MAIMO Airstep(エアステップ)の話(良い点・悪い点・違いなど)

    パルどう@法人9期目 更新日:
MAIMO Airstep

MAIMO Airstep!

2025年2月5日に登場。
軽量に特化したシリーズで、現時点は1サイズのみ。
ちょっとした旅行や日常使いに最適なMAIMOとなっています。

Airstepの他のシリーズとの違いや良い点・悪い点を解説します。

<これ>

1、仕様一覧表

MAIMO Airstep

シリーズ サイズ 容量
(L)
機内
持込
重量
(kg)

(cm)

(cm)
奥行
(cm)
3辺
の和
素材 合面 キャリー
バー
キャスター
ロック
スペア
キャスター
定価
(税込)
Airstep S 30 2.0 43 37 24.5 104.5 PRO ジッパー 4段階 × 14,980

現時点はこの1サイズのみ。
「Sサイズ」としていますが、公式は「コンパクトSサイズ」と表記しています。
どちらかというとSSサイズです。

2、他のSSサイズとの価格の違い

MAIMO Airstep エアステップ 他のSSサイズとの価格比較

値段はMAIMOシリーズの中では安い。

一番シンプルな「COLOR YOU」と比べると高いですが、
他のMAIMOシリーズと比べると安い。
本体素材は高いですが、機能はシンプルなので安くなる。

Airstepはお買い得なスーツケースです。
スーツケース業界全体としてもコスパは良い。

3、本体に超軽量素材を使用

MAIMO Airstep エアステップ 本体素材は超軽量素材の「PRO」

本体に超軽量素材「PRO」(変性ポリオレフィン)を使用。

MAIMOの会社「KURUKURU」の独自素材です。
他のシリーズだと「MAIMO COLOR YOU Kei」や「koguMi UKU」にも使われています。
もう1年以上実績もあるので問題は無いだろう。

柔らかめの素材ですが、触った感じはPCとそう大差ない。
特に気にすることなくいつも通り使えます。

これがAirstepの最大の特徴であり良い点です。

4、サイズ・容量・重量比較

MAIMO Airstep エアステップ サイズ・容量・重量比較

小さめながら容量が多く、とても軽い。

他のMAIMOシリーズのSSサイズとの比較をしています。
仕様的には「COLOR YOU」がAirstepと近い。
「STAND UP」はフロントポケット仕様なので重たくなる。

STAND UPは重量2.0kgと超軽量。
通常素材なら2.5kg程度になると思います。
それでいて容量30Lは優秀です。

本体形状は縦が小さいだけで、横幅・奥行は一般的なSサイズと変わらない。
よくあるビジネス向けスーツケースの形状です。
大きなものを入れやすいので、日常使いには良い。

5、キャスターについて

MAIMO Airstep エアステップ 静音キャスターの交換が可能

キャスターは「HINOMOTO Lisof SILENT RUN」でかつ交換可能。

キャスターはMAIMOシリーズほぼ共通で「HINOMOTO Lisof SILENT RUN」です。
日本が誇る最高級のキャスターなので、これは本当に静音で品質も良い。
そしてMAIMOと言えば交換可能で、Airstepも同じねじ式で交換できます。

このキャスターを搭載して1万円前半というのは激安です。
そして、このキャスターが交換できるのはMAIMOだけ。
他社はできません。

参考:HINOMOTO Lisof SILENT RUN 静音性比較

安物キャスターとは比べ物にならない静音性です。
操作性も耐久性も良いので本当におすすめ。

MAIMO Airstep エアステップ キャスターは50mmと小さめ

Airstepはキャスターが50mmと小さめ。

他のMAIMOシリーズは口径55mmと大きいので、ここは残念。
スーツケースとして50mmは普通なのですが、Airstepの悪い点です。
口径が小さいと段差に弱くなります。

MAIMO Airstep エアステップ キャスターストッパーは無し

そしてキャスターストッパーも無い。

MAIMOの高機能なシリーズはキャスターストッパーを搭載していますが、
Airstepは非搭載と残念。ここもMAIMOとしては悪い点です。
ただ、この分軽くなるのは良い点ではある。

MAIMO Airstep エアステップ スペアキャスター付属

スペアキャスターは付属。

MAIMOは一部スペアキャスターが付属していないですが、
Airstepは付属しているので嬉しい。
交換可能スーツケースとしてとても良い点です。

スペアキャスターは1個1280円するので、実質この分値引きとも考えられる。
そうなると「COLOR YOU」より安くなる。
Airstepはコスパがとても良い。

6、キャリーハンドルについて

MAIMO Airstep エアステップ キャリーハンドルの調節は4段階

キャリーハンドルは4段階調節。

一般的には3段階調節なので4段階は良いのですが、
他のMAIMOシリーズは1cmごとの多段調節が多いので良い点とは言えない。
上図の右のように細かく高さ調節したい人は止めておこう。

7、トップハンドルについて

MAIMO Airstep エアステップ トップハンドルはMAIMO共通

いつものMAIMOのトップハンドル。

普通な樹脂の薄い板ですが、
指を入れやすくほどよく膨れて持ちやすい。
個人的にも気に入っているトップハンドルです。

クッションが欲しい人には向いていませんが、
ほとんどの人は不満が出ないと思います。

8、内装仕様について

MAIMO Airstep エアステップ 内装は両面仕切り仕様

内装は両面仕切り仕様。

どの向きで開けても荷物が落ちないのが良い点。
xバンドは無いので、仕切りは必ず閉める必要があります。
そのためちょっとだけ詰め込みにくいのは悪い点。

各仕切りに大きなポケットがあるので、収納性はとても良い。
仕切りも縦向きに開くので、立てたまま開けて荷物の出し入れもできる。
普段使いに良いなと感じます。

9、まとめ

Airstepは超軽量でスペック優秀。

容量30Lと小さく人を選ぶスーツケースですが、
そのサイズで良ければ十分に選択肢に入る。
「高さが小さいSサイズ」なので、バスの足元に置く時なんかはちょうどいい。

残念な点はキャスターストッパーが無いということ。

普段使いではキャスターストッパーがある方が確実に便利なので、
電車移動が多い人は止めて置いた方が良いだろう。
底鋲が無いので横置きすると傷も付く。

重量2.0kgと最軽量級なのは良い点。
この形状・このサイズで軽いスーツケースが欲しい人には最適です。
他社にはそうそうない。

キャスターは「HINOMOTO Lisof SILENT RUN」なので静音性と耐久性は抜群。
スペアキャスターもあり交換もできるので、長く使えるのも強い。
全体的にはMAIMOの優秀な仕様です。

あと、小さいですがコインロッカーサイズでは無い。
機内持ち込みサイズですが、LCCは非対応です。
本当に使う人が限られるサイズと言える。

スーツケースとしては優秀でコスパも抜群。
自分に合った仕様であれば買って良い。
おすすめできるスーツケースです。

MAIMOシリーズの解説はこちらを見て下さい。

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