VARNIC vs Bargiotti スーツケース比較レビュー
VARNIC vs Bargiotti 比較レビュー!
当サイトでおすすめしている5000円前後のスーツケースです。
どちらも良い点・悪い点があるので比較して解説します。
個別解説とレビューはこちら
<VARNIC(荷物かけフック有りタイプ)>
・VARNICのスーツケースの話(どこの国・会社か?評判は?)
・VARNIC レビュー!評判のスーツケースをプロが検証
<Bargiotti YH-001>
・Bargiottiのスーツケースを語る(どこの国・会社、評判、レビューなど)
・【レビュー】評判のBargiotti スーツケースを使用した感想
・当サイト代表のスーツケースガチ勢
1、基本仕様比較
シリーズ | VARNIC | Bargiotti YH-001 |
サイズ | S | S |
容量(L) | 40.5 | 40 |
機内持込 | 〇 | 〇 |
重量(kg) | 2.9 | 2.7 |
縦(cm) | 55 | 54 |
横(cm) | 37 | 37 |
奥行(cm) | 23 | 21.5 |
素材 | PC+ABS樹脂 | PC+ABS樹脂 |
キャリーバー | 3段階 | 3段階 |
共に容量・重量は優秀。
Bargiottiは奥行が21.5cmと薄めです。
横幅は同じなのですが、
VARNICはサイドクッションがありハンドルも大きいため、
本体自体の横幅はBargiottiの方が大きい。
なお、自分の測定ではBargiottiの高さは55cmでした。
2、外観比較レビュー
※左が「VARNIC」、右が「Bargiotti」
Bargiottiはほぼ真っ黒。
コーナーパッドもマットで統一感があります。
本体はざらざらした感じなのが珍しく、特徴的です。
VARNICもかなり四角い形状なのですが、
Bargiottiはほぼ真四角な形状。
VARNICは中央上部に荷物をかけるフックがあります。
Bargiottiはただの飾りのエンブレムです。
VARNICは横置き用のクッションがあるのが良い。
ただその分本体の横幅は小さめ。
Bargiottiは容量全振りなデザインです。
VARNICはシルバーのアクセントがある。
Bargiottiは全てが黒です。
Bargiottiはサイドハンドルが薄い。
そしてあまり膨らまないので持ちにくいです。
Bargiottiはキャリーハンドルまで四角い形状。
統一感があって良いと思います。
Bargiottiはコーナーパッドが全ての角にあるのが良い。
素材も金属なので頑丈です。VARNICはプラスチック。
Bargiottiは奥行が21.5cmと薄い。
VARNICは23cmと一般的なサイズです。
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外観(デザイン)は人それぞれ好みなので良い悪いは無い。
個人的にはBargiottiの方が高級感があって好き。
3、キャリーハンドル比較
最大に伸ばした状態ではBargiottiの方がやや長い。
写真は無いですが、中間ではほぼ同じ、一番下はVARNICの方がやや長い。
Bargiottiはキャリーハンドルも真っ黒というこだわり。
VARNICはよくある普通なデザイン。
操作性はどちらも差は感じません。
ぐらつきも少なくしっかりしています。
4、トップハンドル比較
VARNICは大きく膨れてかなり持ちやすい。
クッションも良くてしっかり握れる。
Bargiottiはほぼ膨れない。手が本体に当たるので痛い。
ここがBargiotti最大のデメリット。
指先にかけて持つような感じになります。
5、TSAロック比較
VARNICは鍵でロック・解除するタイプです。
ジッパー式にしては珍しく、探してもほぼ無い。
鍵式は無くしたら大変。
Bargiottiはダイヤル式で普通。
鍵を無くしても大丈夫!が売りではある。
ここは好みの問題です。
6、ファスナー比較
どちらもスムーズに動いて問題無い。
形状は同じに見えるので、同じファスナーかもしれない。
BargiottiはYKKファスナーと記載有り。
7、キャスター比較
Bargiottiは「HINOMOTO Lisof SILENT RUN」。
VARNICは中国のキャスターメーカー品。
品番から多分「Dongguan Yulada Luggage Accessories Factory」製です。
VARNICは口径が52.5mmと大きめ。Bargiottiは50mmです。
しかし、当然ながら「HINOMOTO Lisof SILENT RUN」の方が性能は上。
静音性を比較しました。
<VARNIC vs Bargiotti 静音性比較動画>
Bargiottiの「HINOMOTO Lisof SILENT RUN」の方が静かです。
VARNICも安物スーツケースにしては静音性が高い。
おすすめしている理由でもあります。
回転など操作性に差は感じません。
8、内装比較レビュー
内装の品質はBargiottiはワンランク上のよう感じる。
XバンドがVARNICはゴム、Bargiottiはおそらくポリエステル。
ゴム製は安物スーツケースに使われます。
内装の記事や仕上げもBargiottiが良い。
このあたり写真の方がわかりやすいので、何枚か貼付します。
カバーを開けた図。
Bargiottiは本当に真っ黒です。
VARNICの拡大図。
価格相応の作りだと感じる。
Bargiottiの拡大図。
ファスナー周りが良い。
VARNICのメッシュは安っぽい。
Bargiottiのメッシュは少し高級感ある。
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内装は大差は無いですが、Bargiottiの方が良いと思います。
個人的にXバンドが頑丈なポリエステル製なのが好き。
9、VARNIC vs Bargiotti 比較レビューまとめ
評価項目 | VARNIC | Bargiotti | コメント |
容量 | ◎ | ◎ | どちらも約40Lと最大クラス |
重量 | 〇 | 〇 | どちらもやや軽量で良い |
外観 | 〇 | ◎ | コーナーパッドが金属か樹脂か |
キャリーハンドル | 〇 | 〇 | ぐらつきや操作感に差はほぼ無い |
トップハンドル | ◎ | △ | Bargiottiは大きく膨れない |
ファスナー | ◎ | ◎ | どちらも動きはスムーズ |
TSAロック | 〇 | 〇 | ダイヤルと鍵の差はある |
キャスター | 〇 | ◎ | Bargiottiの方が明らかに静音 |
内装 | △ | 〇 | Bargiottiは価格の割にやや良い |
価格が少し高いので当然とも言えますが
総合的にはBargiottiの方が良いと感じる。
この価格でキャスターが「HINOMOTO Lisof SILENT RUN」なのが最高です。
約6000円のスーツケースとしては最高級だと思います。
コーナーパッドが金属製というのも何気に凄いこと。
Bargiottiはトップハンドルが持ちにくいのだけが難点。
VARNICもこの価格のスーツケースにしてはキャスターが良く、十分に静音です。
トップハンドル、サイドハンドルも持ちやすい。
横にした時のサイドクッションもある。
使い心地はVARNICの方が良いと感じます。
値段はVARNICの方が安いので、
安さを求めるならVARNICをおすすめします。
静音性を求めるならBargiotti。
そんな感じの選び方で良いだろう。
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