3COINS(スリーコインズ)の衣類圧縮収納バッグをレビュー！
3COINS(スリーコインズ)の衣類圧縮バッグをレビュー！
いわゆる「圧縮トラベルポーチ」です。
2024年9月に初登場。2025年11月にリニューアル。SSサイズが追加。
どちらも発売時に購入したのでレビューします。
結論としては、圧縮性能はまずまず。
Sサイズのスーツケースにぴったりなのが良い点。
そしてリニューアル品（メッシュ）は色が変わっただけで初代と同じです。
＜3COINS公式通販のページはこちら＞
・初代
・リニューアル品（メッシュ）
・リニューアル品（ポケット付き）
１、購入した圧縮バッグ
＜初代＞
初代のサイズはSとMの2種類。
カラーはグレーとブラック。
＜寸法＞
・Sサイズ（23×32×20cm）330円
・Mサイズ（28×42×30cm）550円
＜2025年11月リニューアル品＞
リニューアル品はSSとSとMサイズ。
＜寸法＞
・SSサイズ（20×28×15cm）330円
・Sサイズ（23×32×20cm）330円
・Mサイズ（28×42×30cm）550円
他社品よりも一回り大きいサイズです。
奥行は非圧縮状態の寸法。
＜初代パッケージ裏面＞
＜リニューアル品パッケージ裏面＞
素材はポリエステルで洗濯は可能。
製造会社は3COINSの会社の「パル」。
当然中国製。
２、外観レビュー
＜初代＞
＜リニューアル品のSとMサイズ＞
SとMサイズのサイズ差は大きい。
初代とは色違いでサイズ・構造等は同じです。
＜リニューアル品のSSとSサイズ＞
SSサイズもだいぶ小さい。
見ただけでシャツなどは無理と思えるサイズです。
実際、下着などを入れることを想定されています
－－
折りたたんでパッケージングされているので折り目が多い。
気になるなら軽く洗濯すれば良いと思います。
以後、レビューはSサイズでやっていきます。
※リニューアル品はほぼ色違いなので、初代を引き続き載せています。
片面はメッシュ仕様。
裏面。
圧縮用のファスナーです。
ファスナーとしては最小サイズでいまいち。
圧縮ポーチでこんな小さなファスナーを使うのは珍しく、強度が心配になる。
ダイソーの圧縮バッグのファスナーとの比較。
ダイソーはコンシールファスナーでサイズも大きい。
おそらく強度等はダイソーの方が良いと思います。
収納面のファスナーです。
こちらも同じ仕様。
非圧縮状態でも幅があります。
したがって、これが最小サイズとなる。
上面にはハンドルがあります。
330円にしてはなかなか良い。
圧縮用のファスナーを開けた状態です。
このようにかなり大きく開く。
広がる幅は約15cm。
他社品は10cmも無いので、これは異常に大きい。
ただ、この分入るというわけではないので注意。
後で実際に荷物を入れて説明していきます。
内部は普通な構造。
どの圧縮ポーチもこんな感じです。
安物なので生地は一重で薄い。
ダイソーよりもペラペラ。
縫製は悪くない。
補強すべきところは補強してあります。
こちら側の縫製はかなり雑だった。
しょせんは3COINS。
圧縮用のファスナー始点部裏側。
最低限な仕様。
生地の合わせ面の端部の処理はやや雑。
－－
リニューアルのSSサイズ
SSサイズも構造は同じ。
蓋がメッシュではなく、ポケット付きになっているだけです。
蓋に小さなポケットが4つある。
コスメ系を入れるのに向いています。
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全体的に粗悪ではなく、330円にしてはしっかりしています。
丈夫とは言えませんが、そうすぐには壊れないはず。
３、荷物を入れて圧縮してみた（Sサイズ）
まずサイズ感の説明。
2回畳んだフェイスタオルがちょうど入る大きさです。
Lサイズのメンズポロシャツを入れた図です。
お店で売っている通常の畳み方から、さらに半分折ったのがちょうど入る。
奥行が20cmもあるので、200匁のフェイスタオルが35枚も入る。
当然ながらこんなに入れると圧縮はできません。
圧縮しないのであれば、限界まで入れて収納ケースとして使うことができる。
ただ、この厚さは使いにくいので非現実的。
圧縮するためには3分の2程度しか入れてはいけない。
そのため25枚程度が限界です。
他社品のMサイズも20枚程度が多いので、3COINSは少し多め。
体重で押さえて圧縮用ファスナーを閉めると楽。
普通に手で押さえて閉めても良い。
生地が薄いのでファスナーに噛みこみやすい。
かなり気を付けてやっても噛んでしまう。
そのため、圧縮作業の評価は最悪です。
圧縮完了！
ほぼ初期状態くらいの厚みになりました。
圧縮して張った状態でも縫製は悪くない。
荷物を均一に入れないと歪んでしまいます（難しい）。
特に悪い箇所は見当たらない。
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圧縮性能は問題ないですが、ファスナーの噛みこみやすさが問題。
※リニューアル品でだいぶマシになったよう感じる。
何度もやってしまうと壊れてしまいそうで怖い。
圧縮ポーチとしては致命的だと感じます。
荷物を入れる量も難しい。
他社品は限界まで入れて圧縮するのでわかりやすいですが、
3COINSは3分の2にする必要があり、かなり面倒くさい。
また、そのくらい入れないと圧縮できない仕様。
少量の利用ではほぼ無意味です。
４、荷物を入れてみた（Lサイズ）
Lサイズはかなり大きい。
フェイスタオルは余裕で入りますが中途半端。
Lサイズのメンズポロシャツを入れた図です。
通常の畳み方でぴったり入る。
トラベル圧縮ポーチのLサイズはだいたいこのサイズです。
シワができにくいので、できればこれを使いたい。
LサイズのスーツケースならLサイズの圧縮ポーチを使うのが基本。
５、荷物を入れてみた（SSサイズ）
SSサイズは3回折ったフェイスタオルが入る大きさ。
ただちょっと中途半端なので、シャツやタオルには向いていない。
下着用と考えていい。
６、撥水性能を確認
撥水性能は全く無い。
水をかけるとすぐ染み込んでいきます。
ダイソーも撥水性能は無いので、330円ならここは仕方ない。
撥水性が欲しいなら通販で1000円くらいするやつを買いたい。
７、重量測定結果
63gと超軽量。
他社品だとほぼMサイズなのに63gは最軽量級。
それだけ生地がペラペラでファスナーも小さいということになる。
他社品だと100g以上あるのが普通です。
軽い圧縮ポーチを求める人には良い。
※初代もリニューアル品も同じ
８、Sサイズのスーツケースに入れてみた
※スーツケースは「3COINSの超軽量スーツケース」を使用
Sサイズ（機内持ち込みサイズ）のスーツケースに入れた図です。
横幅ちょうど入って完璧。
スーツケースによっては入らない可能性があるので注意。
ただ、厚みは大きいので左側にあまり入らなくなる。
3COINSの圧縮ポーチは厚みが大きめです。
2個並べて入れることはできる寸法です。
仕切りのあるスーツケースだと厳しいかもしれない。
Xバンドだけのタイプならほぼ入るだろう。
Mサイズの圧縮バッグも入りますが中途半端な大きさ。
そして厚みが大きいので閉まらない可能性が高い。
Sサイズのスーツケースには使えないと考えていい。
（もちろんほぼ圧縮しない少な目に入れると使える）
このサイズはLサイズのスーツケース向けです。
Sサイズを2個並べて仕切りがある方へ入れることもできました。
ただし、、
両面に圧縮ポーチを入れると閉まらない。
圧縮ポーチは片面だけ使うようにしたい。
片面は少な目に入れると使えますが、3COINSの圧縮ポーチは向いていない。
９、3COINSの衣類圧縮バッグのレビューまとめ
多く入れないと圧縮しない仕様でかつ、入れる量が難しい。
圧縮ポーチとしてはやや使いにくいですが、
Sサイズのスーツケースにぴったり入るサイズ感は良い。
荷物を入れる限界量がわかりにくいのが最悪に思う。
3分の2を入れるのですが、入れすぎると圧縮作業が最後の最後でできずストレス。
この荷物加減が面倒くさい。
他社品なら入るだけ入れて圧縮できます。
生地が薄く、ファスナーが噛みこみやすいのも難点。
噛みこまないように手で押してやっても噛みこむ。
数ある圧縮ポーチの中でも悪い方です。
ファスナーも極小サイズで強度等に不安。引手も小さく指が痛くなる。
生地も限界まで薄いポリエステルで丈夫とは言えない。
軽くて良いのですが、耐久性はいまいちではないかと思います。
難点は多い圧縮ポーチですが、
Sサイズのスーツケースにぴったり入る寸法というのは良い点。
ダイソーや通販品のSサイズはどうしても隙間ができてしまう。
最大限荷物を入れるという意味では3COINSは使える。
（もちろんスーツケースによる）
そのメリットは本当に良いので、自分も使ってみようという気持ちになる。
330円にしては悪くない圧縮ポーチです。
－－
悪くは無いのですが、自分は使わないかなと思う。
ファスナーを閉めるのに指が痛い。
このレビューで指の皮膚がぼろぼろです…
