐらつき普通。3段階調節 |
| トップハンドル | △ | 膨らみが小さく指が当たりがち |
| ファスナー | 〇 | 軽くてスムーズ |
| TSAロック | 〇 | ダイヤル式。007型 |
| キャスター | ◎ | HINOMOTO Lisof SILENT RUN |
| 内装 | △ | 両面仕切り。ポケットが少なく小さい |
| 仕上げ | 〇 | 全体的に綺麗 |
良い点(Good)
- ✔HINOMOTO Lisof SILENT RUNで静音性抜群
- ✔ワンタッチ式のキャスターロック
- ✔荷物フックを搭載
- ✔約4cmの容量拡張機能を搭載
悪い点(Bad)
- ✕トップハンドルの膨らみが小さく指が本体に当たる
- ✕内装のポケットが少なく、かつ小さい
この価格でHINOMOTOのストッパー搭載というのは優秀。
それ以外はいまいちなので、安くなっていたらおすすめかな…
本当にこれはHINOMOTOのワンタッチストッパーだけのスーツケース。
実売価格1万円半ばでの搭載品は少ないので貴重な存在です。
ただ、やはり安いなりだった。
ハンドルがいまいちで内装も悪い。それでいて軽くも無い。
定価なら割高感があるスーツケース。
実売価格は1万5千円程度なので、それならおすすめはできる。
HINOMOTOストッパーでこの値段はコスパは抜群。
セールで安くなっていたら買っていいスーツケースです。





















































































