ICHIFUJIの圧縮トラベルポーチをレビュー!ダイソーとの比較も
ICHIFUJIの圧縮トラベルポーチをレビュー!
楽天市場で検索すると上位に表示される人気ブランドです。
カサカサな「ポリエステル製」と柔らかい「ナイロン製」の2種類あります。
それぞれS・M・Lの3個セットを買ってみた。
ダイソーとの比較もしながらレビューします。
1、購入したICHIFUJIの圧縮トラベルポーチ
下記の2点です(楽天市場で購入)。
<ポリエステル製>
<ナイロン製>
商品詳細は上記のリンク先を見てください。
2、届いた!
合計6個買ったのでダンボールで届く。
単品ならメール便かもしれない。
壊れ物ではないので保護材等は無し。
上のネイビーカラーがポリエステル製、
下のグレージュカラーがナイロン製です。
チャック付きの袋に入っていて取り出しやすい。
なんとなく単品拡大写真。
同梱されていたショップからのお手紙。
説明書表面。
説明書裏面。
特に見て覚える必要は無い。
タグの内容はポリエステル製もナイロン製も同じ。
ナイロン製なのに「ポリエステル生地」と記載あるのは間違い。
洗濯が可能ですが洗濯機は止めた方がいい。手洗いにしよう。
3、外観レビュー(ポリエステル製)
生地は厚くて丈夫そう。
トラベルポーチとしては良い生地です。
S・M・Lサイズの比較。
Mサイズはフェイスタオルを2回畳んだ時の大きさとほぼ同じです。
中央は圧縮用のファスナーです。
YKKのメタルスタンダードファスナー 5号(5RGC)を使用。
特に丈夫というものではなく、ズボン等に使われる一般的なファスナー。
圧縮用ファスナーを最後まで開いた状態です。
内側の生地も同じ。
両面のファスナーも同じ仕様です。
ファスナーを全て開けた状態です。
両面に収納することができます。
生地デザインは統一されていてかっこいい。
底面の大きさが入れられる限界サイズ。
なんとなくファスナー内側拡大。
右側の生地の仕上げが悪い。
こんな感じで端の処理が悪い。
中国製の安物やなぁと感じます。
生地は良いので使用に関しては問題無い。
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生地も厚く、かつ二重になっているので丈夫。
安かったですが素材は良くて安心しました。
4、外観レビュー(ナイロン製)
ナイロン製は柔らかいのでぺちゃこんとなります。
強度的にはやはり弱そうではある。
圧縮用のファスナー。
生地以外の仕様はポリエステル製とほぼ同じです。
圧縮用ファスナーを全開した状態。
中の生地も当然ナイロン。
両面のファスナーも同じ。
柔らかいので立ちません。
これもあり余計に安っぽく見えてしまう。
この色だと優しい雰囲気で好き。
ファスナー内側拡大。
ナイロン製も同じく端の処理が悪い。
こんな感じでかなり雑。
糸の飛び出しもあった。
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<おまけ>
ポリエステル製とナイロン製は生地が違うのみ。
パッキングの可愛さを重視するならナイロン製が良いだろう。
見た目なんて気にしない場合は丈夫なポリエステル製が良いと思います。
5、撥水・防水性能の比較
ナイロン製は撥水性有り。
ポリエステル製は防水性も撥水性も無い。
ポリエステル製は商品ページに防水っぽい図がありますが、
これは「耐水性(水にぬれても丈夫)」をアピールしているだけ。
洗濯に強いだけと思っていい。
ナイロン製は記載通り撥水性があります。
ただし、ファスナー部に撥水性は無いので気休め程度。
どちらにせよ防水性は無いので、防水にするならジップロックに入れよう。
6、重量の比較
重量はどちらもほぼ変わらない。
ナイロン製の方が9g軽いですが、持って違いはわからない。
荷物を入れればサイズ的にも変わらないので、生地が違うだけと考えていい。
ちなみにダイソーのトラベル圧縮バッグは軽い。
これは生地が1重で最低限の仕様であるためです。
典型的な100均素材。
7、実際に詰めて圧縮してみた(ポリエステル製)
Sサイズにフェイスタオルを畳んで入れました。
片面に7枚入ります。
未圧縮の状態はこんな感じ。
これから中央のファスナーを閉めていきます。
体重で押さえて閉めると個人的には楽。
もちろん手で押さえても閉めることはできます。
圧縮完了!
とても小さくなりました。
圧縮トラベルポーチは本当に便利です。
続いてはナイロン製を。
8、実際に詰めて圧縮してみた(ナイロン製)
Sサイズにフェイスタオルを畳んで入れました。
同じく片面に7枚入ります。
未圧縮の状態はこんな感じ。
ナイロン製は生地が柔らかいので邪魔。
ファスナーに何度も噛みこんでしまいストレスが…
こんな感じに生地がファスナーに噛みこんでしまう。
この時点でもう「ナイロン製は無いな…」と断言したのであった。
慎重に閉めながらなんとか圧縮完了。
ポリエステル製の3倍くらい疲れました。
ナイロン製、おすすめできません…。
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圧縮前後の比較図です。
圧縮トラベルポーチは素晴らしい。
9、スーツケースに詰めてみた
Sサイズの圧縮トラベルポーチは、
Sサイズ(約36Lの機内持ち込みサイズ)のスーツケースの片面に2個入ります。
スーツケースによって若干違ってきますが、Sサイズはギリギリ2個入る大きさです。
上図は限界まで入れているので膨らみが大きく両面は厳しいですが、
少な目に入れたら両面に2個ずつ入ると思います。
Lサイズの圧縮トラベルポーチは、
Sサイズのスーツケースの片面に1個入ります。
ただし膨らみが大きすぎるので、かなりカツカツ。
もう左側にはあまり入れることができません。
ちょっと無理があるので、Sサイズ2個の方が良いと思います。
LサイズのスーツケースならLサイズはちょうど良い。
これはLサイズ(約90L)のスーツケースに、
S・M・Lの圧縮トラベルポーチを入れてみた図です。
横も高さもLサイズがちょうど良い。
Lサイズ2個とSサイズ1個がちょうど良い感じに入る。
LサイズのスーツケースならLサイズの圧縮ポーチを買おう。
もちろん、スーツケースによりサイズは全然違うので、
持っているスーツケースの寸法を測定して購入ください。
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圧縮トラベルポーチを詰め込んだLサイズはメチャクチャ重たいので注意。
圧縮するとたくさん入りますが、当然重たくなります。
女性は根性でも持てない可能性がある。
片面だけに入れるのが無難です。
10、ダイソーのトラベル圧縮バッグとの比較
ICHIFUJIの圧縮トラベルポーチSサイズと、
ダイソーの一番小さいサイズ(300円)との比較です。
サイズはほぼ同じ。
両面のファスナー部。
構造はほぼ同じ。
勘合のエレメント部はほぼ同じです。
取手(スライダー)はダイソーはかなり細く安っぽい。
ICHIFUJIの方が強度は良いです。
ダイソーは中央に縫い目があり、生地が邪魔にならないようになっています。
その分強度はやや劣りそうです。
ダイソーは100均品によくある安いポリエステル素材で1重。
ICHIFUJIは生地が二重になっているので厚みがあります。
ただ、仕上げはダイソーの方が良い。
構造はほぼ同じ。
大きな違いは生地とファスナーのスライダー。
ダイソーで壊れるとしたらファスナーかなと思います。
あの細いスライダーは長くは持たないはず。
旅先で壊れると面倒なので、
やはりずっと使うつもりならICHIFUJIなど良い圧縮トラベルポーチです。
ダイソーと比較してそう感じました。
11、ICHIFUJI 圧縮トラベルポーチ レビューまとめ
ICHIFUJIはダイソーよりは明らかに質が良い。
買うならポリエステル製がおすすめ。
少々仕上げの悪い箇所はありますが、使う分にはほぼ問題無い。
ちゃんと縫えてはいるので強度的な心配はありません。
ファスナーもそう簡単には壊れそうにない。
ポリエステル製とナイロン製ですが、
ナイロン製は圧縮時に噛みこんで閉めにくいので、
個人的にはポリエステル製がおすすめです。
強度的にも良いので長く使えるだろう。
以前に購入した1個2000円する「LIXIAの圧縮トラベルポーチ」と比べても、
撥水性が無いこと以外に差はほぼ無い。
ファスナーも同じYKKの5RGCで、ほぼ同じ作りです。
そのためLIXIAを選ぶ意味はあまり無い。
3個セットで安く買えるICHIFUJIはお買い得。
この値段ならダイソーよりICHIFUJIを選ぶのが良いかなと思います。
今のところ一番おすすめです。
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自分は楽天市場の「ICHIFUJI Online」で買いました。
お得なセットやセール・クーポンも多いので一度見ておいてください。
<結論:おすすめはポリエステル製>