一週間におすすめのスーツケース7選

一週間におすすめのスーツケース
大型連休をフルで旅行する日数です。
計画的にやらないと荷物がとんでもないことに。
当記事では一人の場合のサイズ・考え方等を解説します。
1、一週間はどのくらいのサイズ(容量)がいい?
荷物の量により違ってくる。
少ないならLサイズ(約90L)、多いならLLサイズ(100L以上)を選びます。
着替え等が多い場合は一泊あたり15Lで計算します。
7泊だと105Lとなり、LLサイズとなる。
着替えが下着とシャツだけなど少ない場合は一泊当たり10Lで計算します。
その場合はLサイズ(約90L)でもいけます。
注意点として、LLサイズは国際線への預け入れは有料になる可能性があること。
新幹線も上限を超えると「特大荷物」となり手続きが必要になる。
LLサイズは3辺の和が158cmを超えるものがあります。
容量110L以上のものは要注意。
また、荷物を詰め込みすぎると23kgを超えます。
JALは203cmですが、サイズよりも重量を気にしてください。
LLサイズはこのあたりの条件ギリギリのサイズでもあります。
3辺の和158cmというのはかなり巨大なため、できるならLサイズで行くのが楽です。
個人的にもLサイズで工夫して旅行したい。
車での旅行ならLLサイズで問題ありません。
大きいのはやっぱり便利。
2、Lサイズで一週間乗り切る工夫について
途中で洗濯をする。衣服を現地調達して洗濯物は自宅へ送付など。
荷物のほとんどは着替えです。
着替えさえ減らせればスーツケースは小さくて済みます。
基本は洗濯です。
値段は高いですがホテルのクリーニングサービスを利用しよう。
余裕あれば現地のコインランドリーを。
あとは、現地調達で衣服を買うなどしても荷物を減らせられる。
溜まった洗濯物等は宅配で自宅へ発送、と。
ついでにお土産とかもいっしょに。
工夫すればどんな長期旅行もLサイズでいけます。
3、おすすめのタイプ
一週間でのL・LLサイズであれば、スタンダートタイプがおすすめです。
おおよそMサイズ以上はスタンダードタイプを使うことが多い。
理由はいろいろあるのですが、容量が多く重量も軽いという点がおすすめ点。
フロントポケットタイプは重たく値段も高め。
Lサイズで荷物をぎっしり入れると15kg以上になります。
女性には持つのがなかなか厳しい重量になるため
スーツケースはできるだけ軽いタイプを選びたい。
途中で荷物を出し入れするなら片面開きタイプがおすすめ。
スタンダードタイプはほぼホテルでしか出し入れできない。
片面開きタイプならどこでも出し入れできます。
電車の中でも使えるのは本当に便利。
荷物を整頓して入れるのには向いていないですが、
雑に詰められるので容量は多くなる。
ヘルメットなど大きなものも入れやすい。
最近はこの片面開きタイプが人気です。
あまり軽いものが無いのと、値段が高いものが多いのが難点。
4、できれば欲しい機能
静音キャスターとキャスターロックは欲しい。
今どきのスーツケースはこれらが当たり前。
値段も1万円台で普通に買えるようになってきたため、
ケチらずに搭載品を買うようにしたい。
キャスターは「HINOMOTO Lisof SILENT RUN」がおすすめ。
日本が誇るキャスターメーカー「日乃本錠前(HINOMOTO)」の超静音キャスターです。
これは本当に静かで操作性も耐久性も抜群。
最高級のキャスターと考えていい。それでいて価格も安い。
日本メーカーの中級品以上に多く採用されています。
キャスターロックは足で踏むタイプと、
ワンタッチボタン式(ほぼHINOMOTO製)があります。
当然後者の方がおすすめです。
電車やバスでの移動が快適になる。
5、一週間におすすめのスーツケース(Lサイズの場合)
高額で高級なスーツケースは除外します。
コスパが良いものだけ紹介。
<選定基準>
・重量が軽い(4.5kg前後)
・容量は90L以上
・静音キャスター&ストッパー搭載
※紹介するスーツケースのキャスターは全て「HINOMOTO Lisof SILENT RUN」です。
1、BERMAS HERITAGEⅡ 60532
高機能・高性能・軽量と優秀なスーツケース。
バーマスは日本のメーカー「衣川産業」のブランド。
値段はやや高めですが、高機能で品質もとても良い。
当サイトでいつもおすすめしています。
容量91L、重量4.6kgと優秀。この機能性でこの重量は素晴らしい。
元はドイツブランドだけあり、品質もこだわっていて良いです。
USBポートやTSID搭載など今どきの機能もある。
ビジネス用途としても使えるデザインなのも良い。
高級ホテルやスイートルームなどに泊まるのであれば、
最低でもこのレベルのスーツケースを使いたい。
自分はSサイズですが購入しレビューしています。
・バーマス ヘリテージ2 レビュー!評判のスーツケースをプロが検証
・BERMAS(バーマス)のスーツケースの種類一覧と選び方の解説
・BERMAS_HERITAGEⅡをAmazonで見る 楽天市場で見る
2、MAIMO COLOR YOU kei
コスパ最強のスーツケース。
MAIMOは日本のスーツケースメーカー「KURUKURU」のブランド。
「MAIMO COLOR YOU kei」はMAIMOシリーズの軽量版です。
容量95L、重量4.2kgと優秀な数値。
足で踏むタイプですがキャスターロックを搭載。
キャスターの交換が可能なのが良い点。
消耗したキャスターを交換することで長く使えます。
1cm単位で調節できるキャリーハンドルも良い。
それでいて価格が1万円台という革命。
コスパ最強なブランドとして一躍人気になりました。
Sサイズですがレビューもしていますので是非見てみてください。
・MAIMO COLOR YOU Kei レビュー!評判のスーツケースをプロが検証
3、INNOVATOR INV80
縦長でおしゃれなスーツケース。
日本のメーカー「トリオ」のブランド。
元はスウェーデンブランドで、国旗デザインが特徴的。
おしゃれですが高機能・高性能なブランドです。
スリムで縦長な形状なので、改札など細いところを通るのに便利です。
長い形状の荷物を入れる場合にも役立つ。
容量92L、重量4.8kgと重量がやや重ためなのが難点。
4、ロジェールジャパン oltimo ot-0875
片面開きタイプでコスパが良いのはoltimo。
oltimoはロジェールジャパンのブランド。
日本の大手スーツケースメーカーです。
女性向けのカジュアル系シリーズで、機能性も抜群。
重量は5.4kgと重ためですが、容量拡張で107Lにもなるのが強い。
ニ泊三日の荷物なら余裕で全部入るだろう。
おしゃれなデザインで旅行に最適。
自分も買いました。レビューはこちら。
・oltimo(オルティモ) OT-0875-69 レビュー!評判のスーツケースをプロが検証
・oltimo_ot-0875をAmazonで見る 楽天市場で見る
6、一週間におすすめのスーツケース(LLサイズの場合)
<選定基準>
・重量が軽い(5kg前後)
・容量は100L以上
・静音キャスター&ストッパー搭載
こちらはコスパが良いものは少ないので、高級品も含めます。
1、oltimo OT-0861-65
四角い形状で大容量なシリーズ。
日本の大手スーツケースメーカー「ロジェールジャパン」のブランド。
高さを抑えて横幅を広くした珍しい形状です。
身長が低い人でも転がしやすいメリットがある。
容量拡張機能も搭載しており、拡張前で102L、拡張後115Lと大きいのが優秀。
重量は5.3kgとやや重ためにはなる。
サイズは拡張前で157cmとギリギリ無料預け入れ可能。拡張後は無理です。
おしゃれな見た目ながら機能性・性能が良い。
YKKのタフジッパーを採用、TSAロックもダイヤルでも鍵でもいけるタイプ。
HINOMOTOキャスター&ロックに、容量拡張機能と最強です。
デザインが気に入ればおすすめできる。
解説:ロジェールジャパンのoltimoの良い点・悪い点を解説
2、プロテカ コーリー2
日本の高級スーツケースブランド。
「プロテカ」は日本最大手スーツケースメーカー「エース」の高級ブランドです。
日本製(メイドインジャパン)で、品質も性能も抜群。
「コーリー2」はプロテカの中で最も値段の安いシリーズ。
3辺合計は171cm。容量126Lで重量5.3kgとそこそこ軽量。
こちらはプロテカ独自のキャスター&ストッパーですが性能は問題無し。
お金があればおすすめできる。
現行品ではLLサイズはコーリー2だけ。
100L以上のLサイズならまだあります。
3、アジア・ラゲージ MAXBOX MX-8011
アジア・ラゲージの「MAXBOX MX-8011」は優秀。
アジア・ラゲージも日本の大手スーツケースメーカー。
Lサイズのところで紹介した「Oltimo」より全体的に優れるスーツケースです。
持ちやすいハンドル、強度の高い内部構造、2枚の仕切りなど仕様は抜群。
100L、142Lと巨大なサイズがあるのも良い点。
お金に余裕があればMAXBOXの方がおすすめ。
無難なデザインなので家族で使いまわせるだろう。
自分はMサイズ(24W)ですが購入してレビューしています。
解説:アジア・ラゲージ MAXBOX MX-8011 レビュー!評判のスーツケースをプロが検証
・MAXBOX_MX-8011をAmazonで見る 楽天市場で見る
7、(番外)おすすめのスーツケース
キャスターストッパーが無いですが、
おすすめできるスーツケースを紹介します。
シフレ:ZERO GRA ZER2088-66
コスパの良い軽量スーツケース。
日本の大手スーツケースメーカー「シフレ」の軽量特化シリーズ。
軽量スーツケースといえば「ゼログラ」の名前は必ず挙がります。
容量105Lでありながら、重量は3.6kgと超軽量。
3辺の和も154cmと無料機内預け入れOK。
HINOMOTOの静音キャスターを搭載しており、内装も立派。
値段もそう高くないので超軽量スーツケースとしてはコスパが良いです。
キャスターロックを搭載していないのだけが残念。
そのため番外としました。
・シフレ ZEROGRA(ゼログラ) ZER2088 レビュー! 評判のスーツケースをプロが検証
フリクエンター LIEVE
最強の静音性を誇るブランド。
世界一の静音キャスターと言えば「フリクエンター」。
日本の「エンドー鞄」という会社のブランドです。
「LIEVE」はその中で軽量性に特化したシリーズ。
キャスターストッパーはありませんが、それ以外は優秀。
とにかくキャスターが静かで、交換もできるので長持ちします。
容量98L、重量4.4kgと大容量で軽量なのも良い。
ちなみに、自分は旅行だとこれを使っています。
ストッパーは無いですが、静音性が最強すぎるのでつい。
・フリクエンター LIEVE レビュー!評判のスーツケースをプロが検証
サムソナイト:シーライト
超軽量スーツケースの定番中の定番。
アメリカの最大手スーツケースメーカーです。
「シーライト」はその中の世界的ベストセラーシリーズ(前身は「コスモライト)」。
123Lと144Lという大容量タイプがあり、重量は3.1kg、3.6kgと超軽量。
巨大なのに持てばびっくりするほど軽いです。
巨大でとにかく軽いスーツケースが欲しい人はシーライトしかない。
注意点として、どちらも3辺の和が158cmを超えるため、
無料預け入れは不可能です。そのくらい巨大なので要注意。
一つ小さなサイズの94Lタイプは157cmなのでOKです。
キャスターは静音ではなく、キャスターロックも無い。
機能性は良くなく完全に軽量特化です。
値段も高いのでコスパもメチャクチャ悪い。
そのためこちらも番外にしました。
とはいえ、この軽量さは素晴らしい。
軽さを求める人は是非。
解説:サムソナイトの超軽量スーツケースの選び方まとめ(Curv・ロックスキン)
8、まとめ
一週間ならL・LLサイズの軽量なスタンダードタイプがおすすめ。
荷物の出し入れをしたいなら片面開きタイプがおすすめ。
静音キャスター&ストッパーがあると便利。
できるなら着替えを減らす工夫をしてLサイズで行きたい。
お金に余裕があれば現地調達が一番楽。
特に都市に行くならショッピングも楽しめるのでおすすめです。
そんな余裕がないなら、晩御飯前にコインランドリーに入れておくと良い。
食べ終わってから回収してホテルへ。よくやります。
最初にも書きましたが、荷物を詰めると15kg以上になります。
女性は階段を持って上がるのは厳しい重量。
自信がない方はMサイズにして、バックパックを背負うなど工夫してください。
Mサイズの場合は「三泊四日におすすめのスーツケース」を見てください。