ダイソーのトラベル圧縮バッグを買ったのでレビューする!(圧縮式トラベル収納ケース)
ダイソーのトラベル圧縮バッグ
最近はファスナーで圧縮するタイプのトラベルバッグが流行りです。
真空式より圧縮力は劣りますが、お手軽なのが良い。
ダイソーのやつは使えるのか?
買ってみたのでレビューします。
※2025年10月に単層式が発売されたので追加
1、ダイソーのトラベル圧縮バッグとは
2種類あります。
両面収納タイプ
サイズは3種類。2カラー。
トラベルコーナーに売ってあります。
これは中間サイズです。
人気なのでどの店も品切れが多かったですが、
2025年から大幅に在庫が増えたので、ほぼどこでも買えます。
小・中・大の比較図。
中と大は一般的な圧縮トラベルポーチより大きめです。
<ダイソーの圧縮バッグの記載サイズ>
小(330円):20cm×30cm×7cm
中(440円):25cm×35cm×10.5cm
大(550円):35cm×40cm×15.5cm
※縦×横×高さ
小サイズでも価格は300円(税込330円)とダイソーにしてはお高い。
しかしこの手の圧縮トラベルバッグは通販だと1個1000円~2000円程度。
そのため圧倒的に安くお買い得です。
ダイソーには普通の100円のトラベルバッグも売っていますが、
それよりも明らかに生地の質が良い。
強度を高めないとすぐ壊れるからだろう。
商品詳細はこちらのダイソー公式HP「トラベル収納バッグ」を見てください。
単層収納タイプ
2025年10月に単層式の圧縮バッグが登場。
現時点はMサイズのみ。
価格は税込330円と少し安い。
中(330円):25cm×35cm×?
※縦×横 高さは記載無し
2、圧縮バッグの使い方
例えば、スーツケースの片面にフェイスタオルを大量に入れたいとします。
全て重ねるとこの量だと普通は入りません(22枚あります)。
中サイズの圧縮トラベルバッグにただフェイスタオルを入れた図です。
まだ圧縮していません。
体重で抑えて圧縮し、中央のファスナーを閉めます。
このやり方が一番楽と思う。
こんなに圧縮できました!すごい!
というのが圧縮バッグです。
仕切りも閉まってバッチリ。
凄いぞ圧縮バッグ!
3、ダイソーのトラベル圧縮バッグの仕様詳細
中央のファスナーが圧縮用。
スーツケースの容量拡張機能と同じ仕組みです。
ファスナーを開けると5cm奥行が増える。
そのため5cm圧縮できるということです(奥行16cmが11cmになる)。
両面に仕切りがあり、分けて収納できます。
ダイソー的には「綺麗な衣類と使用済を分けられる」と解説。
通販でもこのタイプがよくあります。
ファスナーは目立たないコンシールファスナー。
メーカーや品番は記載なく不明。
撥水性や防水性はありません。
エレメントはやや太く丈夫そうに見える。
普通の100円のトラベル収納ケースよりはるかに質の良いジッパーです。
とはいえ、乱暴に扱えばすぐ壊れるやつだと思います。
特に取手(スライダ-)部が貧弱。最低に細い。
圧縮する際は十分に気を付けたい。
多分、壊れるとしたらスライダーです。
4、小サイズとMサイズの比較

小サイズはかなり小さめ。
黒い方が300円の小サイズです。
衣類を入れるには小さすぎる。
シャツなら小さ目に畳まないと入りません。
子供服やハンカチ、靴下・下着などに適しています。

2回折ったフェイスタオルは入らない。
3回畳まないと入りません。

中サイズはフェイスタオルも余裕で入る。
シャツも畳んで入れるのにちょうど良い大きさです。
ただ、後述しますがダイソーのは大きすぎてスーツケースには向かない。
5、サイズの選び方
使う予定のスーツケースのサイズに合わせて買いたい。
<ダイソーの圧縮バッグのサイズ>
小(330円):20cm×30cm×7cm
中(440円):25cm×35cm×10.5cm
大(550円):35cm×40cm×15.5cm
※縦×横×高さ

小サイズはSサイズ(機内持ち込みサイズ)に2個並んで入ります。
機内持ち込みサイズを使うなら1個は買いたい。

中サイズは機内持ち込みサイズには中途半端なサイズです。
どうしても隙間ができるので、そこに入れる工夫が必要になる。
記載サイズは35cmなのですが、実際は38cmほどある。
他社品の35cmならちょうど入るので、ダイソーのこれは使いにくい。
そのためスーツケース用としてはおすすめできない。
なお、大サイズは入らない。
大サイズはMサイズ(約50L)以上のスーツケースに使います。
ダイソーのは他社品より大きめ。
他社品のLサイズの圧縮バッグならだいたいぴったり入ります。
これもあり、やはりダイソーの圧縮バッグはスーツケースには使いにくい。
ダイソーのSサイズと、他社のSサイズ(ほぼ同サイズ)。
機内持ち込みサイズならSサイズ2個が最適です。
入れる量や圧縮具合により重ねて入らない可能性はあるので注意。
片面に中1個、または小2個なら余裕で失敗は無い。

小と中サイズをスーツケースのLサイズ(約90L)に入れてみた図です。
左下のやつは「LIXIAの圧縮トラベルポーチ(Mサイズ)」です。
大サイズをLサイズ(約90L)に入れてみた図です。
上のやつは「atRise(アットライズ)の圧縮トラベルポーチ」(Lサイズ)。
スーツケースのLサイズならどのサイズも余裕で入る。
小~大サイズを揃えて使い分けたい。
ただし、圧縮して入れすぎると重量が重たくなるので注意。
スーツケースによりサイズはバラバラなので、
使うスーツケースのサイズを確認してから購入ください。
6、単層式トラベル圧縮バッグのレビュー
2025年10月に発売された単層式を追加でレビューします。
パッケージ裏面。
中サイズ(330円):25cm×35cm×?
※縦×横 高さは記載無し
材質は同じくポリエステル。
外観はこんな感じ。
ハンドル付き。
圧縮用のファスナー拡大。
引手がリングになっています。
収納面のファスナーも同じく。
収納面のファスナーを開けた状態。
全開はせず、この範囲しか開きません。
こんな感じで入れることになるので、ちょっと入れにくい。
個人的には嫌いな仕様です。
2回折ったフェイスタオルがちょうど入るサイズ。
Lサイズのメンズポロシャツを入れた図です。
通常の折り方からさらに半分畳むとちょうど良い。
荷物を入れるとこんな感じ。
これから中央のファスナーを閉めて圧縮していきます。
ファスナーが完全に壊れてしまった。
体重で押さえて圧縮用のファスナーを閉めるのですが、
無理をしていないのに簡単に壊れてしまった。
こうなっては修理不可能。ゴミ箱行きです。
ということでレビュー終了。
これはダメです。ファスナーが弱すぎる。
おすすめできません。
重量は82gと軽い。
Mサイズでこの重量は最軽量級。
撥水性能は無し。
すぐに水が染み込んでいきます。
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不良品だった可能性はありますが、
こんなに簡単に壊れるようではおすすめできない。
ダイソーの単層式トラベル圧縮バッグは止めておこう。
7、ダイソーの圧縮バッグは買いか?
両面式は通販より圧倒的に安いのでこれは買い。
M・Lサイズは他社品より大きめな点には注意。
通販だと1個1000円程度なので、ダイソーはさすが安い。
品質や耐久性等は通販のやつの方が良いですが、
ダイソーもそうすぐには壊れないよう感じます。
最初にお試しで使ってみる分にはこれで十分だろう。
MとLサイズは機内持ち込みサイズのスーツケースには向かない。
ここは他社品をおすすめします。
そして長く使うならおすすめできない。
あの細いファスナーは間違いなく壊れる。
生地も安物で強くはない。
良いやつを長く使いたい場合、
1個約1000円しますが通販で買える「atRise」がおすすめです。
今まで買ってきた中で一番コスパが良い。
<atRiseレビュー>
・atRise(アットライズ) リニューアルデザインの圧縮トラベルポーチをレビュー!(旧型との比較も)
<こちらは旧型のレビュー>
・atRise(アットライズ)の圧縮トラベルポーチをレビュー!ダイソーとの比較も
8、スタンダードプロダクツも登場!
ダイソーのデザイン違い的な圧縮バッグ。
こちらの方がおすすめ。
高級版ダイソーであるスタンダードプロダクツにもあります。
おおよそ生地違いな仕様でサイズは同じ。
Mサイズはナイロン&メッシュ仕様で550円と高めになる。
生地の質感はスタンダードプロダクツの方が良いのでおすすめです。
詳細はレビューを見てください。


































